ちょっとした長旅に出ておりました【札幌~博多間 日本縦断 高速バスだけの旅】
いうまでもありませんが、中国武漢にて発症した新型コロナウィルスの影響が各方面に出ております。
街中を歩きましたが、人通りはすっかり消え、交通機関を利用する人もめっきり減っております。
今後が非常に心配ですが、まずは一刻でも早くこの騒ぎが収まり、気軽にお出かけできる日が戻ってくることを切望するのみです。
そんな中、私は、騒ぎが本格化する直前に、とある旅に出ておりました。
既にSNSなどで書き込みをしていましたので、ご存知の方も多いかと思います。
どんな旅に出ていたかといいますと、
『札幌~博多間 日本縦断 高速バスだけの旅』
はい、文字通り、札幌~博多間を高速バスだけで日本縦断してしまおうという旅です。
ですが、高速バスで日本縦断するだけでは面白くないと考え、今回は
「南下編」(札幌→博多)
「北上編」(博多→札幌)
の両方をやってみよう!ということで、敢行いたしました。
いったい、どの様なルートで日本縦断をしたのでしょうか・・・。
『札幌~博多間 日本縦断 高速バスだけの旅』のルール
今回の旅を敢行するにあたり、ルールを決めました。【『札幌~博多間 日本縦断 高速バスだけの旅』のルール】
- 利用する交通機関は、原則として高速バスのみ。
高速バスであれば、何回利用してもOK。
夜行、昼行の種別も問わない。 - 札幌を出発して10日(240時間)以内に札幌に戻って来なければならない。
- 北海道~東北間は陸続きでないため、「南下編」「北上編」それぞれ1回に限り、以下の区間の鉄道及びフェリーの利用を可能とする。
【鉄道利用可能区間】
JR函館本線 函館~新函館北斗間
JR北海道新幹線 新函館北斗~新青森間
JR奥羽本線 青森~弘前間
青い森鉄道 八戸~青森間
【フェリー利用可能区間】
苫小牧~八戸
室蘭~八戸・宮古
苫小牧~仙台
函館~青森・大間
函館~青森
苫小牧東港~秋田 - 鉄道、タクシー、一般路線バスの利用は原則不可。
ただし、以下の区間は利用可能とする。
東京都内、関西圏内(京都・大阪・兵庫・和歌山)の移動のための鉄道利用
フェリーターミナル~駅間の路線バスおよびタクシー利用 - 行程は必ずしも一方方向でなくても良い。(逆に戻ることも可能。)
- リムジンバスの利用は可能。
ただし、高速道路およびその類(自動車専用道路、有料道路)を経由するものに限る。
南下編のルート
1日目(2020/2/18)
初日1日目は、いきなり夜行バスからのスタート。
北海道中央バス「高速はこだて号」夜行便で札幌から函館まで移動しました。(写真はイメージです。)
2日目(2020/2/19)
2日目は、一気に東京まで移動します。
まずは、JR函館本線「はこだてライナー」と北海道新幹線「はやぶさ10号」(H5系)、JR奥羽本線普通列車を乗り継いで、弘前まで移動。
そして、弘前からは、弘南バスの日本最長昼行高速バス「スカイ号」で東京上野まで移動します。
南下するにつれ、変わりゆく景色が素晴らしかったですね。
3日目(2020/2/20)
3日目は、日中時間帯に東京都内で所用を済ませたり、写真のバス(京王バス東最後のセレガR-FS)の乗車のために木更津へ行ったりしていました。
そして、夜になって移動の時間。
こちらのバスで、一気に福岡博多へゴールです。
ご存知「キング・オブ・夜行バス」こと、西日本鉄道「はかた号」です。(写真はイメージです。)
今回は、運良く「プレミアムシート」を確保。
プレミアムシートでゆったり快適に移動します。
定刻よりも20分程遅れましたが、翌日の昼前に博多バスターミナルに到着。
南下編は完遂しました。
「WEB SUNQパス」で乗りバスを楽しんだ九州番外編(2020/2/21~2/23)
九州到着後は、番外編として数日間滞在。西日本鉄道「スーパーフェニックス号」で「ブルートレインたらぎ」へ行ったり、2020(令和2)年3月末をもって運行を終了する高速バス「ランタン号」(南国交通便)に乗車したりと、「WEB SUNQパス」を駆使して乗りバスを楽しんでおりました。
北上編のルート
6日目(2020/2/23)
北上編のスタートを飾ったのは、防長交通「福岡・防府・周南ライナー」。
土日祝限定の3列シート車運行便で周南市(徳山)まで移動し、この日は徳山で宿泊となりました。
7日目(2020/2/24)
盛大な起床事故をやらかしてしまい、予定していた行程を急遽変更。
この日は、防長交通「山口・防府・徳山~広島線」で広島バスセンターへ移動後、広島電鉄「いさりび号」(広島~浜田)で浜田駅へ移動します。
宿泊ホテルを益田にしたため、勝手なルール変更(?)でJR山陰本線を利用。
JR快速「アクアライナー」で益田へ移動し、益田駅すぐ近くのホテルにチェックインしました。
8日目(2020/2/25)
この日は、一気に東京まで移動することにしました。
まずは、益田から中国JRバス「浜田道エクスプレス」に乗車し大阪へ。
西日本地区最長昼行高速路線であるこの路線に以前から乗車してみたいと思っていただけに、ようやく念願が叶いました。
大阪からは、JR特急「はまかぜ5号」でいったん姫路へ移動します。
そして、姫路からは京王バス東の新宿神戸姫路線「プリンセスロード」でバスタ新宿へ。
約2年ぶりの乗車でしたが、快適な車内でぐっすりと睡眠。
目覚めると、バスは首都圏に入っておりました。
バスは30分程遅れましたが、無事にバスタ新宿に到着しました。
9日目(2020/2/26)
この日は、東京都内にて終日所用や実見があったのでテキパキと済ませ、バスタ新宿から岩手県北自動車南部支社「MEX青森」で一気に青森へ移動します。
こちらバスも一度乗車してみたいと思っていた路線で、ようやく願いが叶いましたが、想像以上の快適さでぐっすりと眠ることが出来ました。
それにしてもこのバス、平日にもかかわらず満席とは・・・正直驚きました。
10日目(2020/2/27)
北上編最終日のこの日は、青森港から津輕海峡フェリー「ブルーハピネス」で函館へ移動。(写真はイメージです。)
函館市内で遅い昼食を済ませ、函館からは北都交通「高速はこだて号」昼行便に乗車。
5時間後の22時前、バスは無事に札幌に到着しました。
こうして、約10日間に渡る「札幌~博多間 日本縦断 高速バスだけの旅」は、無事に幕を閉じたのでありました。
今後の記事で詳しく紹介します!
というわけで、「札幌~博多間 日本縦断 高速バスだけの旅」のルートについて簡単にご紹介させていただきました。今後、今回ご紹介した高速バスについて、車内の様子や運行ルートなどを含め、このブログで詳しく紹介する予定ですので、どうかお楽しみに。
昨今、新型コロナウィルスの影響で、外出自粛など様々な方面で広がっております。
今が一番大事な時であるだけに、おいそれ遠出する・・・というわけにはいきませんが、今後ご紹介する記事をご覧いただき、旅行気分を味わうことで少しでも疲弊した気持ちが和らぐといいなぁ・・・と切に願うばかりです。
応援して頂けると嬉しいです。
↓ ↓ ↓ ↓
その他ランキング
にほんブログ村