函館バス「高速はこだて号」昼行便 簡単な乗車記【札幌~博多間 3日連続 高速バスだけの旅】

昼行高速バス,高速バス乗車記

前回の記事でもご紹介しましたが、先日、札幌~博多間をなるべく高速バスだけで移動しようという「札幌~博多間 3日連続 高速バスだけの旅」に出かけて来ました。

2020年9月 「札幌~博多間-3日連続-高速バスだけの旅」- アイキャッチ用 480

旅の概要については、前回の記事でもご紹介した通りで、SNS(Twitter・Facebook)でも発信していたのですが、今回から数回に分けて旅の模様を改めて紹介していきます。

初回は、函館バスの札幌~函館間都市間バス「高速はこだて号」昼行便を改めて紹介。
同社の「高速はこだて号」については、都市間バス参入直後に乗車記としてご紹介しましたが、あれから約半年が経ち、現在どうなっているのかを改めて見てみました。

以前ご紹介した函館バス「高速はこだて号」の乗車記は、以下のリンクからご覧いただけます。

「これぞ函館!」をイメージさせるカラーリングが特徴の函館バス便

やって来たのは、JR札幌駅。
北海道新幹線の延伸工事が本格化しようとしている昨今ですが、8年後の駅前の姿がどうなっているのか、今から気になって仕方がありません。
JR札幌駅南口

「高速はこだて号」昼行便は、JR札幌駅南口に隣接する札幌駅前ターミナル(エスタ1階)から発車します。
以前は中央区大通の中央バス札幌ターミナルが始発でしたが、数年前に札幌駅前ターミナルへの乗り入れが実現。
利便性が格段に向上しました。
時間帯にもよりますが、現在では札幌駅前ターミナルからの利用が多いと聞きます。
札幌駅前ターミナル_01

札幌駅前ターミナル_02

今回乗車した「高速はこだて号」昼行便の函館バス担当便です。
同社の都市間バス参入にあたり新規導入した最新型の三菱エアロクイーン(2TG-MS06GP)が充てられています。
函館の夜景と名物・観光地をおしゃれにデザインしたカラーリングは、バスファンのみならず利用者にも評判の様です。
函館バス「高速はこだて号」 T3626

函館バス「高速はこだて号」 T3626 リア

今回私が乗車したのは、札幌駅前ターミナル16時50分発の便。
発車の10分前にはのりばに入線、改札が始まります。
函館バス「高速はこだて号」 T3626 札幌駅前ターミナル改札中

気になる車内の様子は・・・

車内は、3列独立シート29人乗りの夜行高速仕様。
現在のところ、新型コロナの影響で夜行便が運休していますが、全席通路カーテンが装備されており、夜行便の運用にも対応出来るようになっています。

函館バス「高速はこだて号」 T3626 車内

函館バス「高速はこだて号」 T3626 シート

足置き台(フットレスト)、レッグレストも完備しています。

函館バス「高速はこだて号」 T3626 足置き台(フットレスト)&レッグレスト

各座席にはコンセントも装備。
携帯電話・スマートフォンの充電に重宝します。

函館バス「高速はこだて号」 T3626 座席コンセント

トイレは、車内中央部の階段を下りた突き当たりにあります。
中からロックをすることで、トイレ入口上部と車内最前部のランプが点灯します。
トイレ使用の際は、ランプが消えていることを確認しましょう。

函館バス「高速はこだて号」 T3626 トイレ

以上、函館バス「高速はこだて号」の車内を簡単に紹介しましたが、道外事業者の夜行高速車クラスにも引けを取らない車内設備の充実ぶりは、まさに「乗り得」といっても過言ではないでしょう。

尚、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、毛布(ブランケット)のサービスは停止しておりました。


新型コロナ対策について

今回乗車した便の新型コロナウイルス対策は、以下の通りです。

【主な新型コロナ感染症対策】(乗車当時のものです。)
・座席使用制限:なし
 ※全席通路カーテン付き
・車内消毒液設置:あり
・運転席回りのビニール製カーテン設置:あり
・運行終了時の車内消毒:実施
・エアコンの外気導入:実施
 メーカー公式【三菱ふそう】新型コロナウィルス新生活様式への対応
・休憩時の車内換気:実施
・その他:
 プラズマクラスターイオン発生装置を設置
 乗務員のマスク着用 など

(次ページに続きます。)