JR九州「36ぷらす3」赤の路 木曜日ルート(博多→鹿児島中央) 乗車記

鉄道



約6時間半の在来線豪華列車の旅

09時52分 博多発車

09時52分、「36ぷらす3」赤の路木曜日ルートは、定刻に博多を発車。
ここから暫くは、鹿児島本線を南下していきます。

このコースの終点は鹿児島中央ですが、途中の停車駅で乗降車出来る駅は熊本のみ。
熊本以外での停車は、運転停車またはおもてなし停車となっています。

博多を発車後、アテンダントによる検札があり、その後、4号車「マルチカー」にて乗車記念証を兼ねたスタンプ帳を受け取ります。

JR九州 787系「36ぷらす3」 乗車記念証を兼ねたスタンプ帳

この日は朝食を摂っていなかったことから、予め博多駅にて購入していた駅弁「鹿児島黒豚めんたい弁当」を食します。
もちろん、美味しくいただきました。

JR九州 787系「36ぷらす3」 鹿児島黒豚めんたい弁当

途中の大牟田(運転停車)では、地元沿線の方によるお見送りが。

JR九州 787系「36ぷらす3」 大牟田でのお見送り

列車は順調に進み、まもなく最初のおもてなし停車駅である玉名に到着します。


11時10分~11時30分 玉名停車(おもてなし停車)

玉名には11時10分に到着。
こちらでは、おもてなし停車として20分間の停車時間が設けられています。

ホームでは、荒尾玉名地域観光推進協議会のメンバーや沿線の方々が横断幕や小旗を持ってお出迎え。
特設ブースでは、地域の特産品やみかんなどを販売していました。
特設ブースを覗くと・・・無性にみかんが食べたくなり購入。
200円という安さもさることながら、味も甘くて美味しかったです。

JR九州 787系「36ぷらす3」 大牟田でのお見送り

もちろん、撮影も忘れてはいません。
じっくりと型式写真などを撮影することが出来ました。

JR九州 787系「36ぷらす3」 玉名にて_01

JR九州 787系「36ぷらす3」 玉名にて_02

JR九州 787系「36ぷらす3」 玉名にて_03

JR九州 787系「36ぷらす3」 玉名にて_04

JR九州 787系「36ぷらす3」 玉名にて_05

JR九州 787系「36ぷらす3」 玉名にて_06

玉名でのおもてなし停車が終わったところで、少しお酒を楽しむことに。
3号車のビュッフェで福岡・山口酒造場の梅酒「特選梅酒 とまり」(300ml)と阿蘇炭酸水を購入し、4号車「マルチカー」で景色を眺めながら梅酒の炭酸水割りを味わいました。

JR九州 787系「36ぷらす3」 梅酒の炭酸水割り

ストレートで味わうことも考えましたが、鹿児島到着後の更なる移動も控えていたこともあり、今回は炭酸水割りに。
悪酔いしなかったという点で正解でした。


11時50分~12時00分 熊本停車

博多を発車して約2時間、列車は熊本に到着します。

JR九州 787系「36ぷらす3」 熊本停車_01

JR九州 787系「36ぷらす3」 熊本停車_02

JR九州 787系「36ぷらす3」 熊本停車_03

こちら熊本は、「赤の路 木曜日ルート」で唯一乗降可能な駅。
お試し乗車の乗客もいた様で、熊本で下車された方や熊本から乗車された方がちらほら見受けられたのも印象に残りました。

12時00分、熊本を発車したところで、ランチコースの食事提供が開始されます。
これに伴い、ビュッフェは一時営業を休止。
約1時間、ランチコースの食事提供業務に専念します。

その後、6号車の自席に戻り、暫くは景色を眺めていましたが、
肥薩オレンジ鉄道線の起点駅である八代を過ぎたあたりから、お酒の心地良い酔いが回ってしまい、寝てしまうという失態を犯します。
八代からの美しい車窓が見られなかったことに後悔。
勿体ないことをしてしまいました。


14時25分~14時40分 牛ノ浜停車(おもてなし停車)

2回目のおもてなし停車駅である牛ノ浜には、14時25分に到着。
こちらでは、15分間の停車時間が設けられています。

JR九州 787系「36ぷらす3」 牛ノ浜停車_01

1回目のおもてなし停車駅である玉名とは異なり、こちらではホームではなく駅舎を出た横に特設ブースを設置。
特産品などの販売が行われていました。

JR九州 787系「36ぷらす3」 牛ノ浜停車_02

小腹が空いていたということもあり、こちらではたい焼きを購入。
あんこたっぷりのたい焼きで、大変美味しかったです。

JR九州 787系「36ぷらす3」 牛ノ浜で購入したたい焼き

牛ノ浜でのおもてなし停車の最大のポイントは、なんといってもこの景色。
駅の目の前が海という駅は全国各地にありますが、目の前の海の景色が素晴らしい場所は決して多くはありません。
この駅には初めて降り立ちましたが、また来たいと思わせる素晴らしい景色が楽しめる駅でした。
この駅をおもてなし駅として選んだのは大正解だと思います。

JR九州 787系「36ぷらす3」 牛ノ浜停車_03

もちろん、撮影も忘れません。

JR九州 787系「36ぷらす3」 牛ノ浜停車_04

JR九州 787系「36ぷらす3」 牛ノ浜停車_05

JR九州 787系「36ぷらす3」 JR九州 787系「36ぷらす3」 牛ノ浜停車_06

16時24分 鹿児島中央到着

牛ノ浜を発車した「36ぷらす3」は、上川内、川内など数箇所の駅で運転停車をしながら鹿児島中央へ向けて南下。
そして、博多を発車して約6時間後の16時24分、「36ぷらす3」は終点の鹿児島中央に到着しました。

JR九州 787系「36ぷらす3」 鹿児島中央到着_01

到着しても、私を含め多くの乗客は、写真撮影や回送される車両を見送るためにホームに残るという状況。
名残惜しい「36ぷらす3」の旅の余韻を、各々が各々の形で楽しんでいたのが印象に残りました。

JR九州 787系「36ぷらす3」 鹿児島中央到着_02

(次ページに続きます。)