3軸レトロバスに再会しました【旭川電気軌道 三菱MR430 関連イベント「勝手にJetstar★就航記念!~ 見て触ってMR430に乗って暖まろう ~ 」】
3軸レトロバス「三菱MR430」。
この3軸路線バス「三菱MR430」が旭川電気軌道でレストア(復元)され、2022年10月にお披露目されたことは、以前にブログやFacebookでご紹介しました。
その後、このバスは、各種イベントや自社の貸切運行、TV番組のロケなどで活躍。
昨年2023年5月には、大阪夢洲で開催された「2023バステクフォーラム」in大阪にも出張参加し、旭川~大阪間を陸送(小樽~舞鶴間はフェリー移動)する様子やイベント当日の模様がSNSに投稿され拡散されるなど、話題になりました。
そして、昨年2023年夏からは、JALとの共同企画でツアーも販売し(実際のツアー販売はJALパックが実施)、今年の夏も実施する方向で計画が進んでいるといいます。
そんな旭川電気軌道の3軸レトロ路線バス「三菱MR430」ですが、実は昨年11月から「~ 見て触ってMR430に乗って暖まろう ~ 」という小イベントを開催しておりまして、「折角なので顔を見に行こうか・・・」ということで、旭川へ行ってまいりました。
今回はこのイベントに参加した時の模様を簡単にご紹介します。
ツアーに参加された方もそうでない方も、この記事でイベントの模様を少しでも感じ取っていただけると幸いです。
三菱MR430は、1960年代高度成長期の輸送需要に応えるために、三菱(当時はまだ三菱日本重工業時代)が1963(昭和38)年に登場させた大型の路線バスです。
全長は約12m。
現行の路線バスよりも約1m長く、現行の高速・観光バス車両とほぼ同じ全長を誇ります。
乗車定員は110名と、当時最大の収容人数を誇っていました。
大量輸送時代に向けて需要が増えると見込んでの発売だったのでしょうが、実際には殆ど売れずに1963(昭和38)年から1965(昭和40)年の間のわすが12台の販売といわれています。
そして、旧国鉄と名鉄に導入されたのが富士重工製ボディであるのに対し、旭川バスに導入された3台は旧呉羽製のボディを纏っていました。
つまり、旭川バスに導入された3台は国内で唯一の旧呉羽製MR430であったわけで、高度経済成長期の大量輸送時代に活躍した、日本のバス史を語る上で貴重な車両の1台であるといえましょう。
尚、同車ついては、このブログの過去記事で詳しくご紹介していますので、併せてお読みいただけると幸いです。
(次ページに続きます。)
戦後、国内でわずか10台ほどしか生産されなかった
この3軸路線バス「三菱MR430」が旭川電気軌道でレストア(復元)され、2022年10月にお披露目されたことは、以前にブログやFacebookでご紹介しました。
約1年かけてレストアした旭川電気軌道の三菱MR430
その後、このバスは、各種イベントや自社の貸切運行、TV番組のロケなどで活躍。
昨年2023年5月には、大阪夢洲で開催された「2023バステクフォーラム」in大阪にも出張参加し、旭川~大阪間を陸送(小樽~舞鶴間はフェリー移動)する様子やイベント当日の模様がSNSに投稿され拡散されるなど、話題になりました。
【MR430】無事大阪舞洲スポーツアイランドに到着しました。バステクフォーラムでは車両展示のほか催しをご用意していただいております。是非ご来場ください。 pic.twitter.com/PNE0oCqOpY
— 旭川電気軌道㈱ 【公式】 (@denkikidou) May 11, 2023
前2軸と後2軸の夢の共演? pic.twitter.com/kaTPN4bsGP
— 西日本JRバス / にしばくん。【公式】West Japan JR Bus (@jrbus_dreamgo) May 12, 2023
(´-`).。oO あぁ、かっこいい・・・。
— 西日本JRバス / にしばくん。【公式】West Japan JR Bus (@jrbus_dreamgo) May 12, 2023
主催者のぽると出版様、旭川電気軌道様をはじめ、出展者の皆様と展示車両にお越しいただいた皆様、ありがとうございました。 pic.twitter.com/DrIR5XGPhW
バス崎はお休みを取り「バステクフォーラム」で旭川電気軌道(株)様の「MR430」を見てきました。
— 【公式】ジェイアール東海バス(株)🚌 (@JRtokai_bus) May 25, 2023
滅茶苦茶かっこいい!
我々の前身「国鉄バス」にも存在していたそう。
バス崎は思いました。「本物は無理でも、紙模型なら・・・」
という訳で、「国鉄バスMR430(紙模型) 復活プロジェクト」、開始し🚌 pic.twitter.com/L331oFIDyf
【帰還報告①】
— 旭川電気軌道㈱ 【公式】 (@denkikidou) May 19, 2023
MR430はバステクフォーラム出展の任務を終えました。
ご協力いただきました各事業者様、誠にありがとうございました。
京都交通様
車両停泊、ルートのアドバイス等でお世話になりました
北港観光バス様
車両停泊、大阪での道案内などでお世話になりました。 pic.twitter.com/TY388nraqV
そして、昨年2023年夏からは、JALとの共同企画でツアーも販売し(実際のツアー販売はJALパックが実施)、今年の夏も実施する方向で計画が進んでいるといいます。
そんな旭川電気軌道の3軸レトロ路線バス「三菱MR430」ですが、実は昨年11月から「~ 見て触ってMR430に乗って暖まろう ~ 」という小イベントを開催しておりまして、「折角なので顔を見に行こうか・・・」ということで、旭川へ行ってまいりました。
今回はこのイベントに参加した時の模様を簡単にご紹介します。
ツアーに参加された方もそうでない方も、この記事でイベントの模様を少しでも感じ取っていただけると幸いです。
三菱MR430とはどんなバスなのか?
ここで、旭川電気軌道の3軸レトロバス「三菱MR430」について簡単にご紹介します。三菱MR430は、1960年代高度成長期の輸送需要に応えるために、三菱(当時はまだ三菱日本重工業時代)が1963(昭和38)年に登場させた大型の路線バスです。
全長は約12m。
現行の路線バスよりも約1m長く、現行の高速・観光バス車両とほぼ同じ全長を誇ります。
乗車定員は110名と、当時最大の収容人数を誇っていました。
大量輸送時代に向けて需要が増えると見込んでの発売だったのでしょうが、実際には殆ど売れずに1963(昭和38)年から1965(昭和40)年の間のわすが12台の販売といわれています。
そして、旧国鉄と名鉄に導入されたのが富士重工製ボディであるのに対し、旭川バスに導入された3台は旧呉羽製のボディを纏っていました。
つまり、旭川バスに導入された3台は国内で唯一の旧呉羽製MR430であったわけで、高度経済成長期の大量輸送時代に活躍した、日本のバス史を語る上で貴重な車両の1台であるといえましょう。
尚、同車ついては、このブログの過去記事で詳しくご紹介していますので、併せてお読みいただけると幸いです。
(次ページに続きます。)