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長電バス「エアロキングまつり」&イベント特攻ツアー参加記(2025年5月24日)

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長電バスのエアロキングを改めて見てみる

ここで、長電バスが導入した三菱エアロキングを改めて見てみましょう。
長電バスが導入した三菱エアロキングは、かつてJRバス関東で首都圏~京阪神間の格安高速バス「青春エコドリーム号」「青春昼特急号」として活躍していた車両になります。
JRバス関東時代の車番はD654-09501号車で、先述の路線での活躍後は、同社東関東支店へ移籍、「ユーグレナバス」としてミドリムシを原料としたバイオ燃料を使用した成田空港付近の周遊バスとしても活躍していました。

ご覧の通り、カラーリングは長電バスの都市間・急行路線用カラーリングを2階建てバス向けにアレンジしたものを採用。
長電バスのカラーリングもエアロキングに合っていてカッコいいです。

長電バス 三菱エアロキング 2093_202505_01
長電バス 三菱エアロキング 2093_202505_02

形式は、BKG-MU66JS。
新長期規制に適合させたモデルで、2007年度に型式認定を取得しており、エアロキングとしては最終モデルになります。

車内は、2階席、1階席ともに4列シート56人定員となっており、シート配列もJRバス関東時代のものをそのまま引き継いでいます。

長電バス 三菱エアロキング 2093_202505 車内

シートは、天龍工業製の一般的な2人掛けシートを採用していますが、夜行路線用対応のためか、シートのリクライニング角度が若干深めに設定されていました。

長電バス 三菱エアロキング 2093_202505 シート

前席下にはコンセントを設置しています。
ただし、営業運転時にこちらを使用出来る様にしているのか否かは不明。
ツアー運行時は使用出来ない様に大元の電源が切られていました。

長電バス 三菱エアロキング 2093_202505 座席コンセント

その他、写真はありませんが、1階中央部にはトイレスペースが設けられています。
但し、トイレの扉にキャッシュレス用のタブレットを設置している関係上、トイレは使用出来ない様になっていました。

以上、長電バスが導入した三菱エアロキングの外観と車内を簡単にご紹介しましたが、出来るだけ多くの乗客を運ぶことが出来、尚且つ高いアイポイントから車窓を楽しめる・・・限られた事業予算の中において、これは懸命な車種選択なのではと思いました。

高速道路を経由してイベント会場(長電バス長野営業所)へ・・・

08時30分、集合時間になったところで、ツアーの参加受付を済ませ、2階席へ移動します。
参加者数は、私を含め10名程。
もっと参加者がいるのかなぁと思っていただけに、この少なさには拍子抜けでしたが、ツアー代金の高さ(参加代金が15,000円、2回最前席希望の方はプラス5,000円)が影響したのでしょうか・・・。

参加者には、ツアーのしおり?が入った長電バスの封筒と、記念の缶バッジ、そしてこの後にご紹介する長電バス社屋2階から撮影出来る撮影イベントの参加整理券が配られました。

長電バス エアロキングまつり特攻ツアー 前半戦 三菱エアロキング 2093_202505 ツアーしおり・缶バッジ・撮影イベント整理券

08時40分、ツアー参加者が全員揃ったところで、バスは追っかけ撮影組と思わしき方々の見送りを受け、上田駅温泉口を発車します。

長電バス エアロキングまつり特攻ツアー 前半戦 三菱エアロキング 2093_202505 上田駅温泉口発車

ここから先の行程ですが、上田駅温泉口を発車したバスは、祝町大通りから国道18号、県道91号坂城インター線を坂城インターへ向かい、坂城インターから上信越自動車道に入ります。

長電バス エアロキングまつり特攻ツアー 前半戦 三菱エアロキング 2093_202505 坂城インター通過

上信越自動車道に入ってすぐのさかきパーキングエリアで休憩停車(という名の撮影タイム)を実施し、休憩停車後は上信越自動車道を須坂長野東インターまで走行、県道347号や国道18号などを経由し、長電バス長野営業所へ向かいます。

所要時間は約1時間とあっという間に過ぎますが、束の間の時間、2階からの車窓を存分に楽しむことにしました。

09時02分、バスはさかきパーキングエリアに到着。
09時10分まで8分間の開放休憩停車となりました。

長電バス エアロキングまつり特攻ツアー 前半戦 三菱エアロキング 2093_202505 さかきパーキングエリア

こちらで、この日のイベントのゲスト参加車両として事前告知されていたJRバス関東小諸支店所属の三菱エアロキングD674-08502号車が合流。
開放休憩停車といいつつも、ツアー参加者全員がバスファンということになると、当然ながら撮影タイムになるわけでして、追っかけ撮影組と合わせてちょっとした撮影会状態になりました。

長電バス エアロキングまつり特攻ツアー 前半戦 三菱エアロキング 長電バス2093&JRバス関東D674-08502_202505 さかきパーキングエリアにて_01
長電バス エアロキングまつり特攻ツアー 前半戦 三菱エアロキング 長電バス2093&JRバス関東D674-08502_202505 さかきパーキングエリアにて_02
長電バス エアロキングまつり特攻ツアー 前半戦 三菱エアロキング 長電バス2093_202505 さかきパーキングエリアにて
長電バス エアロキングまつり特攻ツアー 前半戦 三菱エアロキング JRバス関東D674-08502_202505 さかきパーキングエリアにて

あっという間に時間は過ぎ、発車時刻になりました。

長電バス エアロキングまつり特攻ツアー 前半戦 三菱エアロキング 長電バス2093_202505 さかきパーキングエリアにて_02

さかきパーキングエリアを発車したバスは、左手に北陸新幹線の高架を眺めながら上信越自動車道を走行。

長電バス エアロキングまつり特攻ツアー 前半戦 三菱エアロキング 2093 車窓_01

更埴ジャンクションからは、進路を北へ。
暫くの区間、JRバス関東の三菱エアロキングが先導していました。

長電バス エアロキングまつり特攻ツアー 前半戦 三菱エアロキング 2093 車窓_02
長電バス エアロキングまつり特攻ツアー 前半戦 三菱エアロキング 2093 車窓_03

更埴ジャンクションから10分程で、バスは須坂長野東インターを通過。
長閑な風景を眺めながら、バスはイベント会場へ向かいます。

長電バス エアロキングまつり特攻ツアー 前半戦 三菱エアロキング 2093 須坂長野東インター通過
長電バス エアロキングまつり特攻ツアー 前半戦 三菱エアロキング 2093 車窓_04
長電バス エアロキングまつり特攻ツアー 前半戦 三菱エアロキング 2093 車窓_05

拡幅された村山橋を渡り、

長電バス エアロキングまつり特攻ツアー 前半戦 三菱エアロキング 2093 村山橋通過

09時50分、バスは無事に長電バス長野営業所に到着しました。
さあ、いよいよイベントの開始です。

長電バス エアロキングまつり特攻ツアー 前半戦 三菱エアロキング 2093 長電バス長野営業所到着

(次ページに続きます。)

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