北海道中央バス「高速はこだて号」5176号車(日野セレガSHD)【2022年冬】
気になる函館バス「高速はこだて号」の車内は・・・
車内は、3列独立シート28人乗りの夜行高速仕様。
イエローのチェックが入った柄とイエローの枕カバーがセットされたシートが目立ちます。
また、夜行便での運用を想定しているため、窓側座席には通路カーテンを装備しています。(写真はイメージです。)
シートは、天龍工業製の夜行高速用シートを搭載。
可動式枕も設置しています。(写真はイメージです。)
もちろん、フットレスト(足置き台)、レッグレスト、シートテーブルも完備。(写真はイメージです。)
各座席にはコンセントも設置しています。(写真はイメージです。)
尚、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ブランケットの貸出は停止しています。(2022年1月14日現在)
トイレは、車内中央部の階段を下りた突き当たりに設置。
おしぼりは、トイレ上部に置かれています。(写真はイメージです。)
その他、車内にはプラズマクラスターイオン発生機を装備。
快適な車内環境でバス旅を楽しむことが出来ます。
※プラズマクラスター、Plasmaclusterはシャープ株式会社の商標です。
以上、北海道中央バス「高速はこだて号」の車内を簡単に紹介しましたが、前回の記事でご紹介した函館バス「高速はこだて号」専用車と同様、快適なバスの旅が楽しめることでしょう。
途中休憩は1箇所のみ 大雪の中を札幌へ向けて・・・
バスは発車の10分~15分前に函館駅前ターミナル13番のりばに入線します。
通常、この便は札幌発夜行便の折り返し便として運行されるため、ツーマンで運行されます。(但し、2022(令和4)年1月11日からは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で夜行便が再び運休になるため、運行会社及び乗務員運用が変更になる場合があります。)
14時48分、バスは定刻に函館駅前ターミナルを発車。
五稜郭駅前、昭和4丁目、桔梗、七飯町鳴川にて乗車扱いのために停車していきます。
七飯町鳴川を過ぎたところで、バスは左折。
最後の乗車停留所である新函館北斗駅へ向かいます。
新函館北斗駅で予約済みの乗客が全員揃います。
この日は週末金曜日ということもあり、車内はほぼ満席。
ある程度の乗車率かなぁと思っていましたが、まさかほぼ満席の乗客数とは・・・。
往路でも感じましたが、利用者数を見る限りでは、コロナ禍前の6割~8割の状況にまで戻っているのではという印象を受けました。
新函館北斗駅を過ぎたところまでは、比較的天候が安定していたのですが・・・
七飯町峠下を過ぎたあたりから、急に吹雪模様に。
ハンドルを握る乗務員も、慎重にバスを進めます。
16時01分、大沼公園インターを通過。
ここから先は、札幌南インターまで道央自動車道をひた走ります。
暫くは吹雪模様でしたが・・・
国縫インターを過ぎてからは雪が止み、天候も回復します。
バスは、順調に道央自動車道を東へ。
定刻よりも若干早いペースで進みます。
このバスの途中休憩は1回。
函館駅前ターミナルから3時間程走行した、伊達市の有珠山サービスエリアで10分~15分間停車します。
こちらでは、17時52分から10分間停車しました。
外はすっかり真っ暗。
トイレや飲み物を購入し、早めにバスに戻ります。
有珠山サービスエリアを発車したバスは、引き続き道央自動車道を札幌へ向けてひた走ります。
19時24分、札幌南インターを流出。
ここから先は、一般道を札幌市内へ向けて走行します。
そして、19時30分、バスは定刻よりも10分程早く大谷地バスターミナルに到着。
当初は終点の札幌駅前ターミナルまで乗車する予定でしたが、すぐに自宅へ戻る必要があったため、今回はこちらで下車することにしました。
札幌中心部へ向けて発車するバスの後姿を見届けながら、私は地下鉄と北海道中央バスの路線バスで自宅へ直行。
こうして、札幌~函館間1泊2日の旅は、無事に幕を閉じたのでありました。
【乗車データ】
- 乗車日:2022/01/07
- 乗車区間:
函館駅前ターミナル→大谷地バスターミナル - 運行会社:北海道中央バス
- 車両:日野/セレガSHD(2RG-RU1ESDA)
- 年式:2019年式
- 所属:札幌北営業所
- 社番:5176
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