西日本鉄道「はかた号」 0001号車【プレミアムシート】乗車記 <2023年秋 ~中国道迂回編~>
目次
最後に
以上、2023年10月に西鉄「はかた号」新型車両【プレミアムシート】(新宿→福岡)に乗車した時の模様をお届けしました。コロナ禍騒動がひとまず収まり、人の動きがコロナ禍前の状況に戻りつつある昨今、ご多分に漏れず利用が戻って来ている「はかた号」の現状を見ることが出来たという点では、今回乗車出来て良かったかなぁと思います。
特に今年になってからは、個室型プレミアムシートを中心に「はかた号」の予約が取りにくい状況が続いており、予約後に決済・乗車することなく一般のお客様のご予約を阻害する迷惑行為も頻発していたということで、2023年8月1日付(同年10月1日乗車分以降の予約)で乗車券の購入期限を変更しています。
⇒ 『福岡~東京線(はかた号)における迷惑予約者対策について』(西鉄公式サイト)
この様な迷惑行為は、いち利用者の立場として困るので絶対にやめていただきたいところですが、それだけ利用が戻って来ていることの証左ともいえるかもしれません。
そして、先述の通り、今回の「はかた号」乗車は、今までとはひと味違った乗車となりました。
私自身、これまで「はかた号」に乗車する場合は、進行方向左側(出入口側)の座席を指定していたのですが、今回は進行方向右側(運転席側)の座席を指定して乗車。
これが、結果として"大正解"となりました。
何が大正解だったのか・・・
それは、進行方向左側(出入口側)での車窓では味わえない、素晴らしい車窓が楽しめたということです。
夜の御殿場から沼津にかけての街の灯りに、朝の中国道・山陽道山側の街並み、関門橋、北九州都市高速道路から眺める八幡の街並み、そして福岡都市高速道路から眺める博多港の風景など・・・これまでの固定概念が覆る程でした。
空席状況にもよりますし、朝の山陽道からの瀬戸内の風景も素晴らしいのはいうまでもありませんが、こと東京新宿発の「はかた号」に乗車するのであれば、むしろ進行方向右側(運転席側)の方がお勧めかもしれません。
晴れている時の朝の中国道から関門橋、九州福岡にかけての車窓は、是非一度見ておくことをお勧めしたいですね。
もちろん、個室感覚でくつろげる「プレミアムシート」の快適さは、何度乗っても飽きることはありません。
今回の「はかた号」の旅も、過ぎてゆく時間があっという間に感じた、充実したバス旅でございました。
一方で、今回の「はかた号」乗車でひとつ思ったこともあったのですが・・・これについては稿を改めて書く予定でおります。
そろそろ、「3列独立ビジネスシート」のレビュー記事も再度アップしなければとも考えておりますが、実は2023年の年末に乗車する計画を立てておりまして、その時に改めて「3列独立ビジネスシート」をじっくり見る予定ですので、どうかお待ちいただけると幸いです。
なお、これまでにご紹介した「はかた号」の乗車記は、こちら
に書いていますので、宜しければ併せてご参考に。
「キング」の名にふさわしい日本最長クラスの夜行高速バス「はかた号」。
機会がありましたら、是非一度乗車されてみることをお勧めします。
【乗車データ】
- 乗車日:2023/10/13
- 乗車区間:
バスタ新宿(新宿高速バスターミナル)→博多バスターミナル - 運行会社:西日本鉄道
- 車両:三菱/エアロクイーン(2TG-MS06GP)
- 年式:2020年式
- 所属:博多自動車営業所
- 社番:0001
【お知らせ】
「はかた号」ビジネスシートのご予約・ご購入はこちらのサイトでも受け付けています。
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