防長交通「福岡・防府・周南ライナー」3列夜行車 乗車記【札幌~博多間 日本縦断 高速バスだけの旅 北上編】

昼行高速バス,高速バス乗車記

札幌~博多間を高速バスだけで縦断しようという旅企画『札幌~博多間 日本縦断 高速バスだけの旅』の続きです。

九州島内の高速バスで旅する『九州番外編』も無事に完結。

西鉄「フェニックス号」 9907

南国交通「ランタン号」 1215

西鉄「島原号」 9719

楽しかった思い出を胸に、札幌へ戻ります。

『札幌~博多間 日本縦断 高速バスだけの旅 北上編』の1日目です。

土日祝日限定運行の3列夜行車で徳山へ・・・

北上編(博多→札幌)のトップバッターを飾ったのは、防長交通の福岡~防府・徳山・下松間高速バス「福岡・防府・周南ライナー」です。

「福岡・防府・周南ライナー」については、以前にこのブログでも取り上げました。(写真はイメージです。)

防長交通「福岡・防府・周南ライナー」 1031 吉志PAにて


現在は、平日2往復、土休日4往復体制で運行しており、車両は原則としてトイレ付き4列シート車が充てられるのですが、実は、土休日に運行される1往復において、3列独立シート夜行高速仕様車の運用が復活したのです。

運用に入る車両はこちら。
防長交通「福岡・防府・周南ライナー」 1033

防長交通「福岡・防府・周南ライナー」 1033 正面
防長交通周南営業所所属1033号車(いすゞガーラHD PKG-RU1ESAJ)です。

この車両の経歴は少し複雑でして、元々は新常磐交通「シーガル号」(浪江・いわき・日立~京都・大阪、現在は廃止)の専用車として活躍していましたが、同社の運行撤退に伴い、近鉄バスへ移籍します。
近鉄バスへ移籍後も、暫くは「シーガル号」で活躍しますが、やがて防長交通へ移籍し、萩営業所をベースに「カルスト号」(萩・山口・徳山~神戸・大阪・京都)など、同社の夜行高速路線で活躍します。
ところが、同営業所に夜行用車両(元近鉄バスの車両)が追加投入されたことにより、萩営業所から周南営業所へ転属、現在に至ります。

「福岡・防府・周南ライナー」への投入を前提としているため、転属に際しては、外観の「HAGI」のロゴが削除された他、運賃箱、運賃表が追加設置されています。

気になる「福岡・防府・周南ライナー」の車内とは?

やって来たのは、ご存知博多バスターミナルです。
「福岡・防府・周南ライナー」は、こちらから発車。
福岡市内ののりばは、こちらの博多バスターミナルのみとなっています。
博多バスターミナル

バスは、19時45分に博多バスターミナル3階35番のりばに入線。
乗車改札を受け、車内に入ります。

先述の通り、車内は3列独立シートの夜行高速仕様。
客席定員は28名となっています。
トイレは、車内中央部の階段を下りた突き当たりに設置されています。
防長交通「福岡・防府・周南ライナー」 1033 車内

シートは、天龍工業製の標準的な夜行高速用シートを採用。
フットレスト、レッグレストの他、コンセントを完備しています。
防長交通「福岡・防府・周南ライナー」 1033 シート

防長交通「福岡・防府・周南ライナー」 1033 フットレスト・レッグレスト

前席シート背面には、降車ボタンが新設されました。
元々この車両には降車ボタンが設置されておらず、「福岡・防府・周南ライナー」への投入に際して設置された様です。
防長交通「福岡・防府・周南ライナー」 1033 降車ボタン

その他、写真はありませんが、車内ではWi-fiサービスを実施していました。

尚、「福岡・防府・周南ライナー」への転用に伴い、通路カーテンは撤去されています。

と、ひと通り紹介しましたが、所要時間3時間台の路線でこの車内設備は、はっきりいって十分過ぎるといっても良いのではないでしょうか。

途中休憩は2回、飲食物の購入は?

19時50分 博多バスターミナル発車

予約済みの乗客が全員揃ったところで、バスは19時50分定刻に博多バスターミナルを発車します。
呉服町ランプから福岡都市高速道路に入り、福岡インターまで走行後、九州自動車道へ。
山口県へ向けて、夜のハイウェイをひた走ります。


20時45分~20時55分 吉志パーキングエリアにて開放休憩

このバスの途中開放休憩は2回実施されます。
1回目の休憩場所は、九州自動車道吉志パーキングエリア
こちらでは、10分間停車しました。

九州自動車道 吉志パーキングエリア

売店やスナックコーナーなどを完備する、比較的設備が整ったパーキングエリアなのですが、この時間にもなると、売店やスナックコーナーは営業を終了しており、買い物が出来ません。(但し、自動販売機は稼働。)
飲食物やお土産の購入は、乗車前に済ませておきましょう。


バスも、しばしのひと休みです。

防長交通「福岡・防府・周南ライナー」 1033 吉志パーキングエリアにて_01

防長交通「福岡・防府・周南ライナー」 1033 吉志パーキングエリアにて_02

防長交通「福岡・防府・周南ライナー」 1033 吉志パーキングエリアにて_03

防長交通「福岡・防府・周南ライナー」 1033 吉志パーキングエリアにて_04

22時38分~22時48分 道の駅ソレーネ周南到着&開放休憩

21時06分、関門橋を通過したバスは、中国自動車道を東へ。
最初の降車停留所である美祢インターに停車し、さらに東へ進んだところで、山口ジャンクションからは、進路を山陽自動車道に変え、周南方面へ向かいます。

22時07分、防府西インターを流出。
ここで高速道路とはお別れし、ここから先は一般道をひた走ります。
千日町、防府駅前、西国衙、牟礼で降車扱いのために停車し、22時38分にバスは道の駅ソレーネ周南に到着します。
こちらでは、降車扱いと2回目の開放休憩のために10分間停車しました。
外は真っ暗ですが、トイレや自販機などを完備した道の駅となっており、気分転換には良いタイミングでの停車となりました。

防長交通「福岡・防府・周南ライナー」 1033 道の駅ソレーネ周南にて

23時07分 徳山駅前到着

その後、バスは戸田駅前、福川駅入口で降車扱いのために停車し、周南地区最大のターミナル駅である徳山駅前には、定刻よりも若干早い23時07分に到着しました。

JR徳山駅

終点は下松市役所前ですが、宿泊場所の関係でバスとはこちらでお別れ。
私を含めた多くの乗客を降ろしたバスは、終点へ向けて走り去って行ったのでありました。

以前の記事にも書きましたが、福岡~徳山駅前間の所要時間は約3時間。
経年車の運用とはいえ、3時間程の高速バスで3列独立シートの身を委ねてゆったり移動出来るという点で、この便は「乗り得の便」そのものであるといえましょう。

「福岡・防府・周南ライナー」の3列シート運行便は、土日祝日限定で運行される1往復のみ(下松市役所前11時51分発・徳山駅前12時15分発と博多バスターミナル19時40分発※)となっています。
もし機会があれば、是非一度乗車されてみてはいかかでしょうか。

(※)2020(令和2)年3月14日のダイヤ改正で、博多バスターミナル発の時刻が取材当時と変わっておりますので、ご利用の際はご注意願います。



【乗車データ】 
  • 乗車日:2020/02/23
  • 乗車区間:
    博多バスターミナル→徳山駅前
  • 運行会社:防長交通
  • 車両:いすゞ/ガーラHD(PKG-RU1ESAJ)
  • 年式:2008年式
  • 所属:周南営業所
  • 社番:1033

【お知らせ】
「福岡・防府・周南ライナー」のご予約・ご購入はこちらのサイトでも受け付けています。


次回予告

徳山で寝坊し焦る朝。
出だしにつまづくも、何とかゴールへ向けて進もうとする私。
そして、ついに念願の(?)初訪問の地に降り立つ!
果たして、その場所とは・・・

次回

「初訪問の地」

お楽しみに。

広島電鉄「いさりび号」 1528


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