ウィラーエクスプレスW167便「リボーン(Reborn)」(新浦安・東京→大阪) 乗車記

夜行バス,高速バス乗車記



途中休憩は3回 ひと眠りすると大阪の街はすぐそこに・・・

22時25分 東京ベイ東急ホテル発車

定刻に東京ベイ東急ホテルを発車したバスは、首都高速道路を東京新宿へ向けて走行。
1時間弱でバスタ新宿(新宿高速バスターミナル)に到着し、乗車扱いを行います。
こちらで10名程の乗客が乗車し、次の池袋サンシャインシティバスターミナルでは乗車が0。
全員の乗客が揃ったところで、24時00分、定刻にバスは池袋サンシャインシティバスターミナルを発車し、東池袋ランプから首都高速道路に入ります。

首都高速道路に入り、乗務員の案内が終わったところで、車内は消灯となります。

ですが、実際には多くの夜行バスで見られるような完全消灯ではなく、青色の補助灯を常時点灯した状態で走行します。
聞くところによると、「消灯後の車内が暗すぎて不安」といった乗客の声を受けて、睡眠を妨げない「程よい明るさ」に設定されているとか。
このあたりは個人の好みにもよりますが、暗すぎて寝られないという人にとっては良いサービスなのかもしれません。

ここから先は、首都高速道路から東名高速道路、新東名高速道路、伊勢湾岸自動車道、新名神高速道路、名神高速道路を経由し、大阪へ向けてひた走ります。


00時55分~01時10分 海老名サービスエリアにて開放休憩

この便の開放休憩は計3回実施されます。

1回目の休憩は、神奈川県の東名高速道路海老名サービスエリア
こちらでは、00時55分から15分間停車しました。

ウィラーエクスプレス_大阪「リボーン」 729 海老名SA_01

海老名サービスエリアは、東名高速道路の中でも有数な広さを誇るサービスエリア。
旧ツアー系を中心とした各高速バスが開放休憩を実施するサービスエリアとしても有名です。

ウィラーエクスプレス_大阪「リボーン」 729 海老名SA_02

こちらでは、多くの乗客が下車。
私も下車して洗顔と買い物を済ませます。

バスも、しばしのひと休みです。

ウィラーエクスプレス_大阪「リボーン」 729 海老名SAにて_01

ウィラーエクスプレス_大阪「リボーン」 729 海老名SAにて_02

06時22分~06時45分 甲南パーキングエリアにて開放休憩

海老名サービスエリアを発車後、シートを倒して目を瞑ると、いつしか夢の中へ吸い込まれていきます。
シートのホールド感も私好みで、身体をしっかりと支えてくれる、「眠り」に徹したシートであることを実感します。

その後、バスは新東名高速道路新清水インター近くの新清水中継所にて乗務員交代を行った後、愛知県の岡崎サービスエリアにて2回目の開放休憩を実施しますが、当然のことながら目を覚ますことはなく、次に目を覚ましたのは、3回目の休憩場所である滋賀県の新名神高速道路甲南パーキングエリアに到着した時でした。

スマートフォンの時計表示を見てみると、時刻は06時22分。
バスは、06時45分までの約20分間停車することになりました。

甲南パーキングエリアは、主に名神ハイウェイバス(大阪線及び京都線の超特急便)やJRバスの昼特急号(東京~大阪など)が開放休憩を実施するパーキングエリアとしても有名です。

ウィラーエクスプレス_大阪「リボーン」 729 甲南PA_01

後で分かったことですが、この「Reborn(リボーン)」、通常は名神高速道路の草津パーキングエリアにて開放休憩を実施しますが、今回の運行ではこちらの甲南パーキングエリアに休憩場所を変更したとのこと。
こういった臨機応変な対応が出来るのも、バスならではといったところでしょうか。

こちらでは、約半数の乗客が下車。
私も、トイレと洗顔、土産物の購入を済ませてバスに戻ります。

バスも、大阪へのラストスパートに備えてひと休みします。

ウィラーエクスプレス_大阪「リボーン」 729 甲南PAにて_01

ウィラーエクスプレス_大阪「リボーン」 729 甲南PAにて_02

ウィラーエクスプレス_大阪「リボーン」 729 甲南PAにて_03

ウィラーエクスプレス_大阪「リボーン」 729 甲南PAにて_04

08時25分 ウィラーバスターミナル大阪梅田到着

その後、バスは新名神高速道路から名神高速道路に入り、順調に走行します。

07時45分、名神吹田インターを流出。
若干混雑気味の新御堂筋を走行し、定刻より20分早い08時25分、バスは大阪梅田のウィラーバスターミナル大阪梅田に到着しました。

ウィラーエクスプレス_大阪「リボーン」 729 ウィラーバスターミナル大阪梅田到着_01

終点は、JR桜島駅前にあるリーベルホテルですが、この便は私を含めて全員がこちらで下車。
忘れ物の点検と簡単な清掃を済ませた後、バスは堺市内にある車庫(大阪営業所)へ回送されていきました。

ウィラーバスターミナル大阪梅田は、JR大阪駅から徒歩約10分のところに位置する梅田スカイビルタワーイーストの1階にあります。
待合室も完備されており、ゆったりとした環境でバスを待つことが出来ます。

ウィラーエクスプレス_大阪「リボーン」 729 ウィラーバスターミナル大阪梅田_01

ウィラーエクスプレス_大阪「リボーン」 729 ウィラーバスターミナル大阪梅田_02

そして、待合室では、過去に同社で活躍した車両のシートが展示されていました。
ウィラーのヘビーユーザーであれば、これら展示されているシートの名称が全て分かるのではないでしょうか。

ウィラーエクスプレス_大阪「リボーン」 729 ウィラーバスターミナル大阪梅田 初代「プレミアム」のシート
初代「プレミアム」のシート

ウィラーエクスプレス_大阪「リボーン」 729 ウィラーバスターミナル大阪梅田 スリーパー(Sleeper)
スリーパー(Sleeper)のシート

ウィラーエクスプレス_大阪「リボーン」 729 ウィラーバスターミナル大阪梅田 エグゼクティブ(EXECTIVE)
エグゼクティブ(EXECTIVE)のシート

ウィラーエクスプレス_大阪「リボーン」 729 ウィラーバスターミナル大阪梅田 ビジネスクラス(BusinessClass)
ビジネスクラス(BusinessClass)のシート

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