長電バス「ナガデンエクスプレス」京都・大阪/USJ・神戸線 簡単な乗車記
途中休憩は1回 目覚めると志賀高原への玄関口へ・・・
20時40分 三宮バスターミナル(ミント神戸)発車
20時40分、定刻に三宮バスターミナル(ミント神戸)を発車したバスは、摩耶ランプからハーバーハイウェイ、阪神高速道路湾岸線を経由し、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンへ向かいます。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにて乗車扱いを行った後、ユニバーサルシティランプから再度阪神高速道路へ。
湊町ランプを降り、湊町バスターミナル(なんばOCAT)と南海なんば高速バスターミナルで乗車扱いを行います。
22時00分、南海なんば高速バスターミナルを発車。
湊町ランプからみたび阪神高速道路に入り、5分程走行した出入橋ランプにて阪神高速道路を流出します。
出入橋ランプから数分走行した大阪駅前(桜橋口JR高架下)にて乗車扱いを行い、こちらで複数人が乗車。
22時25分、大阪駅前(桜橋口JR高架下)を発車したバスは、福島ランプから阪神高速道路、名神高速道路を経由し、京都へ向かう・・・といった様に、このバスは、神戸・大阪・京都の各市内停留所にてこまめに停車していきます。
23時07分、京都南インターを流出。
10分程走行した京都駅八条口(ホテル京阪前)にて最後の乗車扱いを行い、23時25分にバスは発車します。
京都駅八条口(ホテル京阪前)を発車したところで、乗務員からの挨拶と自動放送・車内モニターを使用した車内設備の案内が行われます。
23時58分〜00時15分 草津パーキングエリアにて開放休憩
このバスの開放休憩は、消灯前の1回のみ。
京都南インターから名神高速道路に入り、20分程走行した草津パーキングエリアにて実施されます。
こちらでは、00時15分までの18分間停車しました。
草津パーキングエリアは、名神高速道路の中でも有数の大きさを誇るパーキングエリア。
売店・フードコート・コンビニなど、施設が充実しているのも特徴のひとつです。
共同運行の南海バス「サザンクロス」は、トイレと自販機しかない隣の第2駐車場にて開放休憩を実施しますが、長電バス「ナガデンエクスプレス」は施設が充実した第1駐車場にて開放休憩を実施します。
バス出入口付近には、発車時刻を知らせるボードが掲げられます。
下車前に必ず確認しておきましょう。
個人的には、南海バス「サザンクロス」も第1駐車場にて開放休憩を実施して欲しいと思っているのですが、それにはバス専用駐車場の拡張が必須であり、実現にはまだまだ時間がかかりそうです。
00時15分、草津パーキングエリアを発車。
その5分後の00時20分に車内が消灯され、バスは深夜走行に入ります。
この先バスは、名神高速道路から東名高速道路、中央自動車道、長野自動車道、上信越自動車道を経由し長野県へ。
途中、数箇所のサービスエリアにも停車しますが、乗務員交代と車両点検のための停車で、乗客は目的地到着まで下車することが出来ません。
消灯後、シートを倒して目を瞑ると、すぐに夢の中へ。
翌朝、長野インターを通過する直前まで、目を覚ますことはありませんでした。
06時20分 湯田中駅到着
05時03分、上信越自動車道長野インターを流出。
この時点で車内灯が点灯され、乗務員から「まもなく長野駅前に到着すること」「予約以外の降車停留所は通過するので、変更がある場合には早めに乗務員に申し出ること」などといった案内が行われます。
5時21分、長野駅前に到着。
こちらで約半数の乗客が下車し、その次の権堂で1名、その先の須坂駅で1名下車します。
その後の、小布施と信州中野駅は降車客がいないとのことで通過。
朝の信州の景色を眺めながら、湯田中へと向かいます。
そして、06時20分、定刻よりも21分早く、バスは湯田中駅(長電バス湯田中営業所)に到着しました。
古き良き佇まいの長電バス湯田中営業所と「ナガデンエクスプレス」です。
私を含め残りの乗客を降ろした「ナガデンエクスプレス」は、最後の乗務員交代を実施し、飯山方面へ向けて発車。
バスの後姿を見届けた私は、清々した気分で湯田中駅を後にするのでありました。
最後に
以上、長電バス「ナガデンエクスプレス」京都・大阪/USJ・神戸線の乗車の模様をお届けしました。夜行高速バス「神戸・USJ/大阪・京都〜長野・湯田中・野沢温泉線」の考察については、南海バス「サザンクロス」長野線乗車記で書いていますので省略しますが、「乗り換えなしでゆったりと移動出来る」という点で、やはりこの路線は関西から長野県北部(湯田中・飯山・野沢温泉)への移動に利用するのが一番賢い利用方法といえるでしょう。
特に、冬のスキーシーズンにおいては、その利用価値が更に高まるわけでして、湯田中駅到着時に長電バス「志賀高原線」の割引券を配布しているあたり、その辺の需要も見込んでいることが分かります。
一方で、長電バスと南海バス、どちらの車両が乗り得か・・・これに関しては個人の主観が入りますが、現状の車内設備を見る限りでは、南海バス「サザンクロス」の方が若干上を行っているでは?という印象を持ちます。
とはいえ、長電バス「ナガデンエクスプレス」も、夜行バスとして必要な設備はひと通り揃っており、道中快適に過ごせられるのは間違いありません。
利用者自身で工夫を凝らしながら、快適なバスの旅を楽しみたいものです。
ともあれ、「普段中々乗車出来ない事業者の夜行バスで移動するのもたまには良いものだなぁ・・・」と感じた、今回の長電バス「ナガデンエクスプレス」京都・大阪/USJ・神戸線の旅でございました。
機会がありましたら、また乗車してみたいですね。
【乗車データ】
- 乗車日:2021/04/23
- 乗車区間:
三宮バスターミナル(ミント神戸)→湯田中駅 - 運行会社:長電バス
- 車両:日野/セレガHD(QTG-RU1ASCA)
- 年式:2015年式
- 所属:飯山営業所
- 社番:1453
夜行高速バス「ナガデンエクスプレス」京都・大阪/USJ・神戸線のご予約はこちら
応援して頂けると嬉しいです。
↓ ↓ ↓ ↓
その他ランキング
にほんブログ村