宮城交通「ザ・サンライナー」西船橋(千葉)→仙台 乗車記
宮城交通「ザ・サンライナー」の外観・車内をご紹介
「ザ・サンライナー」の外観
ここで、宮城交通「ザ・サンライナー」に使用されている車両を改めてご紹介します。
こちらの車両に乗車しました。
宮城交通仙台南営業所所属3169号車(日野セレガHD LKG-RU1ESBA)です。
元々この車両は、成田空港交通にて「成田空港・西船橋・東京~松本・長野線」に専用車として活躍していましたが、「ザ・サンライナー」運行開始に併せて成田空港交通から宮城交通へ移籍、改装の上、「ザ・サンライナー」専用車として再デビューしました。
但し、「ザ・サンライナー」専用車は1台しか在籍していないため、車両の点検時は仙台~名古屋線「青葉号」や仙台~京都・大阪線「フォレスト号」に投入される夜行高速用車両が運用に就きます。
気になる車内の様子は・・・
車内は、3列独立シート28人乗り夜行高速仕様となっています。
ブル系ーのシートモケットが特徴で、窓側座席には通路カーテンを設置しています。
車内最後部にはトイレと乗務員仮眠室が設置されていますが、乗務員仮眠室は昼行路線の「ザ・サンライナー」で使用されることはないため、事実上閉鎖されています。
シートは、天龍工業製の夜行用標準シートを採用。
リクライニング角度もかなり深く、長時間の移動を快適に過ごすことが出来ます。
頭を包み込むヘッドレストの形状がこのシートの特徴。
以前にご紹介した成田空港交通便のシートよりも豪華に見えます。
もちろん、レッグレストやフットレスト(足置き台)も完備。
各座席には充電用USBポートも完備しています。
この他、車内では無料のWi-fiサービスも実施。
ざっと見た感じでは、首都圏~仙台間を昼間に移動する高速バスとしては十分過ぎる程の充実した車内設備となっており、道中快適に移動出来そうです。
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