ジェイアール九州バス「たいよう」僅か1年で運行終了へ・・・
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さて、既に公式リリースでご存知の方も多いかと思いますが、JR九州バスの福岡博多~宮崎間高速路線バス「たいよう」が、2012年4月25日をもって運行を終了することになりました。
そして、翌4月26日からは、西鉄や九州産交バス、宮崎交通が運行している高速バス「フェニックス号」に再参入、新たに「フェニックス号」として運行を開始します。
僅か1年で運行終了
高速バス「たいよう」は、今から約1年前の2011年4月に運行を開始しました。「たいよう」開業前は、西鉄陣営が運行している高速バス「フェニックス号」を共同運行していましたが、2011年3月にJR九州バス他2社が新たに開業した新八代~宮崎間の九州新幹線アクセス高速バス「B&Sみやざき」の路線開設をめぐって西鉄とJR九州側の意見が対立、JR九州が「フェニックス号」の運行から撤退し、新たに高速路線バス「たいよう」を開設したといういきさつがあります。
しかしながら、「たいよう」の利用実績が思ったほど伸びなかったことに加え、同区間においてはツアー高速バスが台頭していることもあって、両社が「高速路線バス同士が対立・競争していても根本的な問題解決にならない」という結論に達したのかどうかは分かりませんが、今回「たいよう」は僅か1年という短い歴史に幕を閉じることになりました。
「たいよう」の運行終了と「フェニックス号」の再参入という動きは、「元の鞘に収まった」という見方が大半な一方で、「事実上JR九州側が西鉄陣営に降伏した」という見方もあったりと、今後様々な憶測を呼びそうです。
JR九州バスの「たいよう」には、今から約10ヶ月前の2011年5月に乗車しました。
このブログにも乗車記を掲載しています。
お読みいただければ分かるかと思いますが、まさかこの記事で今回の動きを予言していたとは・・・・・。
でも、乗車した時の利用状況を考えると、「フェニックス号」再参入は必然的な流れなのかもしれませんね。
とりあえず、高速バス「たいよう」に対しては、「1年間ご苦労様でした。」と声をかけたいと思います。
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