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南海バス「サザンクロス」長野線 406号車 【イレギュラー運用!?】 <2022年7月>

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南海バス「サザンクロス」 406(長岡・三条線運用時撮影)
南海バス「サザンクロス」 406号車
(画像は長岡・三条線運用時に撮影)

写真は、南海バス(本社:堺市)が運行する夜行高速バス「サザンクロス」用の406号車(日野セレガHD QPG-RU1ESBA)です。
南海の「N」を大きく配置した、遠くからでも目立つ車体デザインが特徴です。

南海バス「サザンクロス」については、何度かこのブログで取り上げて来ております。

実は先日、とある所用の帰路で、南海バス「サザンクロス」長野線(神戸・大阪・京都~長野・湯田中・野沢温泉)に乗車したのですが、その時に乗車した車両が、先程ご紹介した406号車であったのです。

「サザンクロス」長野線といえば、こちらの477号車(日野セレガHD QRG-RU1ESBA)を思い浮かべる方が多いかと思います。

南海バス「サザンクロス」長野線 477
南海バス「サザンクロス」長野線 477号車

現在はあまり使用されることがないであろう南海バス406号車。
果たしてどんな車両なのか・・・ということで、今回はイレギュラー運用に当たったともいえる「サザンクロス」長野線406号車に乗車した時の模様を簡単にご紹介します。

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運用路線を転々とした南海バス406号車

「サザンクロス」用車両の南海バス406号車が導入されたのは、2013(平成25)年。
立川線(神戸・大阪・京都~立川)専属車両として導入され、暫くは立川線で活躍していましたが、その後、518号車の導入に伴い、いったん予備車両に回されることになります。
ところが、2018~2019年頃になって、当時酒田線の専属車両として活躍していた先述の477号車が長野線の専属車両に変更されたため、代わりに406号車が酒田線の専属車両となります。

南海バス「サザンクロス」酒田線 406 南海なんば高速バスターミナルにて
「サザンクロス」酒田線運用時の南海バス406号車

このまま、酒田線専属で活躍を続けるかと思われていましたが、ご多分に漏れず酒田線も新型コロナウイルス感染拡大の影響で長期間の運休に。
2021年春にいったん運行を再開しますが、新型コロナウイルス感染再拡大の影響で、再度の長期運休へ。
その長期運休は、1年以上経った現在も継続しています。

事実上活躍の場を失われた406号車は、現在、長岡・三条線や長野線など運行を再開している路線の予備車両として運行はしていますが、あくまでの予備車扱いのため、活躍の場が限られているのが実状です。
そして、この406号車の車齢も、来年2023年で10年。
「サザンクロス」用車両の中でも古参の部類に入っており、活躍出来る年数も残り限られているのではないでしょうか。

南海バス「サザンクロス」 406 なんば高速バスターミナル乗車改札中_01
「サザンクロス」長野線運用時の南海バス406号車
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南海バス初のコンセント&通路カーテン設置車!?

やって来たのは、南海なんば駅に直結する南海なんば高速バスターミナル
スイスホテル大阪の5階玄関前にのりばが設置されており、少し離れた場所には待合室、トイレ、パウダールームを完備しています。

南海なんば高速バスターミナル_01
南海なんば高速バスターミナル_02

「サザンクロス」長野線は、長電バス「ナガデンエクスプレス」との共同運行路線。
関西発は神戸三宮(三宮バスターミナル)が始発ですが、今回はこちらの南海なんば高速バスターミナルから湯田中駅まで乗車しました。
近くの湊町バスターミナル(なんばOCAT)から来るため、入線は発車時刻22時00分のギリギリとなります。

南海バス「サザンクロス」 406 なんば高速バスターミナル乗車改札中_02

乗車改札を受け、車内に入ります。

南海バス「サザンクロス」 406 なんば高速バスターミナル乗車改札中_03

車内は、3列独立シート28人乗りの夜行高速仕様。
ブラックに近いダークブルー系のシート地に斑点模様のシートモケットが目立つ内装になっています。
通路カーテンは中央列座席を含めた全席に設置しています。

南海バス「サザンクロス」 406 車内

シートは、天龍工業製の夜行用標準タイプのシートを採用。
モバイル充電用コンセントは、肘掛下に設置しています。

南海バス「サザンクロス」 406 シート

尚、同社の夜行用標準タイプシートを採用した車両の導入は、この代をもって終了。
477号車以降の車両については、可動式枕を設置したゆったり仕様のシートを採用しています。
また、情報が定かではないものの、南海バスが全席通路カーテン&コンセントを設置したのは、この車両が初だとか。
その後に導入された車両はもちろんのこと、既存車両についても通路カーテン&コンセントの増設工事が実施され、サービスアップに繋がったともいわれています。

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シートを倒してひと眠り 目の前には信州の雄大な景色が

22時00分 南海なんば高速バスターミナル発車

予約済みの乗客が揃い、定刻に南海なんば高速バスターミナルを発車したバスは、湊町ランプから阪神高速道路へ。
5分程走行した出入橋ランプを降り、大阪駅方面へ向かいます。

JR大阪駅桜橋口高架下にある大阪駅前バス停では数名が乗車。
22時25分、大阪駅前を発車したバスは、すぐ近くの梅田ランプから阪神高速道路→名神高速道路を経由し。京都市内へ向かいます。

1時間弱で、最後の乗車停留所である京都駅八条口(ホテル京阪前)では2名が乗車。
乗客が全員揃ったところで、23時25分、バスは定刻に京都駅八条口(ホテル京阪前)を発車します。

発車後、自動放送による車内設備などの案内が行われた後、乗務員による補足説明があります。
気が付くと、バスは京都南インターから名神高速道路へ。
ここから長野県まで300km以上の深夜のハイウェイバスの旅が始まります。

23時55分~00時05分 草津パーキングエリア(第2駐車場)にて開放休憩

京都駅八条口を発車して30分、このバスの唯一の開放休憩場所である草津パーキングエリア(第2駐車場)に到着します。
こちらでは、開放休憩として10分間停車しました。

南海バス「サザンクロス」 406 草津パーキングエリア第2駐車場にて_01

草津パーキングエリアといえば、名神高速道路の中でも有数の広さを誇るパーキングエリアですが、残念ながら第2駐車場はトイレと自販機のみの設備で、賑やかな第1駐車場のイメージでバスを降りると面を食らうことになります。

草津パーキングエリア第2駐車場_01
草津パーキングエリア第2駐車場_02

個人的には停車場所を第1駐車場に変更していただくか、開放休憩場所そのものを隣の菩提寺パーキングエリアに変更していただくことを希望したいですが、飲食物や土産物の購入は乗車前に済ませておくことをお勧めします。

バスを降りる際は、乗務員から休憩カードを受け取り、用を済ませてバスに戻る際に休憩カードを返却します。
休憩カードは無くさない様にしましょう。

バスも、深夜のハイウェイ走行に向けて、しばしのひと休みです。

南海バス「サザンクロス」 406 草津パーキングエリア第2駐車場にて_02

00時07分 消灯

00時05分、乗客が全員揃ったところで、バスは草津パーキングエリア(第2駐車場)を発車します。

発車後、車内灯が消され消灯。
この後、バスは乗務員交代のために数か所のサービスエリアに立ち寄りますが、乗客は翌朝の目的地到着まで下車することができません。

その間、バスは名神高速道路〜中央自動車道~長野自動車道~上信越自動車道を経由し、目的地の長野方面へ向かいます。

消灯されたと同時に、持参のネックピローを準備してシートを倒し就寝します。
シートに可動式枕がないことに多少の違和感を感じつつも、かなり深く倒れるシートに身を委ねて目を瞑ると、いつしか夢の中へ。
翌朝、目を覚ました時、バスは長野インターを通過して長野市内に入っていました。

06時30分 湯田中駅到着

05時03分、長野インターを通過したところで、車内灯が点灯され、起床の案内放送が入ります。
最初の降車停留所である松代大橋は降車客がおらずに通過し、山々の景色を眺めながら、バスは長野市中心部へ向かいます。

南海バス「サザンクロス」 406 朝の長野市内_01
南海バス「サザンクロス」 406 朝の長野市内_02

05時21分、長野駅前(長電高速バス案内所前)に到着します。
こちらでは殆どの乗客がバスを降り、残りは私を含め僅か2名となりました。

南海バス「サザンクロス」 406 長野駅前到着_01
南海バス「サザンクロス」 406 長野駅前到着_02

その次の権堂では、私を除く1名が下車し、残りは私1名のみ。
私が下車する湯田中駅まで、車内は貸切状態となりました。

南海バス「サザンクロス」 406 権堂到着

須坂市内に入ると、「これぞ信州!」といわんばかりの雄大な景色が車窓一面に広がります。
早朝から信州の素晴らしい景色が眺められるのも、この路線の楽しみのひとつでもあり、日が長いこの時期ならではの楽しみでもあります。

南海バス「サザンクロス」 406 朝の信州の風景_01
南海バス「サザンクロス」 406 朝の信州の風景_02
南海バス「サザンクロス」 406 朝の信州の風景_03
南海バス「サザンクロス」 406 朝の信州の風景_04

雄大な景色を眺めながら、バスは小布施、中野市内を通過。
左手に温泉街が見えて来ると、湯田中はすぐそこです。

南海バス「サザンクロス」 406 朝の信州の風景_05

そして、06時30分、バスは定刻よりも10分程早く湯田中駅に到着。
バスを降り、トランクに預けた手荷物を受け取った私は、飯山駅方面へ向けて発車するバスを見届け、次なる目的地へと向かうのでありました。

南海バス「サザンクロス」 406 湯田中駅到着_01
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最後に

南海バス「サザンクロス」長野線については、これまで何度か取り上げていますので、路線の感想については省略しますが、先述の通り、今回はイレギュラーともいえる車両運用に当たったということで取り上げさせていただきました。

ハイグレード化が進んでいる同社「サザンクロス」用車両において、旧来の標準シート仕様の車両に乗車出来るのも、この先そう長くはないのかなぁと感じています。
仮に酒田線が運行再開し、406号車が専属車両として復帰すれば、もう少し長く乗車出来るのかもしれませんが、運行再開の見通しが立たない中、これもどうなるのか私にも分かりません。
コロナ騒動収束の見通しが立たない中、在籍車両の動向を含めた「サザンクロス」の今後の動向にも注目したいところですが、まずはこのコロナ騒動の一刻も早い収束を願うばかりです。

そして、「サザンクロス」長野線(南海バス)と「ナガデンエクスプレス」大阪線(長電バス)は、2022年7月15日にちょっとしたリニューアルを行いました。
今回のリニューアルの目玉は、ズバリ「ダイナミックプライシング」の導入です。
これまで、同路線は曜日別運賃を導入していましたが、これを更に一歩進める形で「ダイナミックプライシング」の導入に踏み切ったのです。
「ダイナミックプライシング」の導入に伴い、予約サイトも「発車オーライネット」から「ハイウェイバスドットコム」(京王SRS)に変更。
「ダイナミックプライシング」導入による利用客の反応及び利用客数の推移が注目されるところです。

南海バス「サザンクロス」のレビューの中で、代表的なものを以下に挙げます。

南海バス「サザンクロス」長岡・三条線 乗車記 <2021年秋乗車分>
新型コロナウイルス感染拡大に伴う国の緊急事態宣言が解除され、徐々に日常を取り戻そうとしている今の日本。ところが、移動の要となる交通機関(鉄道・バス・航空・フェリー)においては、通勤通学で利用される路線を除き、コロナ禍前の状況には戻っておらず...

南海バス「サザンクロス」長野線 乗車記
前回の記事『西日本JRバス「グラン昼特急大阪6号」(広島→大阪) 簡単な乗車記』の続きになります。西日本JRバス「グラン昼特急大阪6号」で大阪駅に到着した私。遅延が想定内に収まったことで安堵する中、こちら大阪で乗り換えたのは、大阪と長野を結...

南海バス「サザンクロス」銚子線 乗車記
毎日100便以上の高速バスが運行される関東~関西間。その中から異色とも思われる路線を今回は取り上げます。その路線とはこちら↓。南海バス(堺市)と千葉交通(成田市)が運行する夜行高速バス「大阪・京都~東京秋葉原・成田空港・銚子線」です。南海バ...

南海バス「サザンクロス」鶴岡・酒田線 乗車記
山形県の北西部に位置し、出羽山地、鳥海山(ちょうかいさん)、日本海と、山と海に囲まれた広大な平野が広がる自然豊かな山形県庄内地方。この庄内地方と関西を結ぶ夜行高速バス「大阪・京都~鶴岡・酒田線」が、2017年4月28日に運行を開始しました。...

南海ウイングバス南部「サザンクロス和歌山2号」 長期運休直前に乗ってみて(2021年5月初旬)
写真は、去る2021(令和3)年5月初旬に利用した、南海ウイングバスの和歌山・大阪なんば~新宿・東京間夜行高速バス「サザンクロス和歌山号」です。湊町バスターミナル(なんばOCAT)付近にて撮影しました。2020(令和2)年初旬からの新型コロ...

もし機会がありましたら、上記レビューを参考にしていただき、是非とも利用していただけると幸いです。

南海バス「サザンクロス」 406 湯田中駅到着_02

【乗車データ】 

  • 乗車日:2022/07/06
  • 乗車区間:
    南海なんば高速バスターミナル→湯田中駅
  • 運行会社:南海バス
  • 車両:日野/セレガHD(QPG-RU1ESBA)
  • 年式:2013年式
  • 所属:堺営業所
  • 社番:406
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【おまけ】動画にしてみました

今回ご紹介した南海バス「サザンクロス」長野線406号車に乗車した時の模様を動画にしてみました。
現在、Youtubeにて公開しています。
宜しければご覧いただけると幸いです。

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