阪急バス「おけさ号」 西工02MC SD-Ⅱ
さて、今回ご紹介するバスはこちら↓。
「おけさ号」については、これまでにも私のブログで何度か紹介していますので、ご存知の方も多いかと思います。
老舗中の老舗路線で、開業当初から京阪神~新潟間の主要交通機関として、多くの方に利用されています。
繁忙期には4台~5台連なって運行・・・・・ということも珍しくありません。
更に、昨年2011年3月のJRグループダイヤ改正で、大阪~新潟間の夜行急行列車「きたぐに」の定期運行が終了してからは、京阪神~新潟間を結ぶ唯一の夜行交通機関となったために、利用客は更に増加。
このため、現在は平日でも2台運行が常態化しています。
車両は3列独立シート29名乗りの夜行高速仕様車が充てられます。
これまでの阪急高速バスといえば、「阪急の夜行バス=西工」というイメージが強かったのですが、西工の会社解散の影響で、阪急バスグループも着実にメーカー純正の車両が導入されています。
「おけさ号」も、最近はメーカー純正車両が投入されることの方が多いのですが、上記写真を撮影した日は、運が良かったのか2台とも西工製車両(三菱KL-MS86MP 西工02MC SD-Ⅱ)が充てられていました。
この「西工02MC SD-Ⅱ」という車体ですが、車体がメーカー純正のものと比較して重いということもあってか、「燃費が良くない」と揶揄されることが多いのですが、乗客サイド及び一部の運転手の中からは「客室が広くていい」「高速走行時安定している」といった声もあるようです。
私は運転手など現場サイドの人間で無いので、乗客の立場でしか語ることが出来ないのですが、私はこの「西工02MC SD-Ⅱ」という車体は『名車』だと思っています。
「車内の広さ」と「しっかりした車内造り」、そして「走行時の安定性」においては、現在のところ、この車体に右に出るバスは無いのではないでしょうか。
まあ、現在市販されているバスは燃費重視なので、燃費を少しでも良くするために、車体を軽くする傾向があります。
仕方がないことなのですが・・・・・・。
しかし、西工製のバスは現在製造されていないので、このタイプのバスが見られるのも、あと10年あるかないかです。
ですので、「まだ実物を見たことが無い」「まだ乗ったことが無い」という方は、是非一度実物を見られて、出来れば乗車してみることをお勧めします。
車体の迫力と快適な車内に驚くかと思いますよww。
尚、夜行高速バス「おけさ号」については、私が作成したこちらのページにも紹介していますので、宜しければ是非ご覧下さい~^^
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