PR

2025年もありがとうございました。

スポンサーリンク
2025年大晦日用記事 アイキャッチ用_01 960
スポンサーリンク

2025年をふり返って

皆様におかれましては、今年1年間、このブログをご愛顧いただきまして、ありがとうございました。

時刻は2025(令和5)年12月31日の12時00分。
新年まで残り12時間00分となりました。

今年も昨年に引き続き大晦日・元旦関係なく仕事。
なので、年末年始は札幌に居ることになります。

  • 激変する世界情勢
  • 高市政権樹立とその中で日本政府が取る立ち位置
  • 将来に対する期待と不安

今年2025年秋に高市政権が誕生し、日中関係の問題がくすぶっている最中、「昨年に続く不安」と同時に「ひと筋の期待を持てる年」になった2025年ではないのか・・と感じるところです。

一方で、交通業界においては、昨年同様に「衰退」「見直し」に象徴される1年ではないかと思う次第でして、

  • 相次ぐ減便、廃止による公共交通への不安・不満の増大
  • 相変わらず本気度を感じない国・自治体の公共交通に対する姿勢・支援
  • (各方面努力はしているものの)解決の見通しが立たない人材不足

などなど、書くとキリがないので省略しますが、今年もネガティブな話題が例年以上に多かった気がします。

昨年の年末にも同じことを書きましたが、公共交通を取りまく諸問題、未だに

「国がどうにかすべき問題」

といっている自治体が少なくありません。
一部の自治体では目を覚まし、公共交通問題に真剣に取り組むところも出てきてはいますが、「国がどうにかすべき問題」といっている自治体がまだあるのもこれまた事実。
確かに、国の積極的なバックアップも必要ではありますが、そんな呑気なことをいっていられる状況ではないのでは?思います。

「自分のところの地域公共交通を今後どうするのか?」

他人事と思っている地方自治体は、今すぐにでも議論を開始し、結論を出して、すぐにでも実行に移して欲しい・・・と願わずにいられません。

そして、事業者側においても、運賃値上げをお願いする以上は、人材確保・サービス改善にその値上げ分の費用をきちんと充てて欲しいといち利用者として改めてお願いしたいです

スポンサーリンク

2026年の高速バスはどうなるのか・・・

一方で、私のテリトリーである高速バス関連も、2024年に引き続き、人材不足を理由で休廃止する動きが目立ちました。

2024年5月以降に新規開業、休廃止、リニューアルした夜行バス
【2024年5月以降に新規開業、休廃止、リニューアルした夜行バス】(筆者発刊「夜行バス時刻表 2026年冬号」より転載)

あくまで私調べですが、夜行高速バスに限っていいますと、2024年5月以降に休廃止された夜行高速路線は8路線。
コロナ禍による需要減少という理由もありますが、改正「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」の施行で、かつてはドル箱ともいわれた長距離夜行路線が、乗務員確保が難しくなったことを理由に路線を休廃止する、もしくは繁忙期に限定しての運行に切り替えるという動きが目立った印象を受けます。

コロナ禍から長期運休中の路線も30路線近くあり、これらの路線の動向も気になるところです。

2024年5月以降に新規開業、休廃止、リニューアルした夜行バス
【長期運休中の夜行バス】(2025年12月1日現在 筆者発刊「夜行バス時刻表 2026年冬号」より転載)

果たして、来年はどうなるのか・・・。

高速バス(とりわけ長距離夜行路線)については、人材不足解消の見通しが立たない中、昨年と同様に閑繁の差が大きい路線や利用客の少ない路線を中心に路線の休廃止が更に進むのでは?と見ています。

一方で、首都圏~富士五湖間や首都圏~草津温泉間、首都圏~三井アウトレットパーク木更津、御殿場プレミアムアウトレット間など、大都市と近場の観光地を結ぶ路線では引き続き活況を呈している他、昨年から今年にかけて顕著であった大都市圏の宿泊費高騰の影響で長距離夜行路線が見直される動きもあり、琴平バス「北陸~四国線」の様にかつて他事業者が運行していた区間への再参入をめざす事例も出てきています。

人材不足の度合いが事業者によって差があることから一概にいはいえませんが、比較的人材確保が出来ている事業者については、新路線の開設や増便といった積極的施策を打つところも今年同様に出てくるかもしれません。

そして、来年2026年も長距離高速路線を中心に「ダイナミックプライシング」「高速バス乗車券の取消手数料の複雑化」「変動手数料の導入」が更に進むのではと思っています。

これら施策はいうまでもなく、事業者側の利益最大化施策のひとつ。
利用者にとっては不便になるものですが、「1席でも空席を埋めたい」「キャンセル時のリスクを少しでも抑えたい」事業者にとっては有効な手段のひとつでもあります。
「決済済み高速バス乗車券の直前キャンセルはリスクになることもありうる」という考えた方がより広まるのではないでしょうか。

色々と書きましたが、来年2026年は、今年以上の明るい話題が次々と出てくることを是非とも期待したいです。

スポンサーリンク

高速バスの乗車回数50回弱の2025年

私自身の2025年を振り返ると、仕事面での環境がさらに変わったということもあってか、高速バスの乗車回数は49回
昨年2024年とほぼ同じ乗車回数でした。
2024年とほぼ同じ乗車回数を維持できたとはいえ、それでも全盛期と比較すると20回ほど少ない回数。
本心はもっと乗車したいところですが、私自身の体調の問題や(特に仕事面における)取り巻く環境を考えると、現時点ではこれが限界なのかもしれません。

執筆活動も、今年は別の仕事の関係でままならない状態でしたが、それでも同人誌「夜行バス時刻表シリーズ」を1冊発刊することが出来たのは良かったと思っています。(現在、発送準備を行っております。ご予約された方は到着までもうしばらくお待ちください。)

2024年5月以降に新規開業、休廃止、リニューアルした夜行バス
「夜行バス時刻表 2026年冬号」表紙

私にとっての今年2025年一番のトピックは、5月に参加した長電バス「エアロキングまつり」でしょうか。
JRバス関東が所有していた三菱エアロキングを長電バスが譲り受け、長野駅~スノーモンキーパーク間の急行路線バスに投入されたことと、長電バス営業開始30周年を記念して企画されたバスイベントで、私はイベントと同時に企画された特攻ツアーにも参加。
日帰りのバスツアーでしたが、名車「三菱エアロキング」を思う存分に堪能出来た、思い出深い1日となりました。

長電バス エアロキングまつり 三菱エアロキング 2093_202505_01
長電バス エアロキングまつり_13 エアロキング3台の共演02_202505_02
スポンサーリンク

2026年の目標

来年2026年の目標ですが、

マイペースで着実に

にしました。

昨年同様、体調がいまいち思わしくないということもあり、来年2026年も「マイペース」でかつ「少しスローペース」で動こうかなぁと思っています。
それでも、1路線でも多くの高速バスに乗車することは引き続きやっていきますし、原稿執筆の案件の真摯な対応も従来通りに行っていきます。
現在は更新休止中のYoutube活動も少しずつやっていきたいと考えています。

とはいえ、まだまだ「見たいもの」「やりたいこと」はまだありますし、これまで通りに直接現地へ行って「見る」「感じる」機会を増やすこともやっていきたいです。

最後になりますが、皆様におかれましては今年1年間お世話になりました。
来年2026年も引き続きこのブログをご愛顧いただきますよう、宜しくお願い申し上げます。

それでは皆様、良いお年をお迎えください!!

2025年 大晦日 今年乗った乗りもの達
2025年に乗車した主な乗りもの
2025年12月31日
須田 浩司(ひろしプロジェクト)

応援して頂けると嬉しいです。
↓  ↓  ↓  ↓

その他ランキング
にほんブログ村 その他趣味ブログ バス(車)へ
にほんブログ村

error: このコンテンツのコピーは禁止されています。
タイトルとURLをコピーしました