名古屋駅太閤通口側の移行組高速バス停留所を見てみる

夜行バス,昼行高速バス

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前回のブログ記事で、JR東海バスの名古屋~徳島・高松・松山間夜行高速バス「オリーブ松山号」の乗車記をお届けしました。


JR東海バス「オリーブ松山号」 744-01991
JR東海バス「オリーブ松山号」 744-01991 リア

「オリーブ松山号」については乗車記を見ていただくとして、今回は「オリーブ松山号」乗車までの空き時間を使って、名古屋駅近辺(特に太閤通口側)に新たに設置された『旧高速ツアーバス移行組』の高速乗合バス停留所を見て見てきましたので、その時の模様を簡単にご紹介させていただきます。

1.高速バス名古屋南(ささしまライブ)

名古屋駅周辺には計3箇所の移行組高速乗合バスのバス停がありますが、1箇所目は、「高速バス名古屋南(ささしまライブ)」バス停。
こちらに関しては時間の関係で見ることが出来なかったのですが、JR名古屋駅から南へ進み、名鉄レジャックのある笹島町交差点を越えて、さらに2つ信号を越えたところにあるそうです。
徒歩で15分位といったところでしょうか。
あおなみ線のささしまライブ駅からは徒歩約8分位で移動できるかと思います。
名古屋市営バス『ささしまライブ』バス停と同じ位置にあり、名鉄バス『愛知大学前』バス停からすぐです。
こちらの停留所は「一般社団法人高速バス名古屋駅停留所管理協議会」に加盟している事業者(ウィラー・旅バス・桜交通・インフォマティック・富士セービングバス)の昼行便の乗降と夜行便の降車がここに集約されています。
場所が場所だけに、名古屋駅からの移動は正直大変なのではないでしょうか。
特に大きな荷物を持った状態で移動となると・・・かなり大変だと思います。

2.名古屋駅西口

2箇所目は、名古屋駅新幹線口から徒歩2~3分程で移動できる「名古屋駅西口」バス停です。
社団法人設置 名古屋駅西口高速バス乗り場 その1
社団法人設置 名古屋駅西口高速バス乗り場 その2

地図はこちら↓。

より大きな地図で 高速バス名古屋駅西口 を表示

名古屋駅太閤通口を出て右手に向かった新幹線に並行した道路沿いにあり、ザ・グランドティアラと河合塾の向かいに停留所が設置されています。
ポールは1番から4番までの4本で、1番と2番には上屋が設置されています。
こちらの停留所も「一般社団法人高速バス名古屋駅停留所管理協議会」が設置した停留所で、社団法人に加盟している事業者(ウィラー・旅バス・桜交通・インフォマティック・富士セービングバス・OTBなど)の夜行便と、コトバスの高松線が発着しています。

こちら↓が、バス停の時刻表になります。
社団法人設置 名古屋駅西口高速バス乗り場 時刻表
複数の路線が発着している関係なのか、1路線毎の時刻表が正直見難いです・・・。

ですが、位置的にはこちらのバス停が駅から一番近く、利用者の立場からすると一番使い易いのでは?と思いました。
ただ、バス停の目の前に居酒屋が(しかも複数件)営業しており、週末や繁忙期に居酒屋の方から社団法人へクレームが入らないか、いらぬ心配をしてしまいましたが・・・。

3.名古屋駅(則武1丁目)

そして3箇所目は、ウィラーエクスプレスが設置した「名古屋駅(則武1丁目)」バス停です。
ウィラーエクスプレス 名古屋駅(則武1丁目)バス停
名古屋駅太閤通口を出て、太閤通口交差点を渡り西方面へ向かいます。
代々木ゼミナール名古屋校~チサンイン名古屋の前を通り過ぎ、NTTネオメイト東海前にバス停があります。
名古屋駅太閤通口から徒歩で10分弱といったところでしょうか。

地図はこちら↓。

より大きな地図で 名古屋駅(則武1丁目)ウィラーバス停 を表示

ささじまライブバス停ほど遠くはありませんが、名古屋駅からはそれなりの距離があり、こちらのバス停も大きな荷物を持っての移動は正直大変だと感じました。
そしてこちらのバス停は夜間照明が点灯されますが、バス停自体あまり目立たない場所にありますので、ご利用の方は事前にネット等でバス停の位置を確認されることをオススメします。

最後に

というわけで、名古屋駅近辺(特に太閤通口側)の移行組高速バスのバス停をご紹介してきましたが、今回の視察で感じたのは、移行組のバス停確保の苦心の跡が感じられた一方で、「駅から遠い」というデメリットを今後どの様な形でカバーしていくつもりなのか・・・この点が非常に気になりましたね。

私もそうなのですが、高速路線バスを利用する乗客って、少なからず荷物を持ってバス乗り場へ移動する方が大半だと思います。
その様な状況下では、「出来るだけ歩きたくない」「駅の近くにバス乗り場があるバスを利用したい」というのが人間の性というものです。
そういった意味では、名古屋駅太閤通口の目の前にあるJR東海バスの名古屋駅(新幹線口)と名鉄名古屋駅・近鉄名古屋駅と直結している名鉄バスの名鉄バスセンターは最強であり、大きなセールスポイントであるといえます。

「バス停」の立地は、バスのサービスにおける大きな要素の一つです。
「バス停」の立地において圧倒的なアドバンテージを誇る既存組に対して、「安さ」という施策が取りにくくなっている移行組事業者が、「バス停」の立地の悪さというデメリットを今後どの様な形でカバーしてくるのか・・・
車両のグレードで対抗するのか・・・再び「安さ」で勝負してくるのか・・・
それとも今より立地が良いバス停を新たに確保して、現在のバス停を更に集約させるのか・・・などなど・・・
名古屋地区の「既存組」VS「移行組」の今後の動きにも注目したいですね。


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