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和歌山バス「サザンクロス」鎌倉線 堺→鎌倉 簡単な乗車記

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和歌山バス「サザンクロス」湘南線 ・759
和歌山バス「サザンクロス」鎌倉線

写真は、堺・大阪・京都~小田原・藤沢・鎌倉・戸塚間夜行高速バス「サザンクロス」鎌倉線で活躍する和歌山バス(本社:和歌山市)の日野セレガHD(PKG-RU1ESAA)です。

元々この路線は、南海バス(本社:堺市)と江ノ電バス藤沢(→江ノ電バス、本社:藤沢市)が共同で運行していましたが、2020年3月末日をもって江ノ電バスが同路線の運行から撤退したため、これに代わって2020年4月1日より和歌山バスが新たに運行に参入し、現在に至ります。

和歌山バス「サザンクロス」湘南線 ・759
江ノ電バス「戸塚・鎌倉・小田原~京都・大阪・堺線」

私自身、この路線にはかなり昔に江ノ電バス藤沢担当便に乗車したことがあり、その模様をブログでもご紹介しています。

ですが、大阪側事業者の便にはこれまで一度も乗車したことがなく、「そうであるならば、折角なので乗車してみようか!」ということになり、先日所用で大阪を訪問した帰路の足として利用してみました。
今回は、その時の模様をご紹介します。

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どことなく新鮮!? 「サザンクロス」カラーの和歌山バス

やって来たのは、堺市の中心部から少し離れたJR阪和線堺市駅

“堺市の中心部から少し離れた”とはいいつつも、堺市内にある主要鉄道ターミナル駅のひとつであることには間違いなく、夜になっても駅を利用している方を多く見かけます。
ですが、駅前に商業施設があるとはいえ、南海堺駅や堺東駅、なかもず(中百舌鳥)駅などと比較すると、”街の主要駅”というよりは”街から離れた住宅地に近い中規模の駅”という印象を受けます。

JR堺市駅前からは、南海バスの夜行高速バス「サザンクロス」のうち、2路線が発着しています。
うち一路線は、これまでにも何度かご紹介している「サザンクロス」長岡線

南海バス「サザンクロス」長岡線 ・518
南海バス「サザンクロス」長岡線

そして、もう一路線が、今回ご紹介する「サザンクロス」鎌倉線です。
堺・大阪・京都と神奈川県湘南地区を約11時間で結びます。
運賃は、乗車日によって変動する変動制運賃を採用。
片道運賃は6,630円~9,540円(乗車区間・乗車日によって異なる)となっています。

JR堺駅前には、高速バス専用のバス停も設置。
発着時刻も詳しく掲示されています。

JR堺市駅前 「サザンクロス」専用バス停_01
JR堺市駅前 「サザンクロス」専用バス停_02

今回乗車したのは、JR堺市駅前21時05分発の和歌山バス担当便
南海バスの一般路線バスも発着していることから、バスは発車時刻直前に入線します。

和歌山バス「サザンクロス」湘南線 ・759 JR堺市駅前入線

乗車した車両はこちら。

和歌山バス「サザンクロス」湘南線 ・759

和歌山バス和歌山営業所所属759号車(日野セレガHD PKG-RU1ESAA)です。
南海バスが「サザンクロス」佐世保線用車の代替目的で導入された車両で、主に佐世保線や長岡線などで活躍後、暫くは予備車扱いでしたが、「大阪・京都~鎌倉線」の江ノ電バス運行撤退に伴い和歌山バスに転属、現在は「サザンクロス」鎌倉線の専用車両として活躍しています。

和歌山バスといえば、この他にも夜行高速バス「和歌山・泉が丘・堺~横浜・東京・西船橋・TDR・海浜幕張線」を成田空港交通(本社:成田市)と共同で運行しており、ピンクカラーの「アザレア・アザレアⅡ」のイメージが強いだけに、「サザンクロス」カラーの和歌山バスがどことなく新鮮に映ります。

車内は、3列独立シート28人乗りの夜行高速仕様。
ブラックに近いダークブルー系のシート地に斑点模様のシートモケットが目立つ内装になっています。
通路カーテンは中央列座席を含めた全席に設置しています。
トイレは、車内中央部の階段を下りたところにあります。

和歌山バス「サザンクロス」湘南線 ・759 車内

シートは、天龍工業製の夜行用標準タイプのシートを採用。
写真はありませんが、リクライニングの最大角度もかなり深く設定されています。

和歌山バス「サザンクロス」湘南線 ・759 シート

もちろん、足置き台やレッグレストも完備しています。
因みに、レッグレストはこの代の車両から導入されました。

和歌山バス「サザンクロス」湘南線 ・759 足置き台・レッグレスト

モバイル充電用コンセントは、各座席の肘掛下に設置しています。

和歌山バス「サザンクロス」湘南線 ・759 コンセント

古参の部類に入る車両ということもあり、共同運行の南海バス担当便と比較すると多少見劣りする感は否めませんが、それでも夜行バスに必要な装備は全て揃っており、首都圏までの移動であれば問題なく快適に過ごせられるという印象を持ちました。

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途中休憩は1回 目覚めると一面に湘南の海が

21時05分 JR堺市駅前発車

21時05分、定刻にJR堺市駅前を発車したバスは、南海堺東駅前南海堺駅前に停車し、国道26号へ。
大和川にかかる陸橋を渡り、向かいます。

30分程走行した湊町バスターミナル(なんばOCAT)にて乗車扱いのために停車後、さらに10分程走行した南海なんば高速バスターミナルでも乗車扱いと、こまめに停車していきます。

南海なんば高速バスターミナルを発車したバスは、湊町ランプから阪神高速道路に入り、大阪駅方面へ。
20分程で到着する大阪駅前ののりばは、桜橋口のJR線高架下にあります。

大阪駅前で乗車扱いを行ったバスは、すぐ近くの梅田ランプから再び阪神高速へ。
阪神高速から第2京阪道路に入り、高速京田辺にて乗車扱いを行った後、京都駅八条口へ向かいます。

和歌山バス「サザンクロス」湘南線 ・759 走行中の車内

京都駅八条口ののりばは、京阪高速バスや定期観光バスが発着するホテル京阪前のH2のりば。
JR京都駅や近鉄京都駅からは少し離れていますが、八条口を出て左手にある「ホテル京阪京都グランデ」をめざすと良いでしょう。
近隣にある「ホテル京阪 京都八条口」と間違えない様に注意しましょう

23時45分、京都駅八条口を発車。
発車後、すぐに自動放送による案内と、乗務員による補足説明が行われます。
その間、バスは京都市内から京都南インターへ。
京都南インターから名神高速道路に入ったバスは、草津ジャンクションから新名神高速道路に入り、その後、伊勢湾岸自動車道~新東名高速道路~東名高速道路を経由して、神奈川県の湘南地区へ向かいます。

00時15分~00時25分 草津パーキングエリア(第2駐車場)にて開放休憩

京都駅八条口を発車してちょうど30分、バスは唯一の開放休憩場所でもある草津パーキングエリア(第2駐車場)に到着します。
こちらでは、10分間停車しました。

和歌山バス「サザンクロス」湘南線 ・759 草津PAにて_01

草津パーキングエリアといえば、名神高速道路の中でも有数の広さを誇るパーキングエリアですが、残念ながら第2駐車場にある設備はトイレと自販機のみ。
賑やかな第1駐車場のイメージでバスを降りると面を食らうことになります。

和歌山バス「サザンクロス」湘南線 ・759 草津PA_01
和歌山バス「サザンクロス」湘南線 ・759 草津PA_02

何度もご紹介していますが、飲食物や土産物の購入は乗車前に済ませておくことをお勧めします。

バスを降りる際は、乗務員から休憩カードを受け取り、用を済ませてバスに戻る際に休憩カードを返却します。
休憩カードは無くさない様にしましょう。

バスも、深夜のハイウェイ走行に向けて、しばしのひと休みです。

和歌山バス「サザンクロス」湘南線 ・759 草津PAにて_02

06時15分 鎌倉駅東口到着

00時25分、乗客が全員揃ったところで、バスは草津パーキングエリア(第2駐車場)を発車します。

発車後、車内灯が消され消灯。
この後、バスは乗務員交代のために数か所のサービスエリアに立ち寄りますが、乗客は翌朝の目的地到着まで下車することができません。

消灯されたと同時に、持参のネックピローを準備してシートを倒し就寝します。
かなり深く倒れるシートに身を委ねて目を瞑ると、いつしか夢の中へ。
翌朝、目を覚ました時、バスは大井松田インター通過して小田原市内に入っていました。

05時05分頃、自動放送が流れ起床。
05時08分、定刻よりも30分以上早く、バスは小田原駅東口に到着します。
こちらでは、1名が下車していきました。

和歌山バス「サザンクロス」湘南線 ・759 草津PAにて_02

小田原駅東口を発車したバスは、小田原インターから西湘バイパスに入ります。
すると、進行方向右手には、この様な素晴らしい景色が車窓一面に広がります。

和歌山バス「サザンクロス」湘南線 ・759 朝の車窓_01

西湘バイパスを抜け、藤沢市内へ向けて走行すると、右手には湘南海岸が。
もちろん、江ノ島も見えます。

和歌山バス「サザンクロス」湘南線 ・759 朝の車窓_02

実は今回、この路線に乗車した最大の目的が、これら写真の景色をバス車内から眺めたかったからでありまして、噂では聞いていましたが、数ある夜行バスの中でも、10本の指に入る景色の素晴らしさでした。
日の長い春季から夏季の限定にはなりますが、写真の景色を眺めるだけでもこの路線に乗車する価値はあると思います。

いうまでもありませんが、座席を指定する際は、進行方向右側の座席(C席)を選びましょう。

湘南海岸沿いに走行したバスは、片瀬東浜交差点を左折し、藤沢市中心部へ向かいますが、藤沢駅南口は降車客がいなかったために通過し、藤沢市中心部を右折して県道32号を鎌倉市内へ向かいます。

そして、06時15分、定刻よりも1時間以上早く、バスは鎌倉駅東口に到着しました。

和歌山バス「サザンクロス」湘南線 ・759 朝の鎌倉駅東口

この後、バスは大船駅東口を経由して戸塚駅東口まで運行しますが、今回は行程の関係でこちらにて下車。

和歌山バス「サザンクロス」湘南線 ・759 鎌倉駅東口にて_01

折角来たのだから・・・ということで、この後、江ノ電に乗車し、札幌への帰路につくのでありました。

江ノ電鎌倉駅
江ノ電の車窓
江ノ島電鉄 1502 藤沢駅にて
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最後に

大阪から鎌倉までの所要時間は約9時間。
所定の所要時間では10時間となっていますが、平日朝の渋滞を考慮して運行ダイヤを組んでいるからか、休日は早着が常態化しているのかもしれません。

先述の通り、この路線の乗車は今回が2回目でしたが、とにかく朝の車窓が素晴らしい!のひとことに尽きます。
初めから湘南方面行きの便に乗車しておくべきだったと・・・知るのが遅すぎましたね(汗)。

運行経路も、関西側はもちろんのこと、神奈川県側も湘南地区から西部の小田原地区にかけて広くカバーしており、ビジネスにもレジャーにもそれなりに使える路線という印象を持ちました。

この路線も、コロナ騒動の影響で運休・再開を繰り返していましたが、2022年夏にようやく通常運行に戻りました。
今後、どれ位の水準にまで乗客数が戻るのか分かりませんが、湘南地区への足として、はたまら関西方面への足として、末永く運行し続けることを祈念したいものです。

和歌山バス「サザンクロス」湘南線 ・759 鎌倉駅東口にて_02

【乗車データ】

  • 乗車日:2022/07/30
  • 乗車区間:
    JR堺市駅前→鎌倉駅東口
  • 運行会社:和歌山バス
  • 車両:日野/セレガHD(PKG-RU1ESAA)
  • 年式:2009年式
  • 所属:和歌山営業所
  • 社番:759
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【おまけ】動画にしてみました

今回ご紹介した和歌山バス「サザンクロス」鎌倉線の乗車の模様を動画にしてみました。
現在、Youtubeにて公開しています。
宜しければご覧いただけると幸いです。

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