バスタ新宿で見かけた高速バスを写真で紹介します(2020年2月版)
春先からの自粛生活で、色々と参っている方も多いのではないでしょうか。
かくゆえ私も、ここ2か月以上の間、公共交通機関といえる乗りものには殆ど乗ることもなく、ひたすら家にこもるという自粛生活を過ごしておりました。
そのため、ブログの方もネタが枯渇していき、最近は下記の「高速バス運行状況」のページを除いて、殆ど更新しておりませんでした。
夜行バス・高速バス・鉄道乗車記サイト「ひろしプロジェクトWEB」
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緊急事態宣言が解除され日常生活も元に戻りつつあること、さらにはいつ感染の第2波が来るか分からないこの状況下、落ち着きつつあるこの時期が遠出も再開する良いタイミングなのではと思い、早ければ6月中旬~下旬頃から道外への遠出を再開しようかと考えております。
まずは、高速バス運行事業者が行っている感染症対策の現状を視るべく、高速バス数路線に乗車する旅に出る予定です。
もちろん、この模様はブログなどでご報告しますので、どうかお楽しみに。
そこで、今回は、新型コロナウィルスの感染が拡大する直前の2020年2月に、バスタ新宿で見かけた高速バス達を一部ではありますが写真で紹介します。
数自体は少ないですが、妄想旅行の一材料としてご活用いただけると幸いです。
目次
弘南バス「津輕号」の最新車両は貸切カラーのスーパーハイデッカー
まず最初に紹介するのは、弘南バス「津輕号」(東京・新宿~青森)で活躍する日野セレガSHDです。先代の専用車両は、地元大学生がデザインしたオリジナルカラーを纏っていましたが、現在の専用車両は、貸切カラーを纏ったj-bus製日野セレガSHDが採用されています。
従来の高速カラーではないところがポイントなのでしょうが、何故に貸切カラーが採用されたのか、謎です。
車内は3列独立シート28人乗りの夜行高速仕様となっており、トイレやコンセント、通路カーテンなどを完備しています。
名鉄バス「プレミアムワイド」とほぼ同仕様のシートが採用されており、座面の幅が広いなど快適性重視の造りになっています。
弘南バス「津輕号」
阪急観光バスの東京線はかつての有名路線にも使用されていた?
続いてご紹介するのは、阪急観光バス「大阪~新宿・渋谷・池袋線」で活躍する日野セレガHDです。元々この車両は、今は無き「さつま号」(大阪梅田~鹿児島)の専用車として導入されましたが、同路線の廃止に伴い、これもまた今は無き「ムーンライト号」(京都・大阪~福岡)の専用車としてコンバートされます。
しかし、その「ムーンライト号」も廃止され、現在は「大阪~新宿・渋谷・池袋線」の専用車として活躍しています。
車内は、3列独立シート28人乗りの夜行高速仕様となっており、トイレやコンセント、通路カーテンなどを完備しています。
阪急観光バス「大阪~新宿・渋谷・池袋線」
因みに、共同運行会社の京王バス東は、ほぼ同仕様のいすゞガーラHD(写真)を投入しています。
「プリンセスロード」(新宿・渋谷~神戸・姫路)と共通運用になっていますが、座り心地の良い幅広タイプのシートを搭載するなど、こちらも快適性重視の造りになっています。
京王バス東の夜行高速用車両(いすゞガーラHD)
西東京バス「オレンジライナー」も最新型車両に
こちらは、西東京バス「オレンジライナー」(新宿・横浜~松山・八幡浜)で活躍する日野セレガHDです。新宿~八幡浜間最大14時間20分と、あのキング・オブ・深夜バスこと西日本鉄道「はかた号」(新宿~北九州・福岡)に匹敵する日本屈指の長時間運行路線のひとつとしても知られています。
一時期、三菱車の導入が目立った同社も、最近は再びj-bus製の導入を増やしており、写真の車両は最新型の部類に入ります。
また、同社は京王グループの一員でもあるため、車体カラーリングは京王の高速バスと同一のカラーリングを採用しています。
車内は、3列独立シート28人乗りの夜行高速仕様となっており、トイレやコンセント(USBポート)、通路カーテンなどを完備しています。
写真の車両を含め、最新型の車両には座り心地が改良されたシートを搭載しています。
西東京バス「オレンジライナー」
四国高速バス「ハローブリッジ」の最新車両は色が・・・
こちらは、四国高速バス「ハローブリッジ」(新宿・横浜~高松・坂出・丸亀)で活躍する日野セレガHDです。車体は同社のオリジナルカラーを纏っているのですが・・・何かが違う気がしませんか?
実は、ベース色が従来のホワイトではなく、少しアイボリーがかったホワイトになっているのです。
何故にこの様にしたのは分かりませんが、イメージチェンジを図りたかったのでしょうか。
車内は、3列独立シート28人乗りの夜行高速仕様となっており、トイレやUSBポート、通路カーテンなどを完備しています。
大型ヘッドレストを搭載したシートを採用するなど、こちらも快適性重視の造りになっています。
四国高速バス「ハローブリッジ号」
エアロエースに統一?JR四国バスの「ドリーム号」
「ドリーム高松号」など、JR四国バスが運行する東京方面夜行高速バス「ドリーム号」は、三菱エアロエースが主力車両になっています。以前は「プレミアムシート」を搭載した三菱エアロキングが主力車両でしたが、現在も週末を中心に三菱エアロキングで運行するものの、平日の運行便については事実上三菱エアロエースに統一されました。
ただ、同社にも近々に3列・4列混合のスカニア製2階建てバス「InterCityDD」が導入されることになっており、もしかすると今後は上京する頻度が減少するかもしれませんね。
車内は、3列独立シート28人乗りの夜行高速仕様となっており、トイレやコンセント、通路カーテンなどを完備しています。
JR四国バス「ドリーム高松号」
女性に人気の夜行バス「プルメリア」
平成エンタープライズ「プルメリア」(東京~大阪)は、女性しか利用できない夜行高速バス。カラーリングから各種サービスまで、女性利用者を意識した内容になっていて、人気のある夜行バスのひとつです。
車内は、3列独立シート28人乗りの夜行高速仕様。
トイレやコンセント、通路カーテンなどを完備する他、低反発シート、シェード、低反発ミニ枕、腰ピロー、ハンガー、ルームウェア、使い切り歯ブラシなど、まさに「至れり尽くせり」という言葉がぴったりのサービスが売りとなっています。
平成エンタープライズ「VIP LINER プルメリア」
「仙台・新宿号」もセレガHDが一大勢力に・・・
JRバス東北「仙台・新宿号」(新宿~仙台)は、新宿~仙台間を5時間余りで結ぶ昼行高速バス。最近では、羽田空港発着の「仙台・羽田号」も登場し、運行経路のバリエーションを増やすなど、路線の更なる充実を図っている印象を受けます。
以前の同社の夜行使用車といえば、後部トイレ仕様のいすゞガーラⅠ(HD)が一大勢力でしたが、現在は日野セレガHDが一大勢力に。
車内は、3列独立シート28人乗りの夜行高速仕様となっており、トイレ(車内後部に設置)、コンセント、通路カーテンなどを完備しています。
JRバス東北「仙台・新宿号」
トイレなし「MEX」もバスタ新宿に乗り入れ
岩手県北自動車南部支社が運行する「MEX」は、東京と岩手・青森を結ぶ夜行高速バス。運行系統により「MEX青森」「MEX八戸」「MEX三沢」の3系統が運行されていますが、今回ご紹介するのは、トイレなしの格安便「MEX三沢」です。
「MEX三沢」は、TDL・新宿~盛岡・八戸・三沢間の格安便。
「MEX青森」「MEX八戸」に投入している車両(日野セレガHD)と異なり、「MEX三沢」は三菱エアロエースを投入しています。
車内は4列シート40人乗りの幅広シート仕様。
トイレは付いていませんが、フットレスト、レッグレスト、コンセントを完備している他、感染症対策として座席間を仕切るカーテンも設置しており、安心して利用することが出来ます。
岩手県北自動車南部支社「MEX三沢」
庄内の勇者「夕陽号」もバスタ新宿に乗り入れ
最後にご紹介するのは、庄内交通「夕陽号」新宿線(新宿・東京駅・秋葉原~鶴岡・酒田)で活躍する三菱エアロエースです。イエローの車内に日本海の夕陽が描かれた、遠くからも目立つカラーリングが特徴です。
以前は曜日限定の運行でしたが、現在は毎日運行に変更されています。
車内は、3列独立シート28人乗りの夜行高速仕様となっており、トイレ、コンセント、座席の前後も仕切ることが出来る通路カーテンを完備しています。
尚、車内の仕様上、トイレと乗務員仮眠室は車内最後部に設置されています。
庄内交通「夕陽号」新宿線
最後に
というわけで、バスタ新宿で見かけた高速バスを一部ですが紹介しました。今回この場所で高速バスの出発便・到着便をじっくり見たのは約8か月ぶりでありましたが、ひっきりなしに発着する高速バスの姿は、いつ見ても飽きませんね。
ずっと長居していたいくらいです。
今回ご紹介した高速バス、残念ながら現在は新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、多くが運休に追い込まれています。
バスタ新宿が感染前の賑わいを取り戻すまでには、かなりの時間を要することでしょうが、今後、感染が落ち着くに伴い、いずれは運行を再開することでしょう。
しばしの辛抱ですが、感染前の賑わいを取り戻すまで、気長に待ちたいと思います。
とりあえず、現況を知るためにも、近いうちにバスタ新宿へ行きましょうかね。
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