長電バス「ナガデンエクスプレス」京都・大阪/USJ・神戸線 簡単な乗車記
伝統の「ながでんカラー」を纏った車体と快適な車内
やって来たのは、神戸市のミント神戸1階にある三宮バスターミナル。JR三ノ宮駅前に位置し、JR線のみならず、神戸市営地下鉄、阪神電鉄、阪急電鉄からのアクセスも便利です。(写真はイメージです。)
気になる車内の様子は・・・
20時35分、三宮バスターミナル7番のりばに1台のバスが入線します。
長電バスの長野・湯田中経由の野沢温泉行き「ナガデンエクスプレス」京都・大阪/USJ・神戸線です。
乗車した車両はこちら。
長電バス飯山営業所所属1453号車(日野セレガHD QTG-RU1ASCA)です。
2015年式に導入された、京都・大阪/USJ・神戸線用車両としては初のj-bus製車両になります。
同路線の車両には、これまで三菱製が選択されていただけに、この車両の登場には意外に思われた方も少なくなかったのではないでしょうか。
外観は、伝統の「ながでんカラー」をベースにした高速路線用専用カラーを纏っています。
このカラーリングのデビュー当初は、「NAGADEN EXPRESS」のロゴが角張っていましたが、ここ数年来登場している車両は、ロゴが斜めかつ丸みをもたせたものに変更されています。
乗車改札を受け、車内に入ります。
車内は、3列独立シート28人乗りの夜行高速使用。
青系のシートモケットが目立ちます。
座席と通路を仕切るカーテンは、窓側座席のみに設置されています。
シートは、天龍工業製の夜行用シートを採用。
共同運行の南海バス「サザンクロス」で採用されているシートとは異なり、こちらは可動式枕を搭載しない標準タイプが選択されています。
尚、毛布(ブランケット)は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、貸出停止になっています。
もちろん、足置き台(フットレスト)やレッグレストも完備。
携帯電話やスマートフォンの充電に便利なコンセントも、肘掛け下に設置されています。
車内最前部と中央部には、案内用モニターを設置。
自動案内放送に合わせて、各種案内が表示されます。
以上、「ナガデンエクスプレス」京都・大阪/USJ・神戸線の車内をご紹介しましたが、夜行バスに必要な装備はひと通り揃っているといって良いのではないでしょうか。
新型コロナ対策について
今回乗車した便の新型コロナウイルス対策は、以下の様になっておりました。
【主な新型コロナ感染症対策】(乗車当時のものです)
・座席使用制限:なし
※窓側座席のみ通路カーテン付き
・車内消毒液設置:あり
・運転席回りのビニール製カーテン設置:なし
※消灯時に前方遮蔽カーテンをセット。
・運行終了時の車内消毒:実施
・エアコンの外気導入:実施
<動画追加>【お知らせ】バス事業者様へ 大型観光バス「日野セレガ」の室内空調について
・休憩時の車内換気:実施
・その他:
車内抗菌処理実施済み
プラズマクラスターイオン発生装置を設置
乗務員のマスク着用 など
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