名門大洋フェリー「フェリーふくおか」乗船記(新門司港→大阪南港)【新船】
気になる新船「フェリーふくおか」の船内は?
私が乗船する「フェリーふくおか」の乗船手続きは17時30分からとのことで、暫くの間、3階待合室で時間を過ごします。外を眺めていると、先程停泊していた「フェリーふくおか」が乗船バースに移動して来ます。
17時30分、乗船手続きが開始したところで乗船手続きを済ませ、再び3階待合室で乗船開始時刻(18時30分)を待ちます。
18時30分 乗船開始
3階乗船口にて係員に乗船券を提示。
QRコードを読み込ませた後、検温を実施して乗船します。
12月の閑散期ではありましたが、全国旅行支援が実施されており、名門大洋フェリーも全国旅行支援の対象事業者になっているため、徒歩客も多かった印象を受けました。
18時35分 船内散策
改めて、今回乗船した船舶をご紹介します。
名門大洋フェリー「フェリーふくおか」です。
2022年3月に就航した、同社では一番新しい船舶になります。
全長195m、幅27.8m、15,400総トンを誇り、旅客定員は675名、車両積載数は12mトラックが162台、乗用車が140台となっています。
また、同社のフェリーとしては、「フェリーきょうと」とともに歴代最大の大きさを誇るそうです。
名門大洋フェリーといえば、「車両甲板の側面が空いている」というイメージがありますが、今回ご紹介する「フェリーふくおか」と僚船「フェリーきょうと」は、車両甲板の側面が完全に覆われており、他社の最新型大型カーフェリーと同じ様な外観になっています。
早速船内を散策してみます。
エントランスは6デッキにあります。
昨今の大型フェリーの流行でもある「吹き抜け構造」になっています。
クリスマス直前ということもあり、エントランスにはサンタさんとクリスマスツリーが。
サイン類も分かりやすくなっています。
インフォメーションは6デッキに。
その隣には売店があります。
各施設の営業時間は、売店入口付近に掲示されています。
この他、6デッキにはコインロッカー、自販機コーナー、キッズルーム(現在閉鎖中)、ゲームコーナーがあります。
テレビラウンジは6デッキと7デッキに各1箇所設置しています。
また、写真はありませんが、プロムナードは6デッキの左舷側にあります。
7デッキには展望ラウンジを完備。
雨に濡れることなく甲板からの景色が眺められるという点で、この施設は素晴らしいと思いました。
大浴場は7デッキの左舷側のあります。
乗船後、船内散策をひと通り済ませたところで、速攻で湯に浸かりました。
そして、今回私がお世話になった部屋は、1人用個室「ファーストS」。
全国旅行支援の適用で、安く利用することが出来ました。
空調が個別空調になっている他、洗面台も完備しており、見た感じでは新日本海フェリーの「ツーリストS」よりもグレードが上という印象を受けました。
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