そんな疑問に答えるべく、2026年1月、記録的な大雪直後の「はかた号」プレミアムシートに乗車してきました。本記事では、現行車両(0001号車)の個室設備から、ワイヤレス充電の使い勝手、さらには右側座席・左側座席どちらを選ぶべきかまで、1,000kmの旅を徹底レポートします。
「キング・オブ・夜行バス」こと西日本鉄道(本社:福岡市、以下:西鉄)の東京新宿~北九州・福岡間夜行高速バス「はかた号」。
東京~福岡間の運行距離は1,000kmを超え、国内最長クラス夜行高速バスとして多くの方に知られています。
福岡市内を走行する西鉄「はかた号」0001号車
コロナ禍騒動以降、利用客数が回復基調にある夜行高速バス「はかた号」は、特に個室型シート「プレミアムシート」の予約率が高く、閑散期でも満席になることが珍しくない人気路線でもあります。
閑散期でも人気の西鉄「はかた号」個室型プレミアムシート
このブログでは、何度か「はかた号」の乗車記を紹介しておりますが・・・・
▶2023年秋に乗車した西日本鉄道「はかた号」(東京~福岡) 0001号車【プレミアムシート】の乗車記はこちら
▶2022年春に乗車した西日本鉄道「はかた号」(東京~福岡) 0001号車【ビジネスシート】の乗車記はこちら
博多バスターミナルに到着する「はかた号」0001号車
実は先日、またまた「はかた号」のプレミアムシートに乗車してきました。
乗車日は、2026年01月25日。
そう、あの記録的な大雪の翌日のことでした。
大雪の影響で「はかた号」は乗車日の前日と前々日が運休。
この日も、雪の降り方次第では運休になる可能性もあっただけに、夕方になっても運休を知らせるショートメールが来ないことにひと安心した筆者は、所用を済ませてバスタ新宿(新宿高速バスターミナル)へ向かったのでありました。
果たして、今回はどんな道中であったのか・・・出来るだけ詳しくご紹介します。
【基本情報】夜行高速バス「はかた号」の運行区間・所要時間・運賃まとめ
まずは、今回利用した路線の基本情報から。
- 路線名:はかた号
- 運行会社:西日本鉄道
- 運行区間:バスタ新宿(新宿高速バスターミナル) ~博多バスターミナル
- 所要時間:14時間17分(所定)
- 運賃:
●WEB運賃(ダイナミックプライシング制、運賃はこちら)▶
【個室型プレミアムシート】
大人片道 18,000円~25,000円(~2026/03/31)
大人片道 19,800円~25,000円(2026/04/01~)
【3列独立ビジネスシート】
大人片道 9,000円~20,000円
●窓口・電話予約・車内精算時運賃▶
【個室型プレミアムシート】
大人片道 25,000円
【3列独立ビジネスシート】
大人片道 20,000円 - 運行本数:1日1往復運行
後程説明しますが、シートは個室型プレミアムシートと3列独立ビジネスシートの2クラス制。特に個室型プレミアムシートの人気は高く、平日でも満席になることも少なくありません。
【比較】東京~福岡の移動手段|新幹線・飛行機・夜行バスどれが安い?
| 移動手段 | 運賃(片道) | 所要時間 | シートタイプ |
|---|---|---|---|
| 夜行高速バス「はかた号」 | 最安9,000円~25,000円 | 14時間17分~14時間39分 | 2列個室型シート/3列独立シート |
| JR東海道・山陽新幹線「のぞみ」 | 23,150円 ※普通車指定席 |
約5時間 | 2+2列シート(グリーン車)、3+2列シート(普通車) |
| 飛行機 | 最安7,000円前後~ | 約2時間 | 2+2列シート、3+3列シート など(LCCを含む。機種によって異なります。) |
※飛行機はクレジットカード決済時料金です。
※最新の料金・販売有無は、こちらから予約画面に進み、別途ご確認ください。
東京と北九州・福岡をダイレクトに結ぶこの路線は、JR新幹線と比較しても運賃が安くに抑えられる他、夜行バスは寝ながら移動出来るため、コスパ重視派の方にも人気があります。
新幹線や飛行機よりも寝ながら移動出来、宿泊費を1泊分節約出来るのが、夜行バス最大のメリットです。
バスタ新宿から福岡へ! 「はかた号」ののりば・入線時間・乗車手順
ということで、夕方の所用を済ませて日本最大級の高速バスターミナル「バスタ新宿(新宿高速バスターミナル)」に戻って来ました。
新宿を行き交う人々の数もコロナ禍前にすっかり戻り、最近はインバウンドの観光客を中心に外国人の姿が増えた印象を受けます。
「はかた号」は、バスタ新宿D10のりばから発車します。
20時30分過ぎ、バスタ新宿D10のりばへ向かいます。
いつもは発車時刻(21時00分)の10分~15分前に入線して改札が始まることが多い「はかた号」ですが、この日はすでにバスがのりばに入線していました。
20時50分、乗車改札が始まります。
乗務員にスマホ乗車券を提示し、スーツケースをトランクに預け、車内に入ります。
【個室夜行バス】「はかた号」現行車両(0001号車)の車両と車内設備を徹底レビュー
過去の乗車記でもご紹介していますが、ここで、西鉄「はかた号」の現行車両を改めてご紹介します。
今回乗車した車両はこちらです。
西日本鉄道博多自動車営業所所属の0001号車(三菱エアロクイーン 2TG-MS06GP)です。
2020年7月1日に運行を開始した最新車両で、パールホワイトメタリックの車体に「Line connecting Hakata with Tokyo」のロゴが入った「はかた号」専用カラーの外観は変わりませんが、フロントマスクが2019年モデル(いわゆる「令和顔」)に変更されたことにより、より精悍になった印象を受けます。
車内は、前方4席が個室タイプの「プレミアムシート」、後方19席(うち予備席1席を含む)が3列独立の「ビジネスシート」となっています。
シート配列は、2014年にデビューした先代の「はかた号」専用車(現在は予備車)を踏襲していますが、実際に車内に入ってみると、雰囲気が大きく異なります。
まさに動くホテル!? 「はかた号」プレミアムシートの豪華装備と座席スペック
まずは、今回お世話になる「プレミアムシート」から。
これまで、進行方向左側座席(A席)を選択することが多かったのですが、今回は運転席側の「2B席」を選択しました。
シートは、先代の専用車と同様にマジカルテクニカ製バス用シートを採用。
新型シート「A388」シリーズの特注版となっています。
シートスペックは、シート座面幅約56cm、背もたれ幅約69cm、最大リクライニング角度150度、シートピッチ135cm。
ゆったりとした座り心地が特長のプレミアムシートですが、先代のプレミアムシートと比較すると、座面幅が約6cm、背もたれが約19cm拡大されており、座り心地にも改良が施されています。
また、シート色が変更された他、無駄なスペースの排除、木目調パネルの多用により、より落ち着いた雰囲気になっています。
座席周りはパーテーションとカーテンで区切られており、周りを気にせずに休むことが出来ます。
シート操作は全て電動式。
シートの機能も先代のプレミアムシートを踏襲しており、リクライニング・オットマンの角度調整はもとより、シートヒーター・マッサージ機能・座面送風機能を搭載しています。
窓側肘掛け前方には、蓋付きダストボックスとドリンクホルダー、ワイヤレス式の携帯充電器が設置されています。
先述の通り、USBポートの設置場所が通路側肘掛け前方に変更されたことで、ドリンクホルダーに飲み物を置いた際に充電ケーブルが干渉するといった不具合が解消されました。
蓋付きダストボックスは容量が小さいので、あくまで緊急用と考えた方が良いでしょう。
車内美化のためにも、ごみ類はサービスエリアやバスターミナルなどで捨てましょう。
なお、ワイヤレス式の携帯充電器は、対応機種のみ使用可能となっていますので、対応しているか否かを事前に確認しておきましょう。
個室内の照明は、先代の白熱灯からLED方式に改められています。
また、個室専用空気清浄機は、照明の横に取り付けられています。
先代のプレミアムシートでは設置されていなかった足置き台が、現行のプレミアムシートでは設置されています。
シートポケットは個室前方と通路側内壁の2箇所に設置。
各種リーフレットとエチケット袋、紙スリッパが入っています。
シートテーブルは、これまでの約2倍の広さになりました。
ただ、テーブルの構造上、蝶番の部分の耐久性が気になるところです。
通路側の肘掛け下には、モバイル充電用USBポートを2口完備しています。
プレミアムシートの側窓カーテンは、ロール式になっています。
カーテンレールも設置している他、ロール部も木目パネルで隠すなど、しっかりとした造りになっています。
プレミアムシート利用者に配布されるアメニティと飲み物です。
めぐりズム(使い捨てホットアイマスク)とパウダーシート、紙パック式の冷たいお茶が提供されます。
一方で廃止された設備やサービスも。
先代のプレミアムシートで提供していた「iPad」の貸し出しサービスは、盗難や破損などの恐れがあることから、サービス自体が廃止されました。
また、読書灯については、先代の(座席横に取り付けている)方式が破損しやすかったことから、従来の方式(座席上部から照らす方式)に変更されている他、モバイル充電も先述のUSBポートが設置された代わりにコンセントが廃止されています。
【スペック表】個室型プレミアムシートの座席幅・リクライニング角度
| 項目 | スペック詳細 |
|---|---|
| 座席幅(座面/背もたれ) | 約56cm/約69cm |
| リクライニング角度 | 最大150度 |
| シートピッチ(前後間隔) | 135cm |
| 主な機能 | 3点式シートベルト、電動マッサージ、シートヒーター、座面送風、ワイヤレス充電 など |
| 運賃 | 18,000円~25,000円(~2026/03/31)/19,800円~25,000円(2026/04/01~) ※WEB運賃 |
まさしく「動くネットカフェ」「動く個室」の名にふさわしいプレミアムシートは、1,000km超の移動でも翌日に疲れが残りにくい環境です。
コスパ最強? 3列独立ビジネスシートの快適性とアメニティ
続いては、車内後方の「ビジネスシート」です。
ビジネスシートは、車内後方部に19席(予備席1席を含む)設置されています。
先代のビジネスシートは、プレミアムシートと同様のマジカルテクニカ製を採用していましたが、現行車両では天龍工業製の特注シートが採用されています。
シートスペックは、シート幅約46cm、最大リクライニング角度約143度、シートピッチ約95cmと、先代のビジネスシートとスペックはほぼ同じですが、ダブルクッションを採用するなどの改良が施されています。
3点式シートベルトを全席に採用するなど、安全・安心を売りにしているのも特長です。
もちろん、足置き台(フットレスト)、レッグレストも完備。
足置き台(フットレスト)は奥行きが空洞になっており、ゆったりと脚を伸ばすことができます。
シートポケットは座席前の背面に設置。
各種リーフレットとエチケット袋、紙スリッパが入っています。
シートポケットの上部には読書灯が設置されています。
ビジネスシートにも、モバイル充電用USBポートを設置。
肘掛け下に1口設置しています。
ビジネスシート利用者に配布されるアメニティと飲み物です。
めぐりズム(使い捨てホットアイマスク)と紙パック式の冷たいお茶が提供されます。
なお、3列ビジネスシートにも全席にプライベートカーテンが装備されており、周りを気にせずに休むことが出来ます。
「それなりに安く、周りを気にせず快適に移動したい」という方にはお勧めのシートといえましょう。
尚、「はかた号」ビジネスシートについては、過去記事で詳しく紹介していますので、下記の記事も併せてお読みいただけると幸いです。
【スペック表】3列独立ビジネスシートの座席幅・リクライニング角度
| 項目 | スペック詳細 |
|---|---|
| 座席幅 | 約46cm |
| リクライニング角度 | 最大約143度 |
| シートピッチ(前後間隔) | 約95cm |
| 主な機能 | 3点式シートベルト、ダブルクッションシート、充電用USBポート、フェイスカーテン など |
| 運賃 | 9,000円~20,000円 ※WEB運賃 |
プレミアムシートと比較すると、座席幅は少々狭いですが、3点式シートベルトやダブルクッションの採用により、長距離でも安定した眠りを提供してくれます。
トイレ・無料Wi-Fi・安全装置(EDSS)など 「はかた号」の共通設備
トイレは、車内中央部の階段を下りた突き当たりにあります。
この車両に限ったことではありませんが、あくまで非常用と考えた方が良いかもしれません。
無料Wi-fi「Kyushu Bus Network Free Wi-fi」も完備。
1回の接続時間は最大720分となっています。
トランクに荷物を預けると、乗務員から写真の引換券が渡されます。
降車時の荷物受け取りの際に必要ですので、無くさない様にしましょう。
細かなところでは、この様な工夫も。
写真は、シートベルトのバックルですが、シートベルト非着用時にバックルのLEDランプが点滅する様になっています。(写真はイメージです。)
安全対策も強化されており、EDSS(ドライバー異常時対応システム)を搭載。
車内の車両停止スイッチは、プレミアムシート1A・1B席の外壁上部に取り付けられています。(写真はイメージです。)
また、この車両には、左折時の巻き込みを防ぐ機能(アクティブサイドガードアシスト)や、タイヤの異常を検知するTPMS(タイヤプレッシャーマネジメントシステム)を導入。
これらの装置の一部は、通信型ドライブレコーダーと連動しており、運行管理者がリアルタイムで運行の状況を確認することで、万一異常が発生した場合に迅速に対応出来る様になっています。
【走行ログ】大雪の影響は?バスタ新宿から福岡まで1,000km超の運行ドキュメント
21時00分 バスタ新宿発車
21時00分、定刻にバスタ新宿を発車したバスは、スロープを下り、甲州街道から山手通りを経由し、首都高速道路中央環状線初台南ランプへ。
発車後、乗務員による運行経路や車内設備の案内がマイクを通じて行われ、その後、車内を回ってサービス品の提供と不明点がないかの確認をしていきます。
過不足無く丁寧な案内とサービスも、乗務員による当たり外れが少なく、流石といったところでしょうか。
大橋ジャンクションを通過したバスは、首都高速道路3号線から東名高速道路に入ります。
定刻より若干早く東京料金所を通過した「はかた号」は、いよいよ夜のハイウェイクルージングへ。
リクライニングを倒してマッサージ機能をONにし、外の景色を眺めながらのんびりと過ごします。
23時06分~23時20分 静岡サービスエリアにて開放休憩
新宿から2時間程で、バスは消灯前最後の休憩場所である静岡サービスエリアに到着。
こちらでは、14分間の開放休憩となりました。
静岡サービスエリアは、新東名高速道路のサービスエリアの中でも有数の広さを誇るサービスエリア。
サービスエリアの建物内には、売店や飲食施設が数多くあります。
消灯後は翌朝まで一切下車出来ないため、殆どの乗客がバスを降りてトイレや洗顔、買い物などを済ませていました。
この先の深夜走行に向けて、バスもしばしのひと休みです。
なお、この日は大雪の影響で折り返し便の運行が出来なかった先代専用車(0003号車 三菱エアロクイーン QRG-MS96VP)も、帰庫回送車として並走していました。
こちらも深夜走行に向けてしばしのひと休みです。
23時25分 消灯
乗客が全員揃ったことを確認し、23時20分にバスは静岡サービスエリアを発車。
発車後、交代乗務員がビジネスシートのフェイスカーテンをセットし、23時25分頃に車内は消灯されました。
この後、バスは数か所のサービスエリアで乗務員交代のために停車しますが、乗客は翌朝の開放休憩まで下車することは出来ません。
実は今回乗車した便、条件付きの運行となっていました。
この先の雪の降り方次第では、途中で運行打ち切りもしくは発地へ引き返す可能性もあるだけに心配ですが、無事に目的地へ到着できることを願いつつ、リクライニングを深く倒して目を瞑ると、いつしか夢の中へ。
夜中4時半頃に一度目を覚ましましたが、それ以降は朝まで目を覚ますことはありませんでした。
07時45分 起床
07時10分頃、山口県下松市付近に差し掛かったところで目を覚まします。
ペットボトルの飲み物をひと口含んだところで、右手に広がる車窓を楽しみながら、のんびりと過ごします。
雪の影響で遅れているかと思いきや、思いのほか順調。
むしろ早着するペースで山陽自動車道を西へ向けて進んでいます。
07時45分、車内前方のカーテンが開けられ、乗務員による案内放送で起床となります。
案内放送後、朝の休憩場所到着の案内が行われます。
昨晩セットされたビジネスシートのプライベートカーテンは、休憩場所の佐波川サービスエリアにて片付けが行われるとのことでした。
07時55分~08時15分 佐波川サービスエリアにて開放休憩
静岡サービスエリアを発車後、9時間弱でバスは朝の休憩場所である山陽自動車道佐波川サービスエリアに到着します。
こちらでは20分間の開放休憩となりました。
殆どの乗客がバスを降り、トイレや洗顔、朝食の買い出しなどを済ませていました。
佐波川サービスエリアは、山陽自動車道の中でも比較的大きなサービスエリア。
コンビニ(セブンイレブン)や牛丼の吉野家も入居しています。
流石に吉野家の牛丼弁当を購入して車内で・・・という猛者はいませんでしたが、殆どの乗客が軽食類や飲み物をセブンイレブンで購入して車内に持ち込んでいました。
あのTV番組「水曜どうでしょう」の聖地?としても知られている石庭公園跡です。
佐波川サービスエリアに停車中の「はかた号」です。
ラストスパートに向けて、バスもしばしのひと休みです。
09時12分頃 関門橋通過
佐波川サービスエリアを発車した「はかた号」は、北九州・福岡へ向けてラストスパート。
ここから先は、昼行高速バスの様な雰囲気を味わいながら進みます。
東京新宿を発車して12時間を経過した09時12分頃、関門橋を通過します。
いよいよ九州に上陸です。
09時36分 小倉駅前到着
09時18分、門司インターを通過。
ここから先は、北九州都市高速道路を10分程走行し、小倉中心部へ向かいます。
09時26分、富野ランプを流出。
数分で小倉中心部に入り、09時36分、バスは最初の降車停留所である小倉駅前(高速バス降車場)に到着します。
こちらでは、4名程の乗客が下車しました。(写真はイメージです。)
次の砂津(チャチャタウン前)、黒崎インター引野口は降車客がいないため通過します。
足立ランプから再度北九州都市高速道路に入り、八幡インターを経由して九州自動車道に戻ります。
足立ランプから八幡インターにかけての北九州都市高速道路からは、工場や住宅などが建ち並ぶ八幡の街並みが一望出来、見逃せない車窓のひとつです。
八幡インターからは、九州自動車道を福岡へ。
天神、そして終点の博多駅まで、あと一息です。
10時28分、福岡インターを通過。
ここから先は、福岡都市高速道路を天神北ランプまで走行します。(写真はイメージです。)
貝塚ジャンクションから天神北ランプにかけての区間では、博多港が一望出来ます。
10時48分 西鉄天神高速バスターミナル到着
10時38分、天神北ランプを通過。
那の津地区から天神中心部に入ります。
前方に、西鉄天神高速バスターミナルや西鉄福岡(天神)駅が入る「ソラリアターミナルビル」が見えて来ました。(写真はイメージです。)
10時48分、定刻より14分早くバスは西鉄天神高速バスターミナルに到着します。
西鉄の基幹バスターミナルのひとつであるこのバスターミナルは、九州島内高速バスや西鉄の福岡市内路線バス、西鉄天神大牟田線への乗り換えに便利です。
こちらでは、残りの乗客の約半数が下車していきました。
11時08分 博多バスターミナル到着
その後、バスは天神地区、博多駅地区で若干の渋滞に巻き込まれますが、終点の博多バスターミナル2階降車ホームには定刻より9分早い11時08分に到着しました。
九州島内高速バスや西鉄の福岡市内路線バス、JR各線、福岡市営地下鉄への乗り換えは、こちらが便利です。
予想外の早着ではありましたが、今回も充実した「はかた号」の旅を存分に楽しませていただきました。
1,000kmを超える長距離運行、お疲れ様でした。(写真はイメージです。)
夜行高速バス「はかた号」のメリット・デメリット
いま一度、夜行高速バス「はかた号」のメリット・デメリットをおさらいしておきましょう。
夜行高速バス「はかた号」のメリット
- 宿泊費を1泊分節約出来る
- 日本最長クラスのバス旅を体験出来る
- 車両設備が非常に豪華
- 乗務員のレベルが高い
- 寝ている間に長距離移動出来る
夜行高速バス「はかた号」のデメリット
- 所要時間がとても長い
- 睡眠の質が人によって大きく変わる
- 飛行機の早割と価格差が小さい場合がある
【結論】はかた号プレミアムシートは「右側」と「左側」どっちがおすすめ?
以上、2026年01月に西鉄「はかた号」新型車両【プレミアムシート】(新宿→福岡)に乗車した時の模様をお届けしました。
今回、大雪直後の乗車ということで、大幅な遅延を予想しての乗車でしたが、実際は予想外の早着という結末になりました。
大雪が降った愛知県・三重県・滋賀県各県内高速道路の除雪がほぼ終わっていたのと、雪の降り方が峠を越えていたというのが最大の要因かと思われますが、天候を気にしながらの高速バスの乗車は、ある種の期待(?)を抱く一方で、やはり少しハラハラしますね(笑)。
また、今回は進行方向右側(運転席側)の座席を指定しましたが、以前の乗車記でご紹介した進行方向左側(出入口側)とはまた異なる、素晴らしい車窓を楽しめたのは大きな収穫でした。
夜の御殿場から沼津にかけて広がる街の灯り、朝の山陽道沿いの街並み、関門橋、そして北九州都市高速から眺める八幡の街並みや、福岡都市高速から望む博多港の風景・・・。
こうした景色は、日々の忙しさを忘れさせてくれる心の癒やしとなりました。
空席状況にもよりますし、進行方向左側(出入口側)から眺める朝の山陽道からの瀬戸内の風景が素晴らしいのはいうまでもありませんが、こと東京新宿発の「はかた号」に乗車するのであれば、この右側座席からの車窓もぜひお勧めしたいポイントです。
車窓を楽しむなら? A席(左)とB席(右)の眺望の違い
夜景や関門海峡の迫力、朝の北九州八幡の風景を楽しみたいなら**「B席(右側)」、富士山(上り便)や休憩時の利便性を優先するなら「A席(左側)」**がお勧めです。
| 座席側 | おすすめの車窓・メリット | デメリット |
|---|---|---|
| A席 (進行方向左側) |
|
B席に比べると、夜間の街明かりや夜景は控えめな区間が多い。 |
| B席 (進行方向右側) |
|
通路を挟むため、休憩時のドア出入り口からわずかに遠い。 |
何度も書いていますが、個室感覚でくつろげる「プレミアムシート」の快適さは、何度乗っても飽きることはありません。
今回の「はかた号」の旅も、過ぎてゆく時間があっという間に感じた、充実したバス旅でございました。
そして、これも以前の記事に書きましたが、
- 予算に余裕があり、周囲を気にせず「爆睡」したい方は個室型プレミアムシート
- コスパを重視しつつ、プライベートカーテンで快適に移動したい方は3列独立ビジネスシート
どちらを選ぶかは、あなた次第です!
「キング」の名にふさわしい日本最長クラスの夜行高速バス「はかた号」。
まだ乗車したことがない方は、話のネタとして是非一度乗車されてみることをお勧めします。
【乗車データ】
- 乗車日:2026/01/25
- 乗車区間:
バスタ新宿(新宿高速バスターミナル)→博多バスターミナル - 運行会社:西日本鉄道
- 車両:三菱/エアロクイーン(2TG-MS06GP)
- 年式:2020年式
- 所属:博多自動車営業所
- 社番:0001




