福岡で見かけたバス達(西鉄バスなど)とJAC3595便

夜行バス,昼行高速バス,一般路線バス,飛行機

前回の記事の続きになります。

前回の記事『西鉄高速バス「桜島号」夜行便4012号車 乗車記(2016年5月乗車分)』はこちらからどうぞ。


西鉄高速バス「桜島号」夜行便で福岡に戻った私。
西鉄高速バス「桜島号」夜行便 4012 西鉄天神高速バスターミナル到着 その2

このあと私は、公共交通系のイベントに出席のために飛行機で松山へ移動するのですが、フライトまでの空き時間を利用して、しばし福岡市内を走るバス達を見ることにしました。

早朝から深夜までひっきりなしに発着する西鉄天神高速バスターミナル

まず訪れたのは、福岡訪問の際に必ずといっていいほど立ち寄る新川橋の西鉄天神高速バスターミナル入口です。
九州各地を走る高速バスを中心に、早朝から深夜までひっきりなしに高速バスが出入りする場所としても有名であります。
早速こちらの車両に出会いました。
西鉄高速バス「福岡~延岡・宮崎夜行線」 4101
2016年4月22日に運行を開始した西鉄高速バスの「福岡~延岡・宮崎夜行線」です。
新旧の三菱純正エアロクイーンが充てられているそうですが、この日は旧型の三菱エアロクイーンⅠ(PJ-MS86JP)が来ていました。
運行開始に伴い、専用の方向幕も用意されました。

とさでん交通「はりまや号」 ・205 20160514
とさでん交通の高知~北九州・福岡線「はりまや号」205号車(日野セレガHD PKG-RU1ESAA)です。
元々この車両は旧高知県交通に在籍していましたが、新会社発足に伴い新塗装に塗り替えられました。
新しい「とさでん」を象徴するデザインになっています。

日ノ丸自動車「大山号」 ・639 20160514
日ノ丸自動車の鳥取・米子~北九州・福岡線「大山号」です。
昨年2015年に導入された日野セレガHD(QRG-RU1ESBA)が来ていました。

西日本鉄道「ペガサス号」 4874 20160514
西日本鉄道の福岡・北九州~倉敷・岡山線「ペガサス号」です。
最近は写真の三菱エアロクイーン(QRG-MS96VP)が充てられているようです。

西日本鉄道「ひのくに号」 3671

西日本鉄道「ひのくに号」 2676
西日本鉄道の福岡~熊本線「ひのくに号」です。
「ひのくに号」もメーカー純正車両がかなり増えました。
そう遠くない時期にメーカー純正車両に統一される程の勢いで車両の入れ替えが進んでいます。
熊本地震復興を願って、車体側面には「くまもん」がデザインされた貼り紙が貼ってありました。

日田バス 高速用車両 412
日田バスの高速路線用車両です。
西鉄から移籍した西工S型で、福岡~日田線はもとより、福岡~大分線「とよのくに号」(各停便)や福岡~由布院線「ゆふいん号」、福岡~黒川温泉線と幅広く活躍します。

西日本鉄道 福岡~日田線 7910
こちらは西鉄の福岡~日田線で活躍する日野セレガHDリミテッドエディション(QRG-RU1ASCA)です。
福北ラインと同仕様のトイレ無し45人乗りとなっています。
西鉄の福岡~日田線は日田バスに運行管理を委託しており、実際は日田バスの乗務員がハンドルを握ります。

九州急行バス「九州号」 1844
九州急行バスの福岡~長崎線「九州号」です。
同社の西工製車両としては最後のグループの車両で、シャーシは日産ディーゼル(現:UDトラックス)製、前扉は折戸仕様、車内は3列シート(トイレ付き)32人乗りとなっています。

西日本鉄道 吉塚 2736
高速バス専用バスターミナルとして知られている西鉄天神高速バスターミナルですが、実は一般路線バスも発着します。
天神・博多駅~福岡空港国際線ターミナル間の路線バスが3階高速バスのりばから発車しています。
以前は天神地区のバス停から発着していましたが、ダイヤ改正で西鉄天神高速バスターミナルから発車するようになりました。

メーカー純正車両が主力になりつつある西鉄の福岡市内一般路線バス

天神でのバスウォッチングを一通り済ませたところで、博多駅地区へ移動します。
こちらでは、主に西鉄の一般路線バスを見ていましたが、メーカー純正車両が急増していることを改めて実感しました。
今回はその中から代表的な車両を2車種ご紹介します。

西日本鉄道 早良 4915
ビックマイナーチェンジを敢行した三菱エアロスターノンステップです。
2014年より導入が開始され、現在も継続して導入が進められています。
外観のイメージが大きく変わった他、アリソン製ATの採用で乗務員の負担軽減が図られています。

西日本鉄道 那珂川 8028

西日本鉄道 桧原 8025
フルモデルチェンジした日野新型ブルーリボンです。
いすゞエルガと並行して導入されており、西鉄グループでは長尺タイプ(QKG-KV290Q1)を選択・採用しています。
新モデルではAT車のみの設定となっており、トルコン式AT(アリソン製)と機械式ATを選択することが出来るのですが、にしてつグループでは機械式ATを採用しています。
ノンステップエリアが旧モデルよりも拡大されたのがこの車両の特長です。
外観で見分けがつき難い新型ブルーリボンと新型エルガですが、にしてつグループでは4桁の社番で見分けることが出来ます。
(社番の千の位が「1」または「2」:いすゞの車両、社番の千の位が「7」または「8」:日野の車両)

西日本鉄道 片江 5857
台数は少なくなりましたが、西工製の赤バスもまだ残っています。
とはいえ、この赤バスを九州で見られるのはあとどれ位なのでしょうか・・・。
もしかすると、そう遠くない時期にスマートループに統一されるのかもしれません。

僅かの時間でしたが、久しぶりに福岡市内を走るバス達を見て、心身ともに元気を貰いました。
今度福岡に来るのは何時になるでしょうか・・・。

福岡からプロペラ機で松山へ・・・

この後、博多駅からは西鉄「太宰府ライナー」で福岡空港国際線ターミナルへ移動。
更にターミナル間連絡バスで国内線第1ターミナルへ移動します。

そして、福岡からはJAC3595便で一気に松山へ移動します。
空港内のランプバスで搭乗機(DHC-8 Q400)へ移動するのですが・・・
西日本鉄道 福岡空港内ランプバス
ランプバスも西鉄でした。

日本エアコミューター JAC3595便

日本エアコミューター JAC3595便 機内

日本エアコミューター JAC3595便 プロペラ部分
久しぶりのプロペラ機でに移動でしたが、思っていた程揺れず、飛行時間の40分はあっという間でした。

松山空港到着後は、伊予鉄道の空港リムジンバスで伊予鉄松山市駅へ。
伊予鉄道「松山空港リムジンバス」 5348

ここから2日間は、公共交通について考え、勉強し、楽しむ時間となるわけですが・・・
この続きはまた次回といたします。


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