名門大洋フェリー「フェリーふくおか」乗船記(新門司港→大阪南港)【新船】

フェリー



名門大洋フェリー「フェリーふくおか」の旅【1日目】

19:50 出港・夕食

出港の汽笛が鳴らされ、新門司港を出港します・・・といいたいところですが、実はこの日、偶然にも知人が同じ船に乗り合わせており、しかもレストランがかなり混雑していたことから、出航前からレストランの行列に並び、席を確保の上、一緒に食事をすることにしました。

展望レストランは、6デッキの右舷側後方にあります。

名門大洋フェリー「フェリーふくおか」 6デッキ 展望レストラン_01

食事はバイキング形式。
夕・朝食セット券を購入すると、バラバラで購入するよりも若干お安くなります。

名門大洋フェリー「フェリーふくおか」 6デッキ 展望レストラン_02

よく飲みました。よく食べました。

名門大洋フェリー「フェリーふくおか」 6デッキ 展望レストラン_03

尚、営業時間外の展望レストランの一部は、フリースペースとして開放されていました。

名門大洋フェリー「フェリーふくおか」 6デッキ 展望レストラン_04

名門大洋フェリー「フェリーふくおか」 6デッキ 展望レストラン_05

22:30 入浴(2回目)

夕食後、自室に戻って少し休んだ後、2回目の入浴を楽しみます。
1回目の時よりも若干空いておりました。


00:00 就寝

大浴場でさっぱりしたところで、自室に戻って横になります。
次第に眠くなり、いつしか夢の中へ。


名門大洋フェリー「フェリーふくおか」の旅【2日目】

翌朝06:00 起床

目を覚ましてスマートフォンの時計を見てみると・・・06時00分ですが、ベッドの上で横になりながら、テレビを見て過ごします。


06:40 朝食

展望レストランの朝食営業時間が来ました。
レストランに行って見ると・・・結構な行列が出来ておりました。

名門大洋フェリー「フェリーふくおか」 6デッキ 展望レストラン_06

朝食もよく食べました。

名門大洋フェリー「フェリーふくおか」 6デッキ 展望レストラン_07

で、食事をしながら外を眺めていると・・・なんと、明石海峡大橋の下を通過しているではありませんか!
これは私の完全なミス。
朝食の時間を後ろにずらすべきでした。

名門大洋フェリー「フェリーふくおか」 6デッキ 展望レストラン_08 明石海峡大橋通過中_01

朝食後、甲板へ出てみます。
航跡が美しいですね。

名門大洋フェリー「フェリーふくおか」 甲板_01

名門大洋フェリー「フェリーふくおか」 ファンネル

「フェリーふくおか」の後を追って、阪九フェリーの神戸行き「せっつ」が航行していました。

阪九フェリー 神戸行き「せっつ」 瀬戸内海航行中

大阪南港到着まで、あと1時間少々。
寒くなって来たので、部屋に戻って下船の準備をしながらのんびりと過ごします。


08:30 下船

大阪南港が見えて来ました。
楽しかった12時間40分の船旅が、まもなく終わろうとしています。

名門大洋フェリー「フェリーふくおか」 まもなく大阪南港到着_01

名門大洋フェリー「フェリーふくおか」 まもなく大阪南港到着_02

名門大洋フェリー「フェリーふくおか」 まもなく大阪南港到着_03

発着バースには、四国開発フェリー(オレンジフェリー)の「おれんじえひめ」が停泊していました。
こちらの船にも機会があれば一度乗船してみたいですね。

四国開発フェリー(オレンジフェリー)「おれんじえひめ」 大阪南港にて

その隣には、先行していた名門大洋フェリー「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」が停泊していました。

名門大洋フェリー「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」 大阪南港にて

そして、08時30分、「フェリーふくおか」は定刻に大阪南港に接岸。
12時間40分の移動を共にした「フェリーふくおか」とも、ここでお別れです。

大阪南港フェリーターミナル

名門大洋フェリー「フェリーふくおか」 大阪南港にて

その後は、南海バス「堺南港線」で南海堺駅へ。
次なる目的地へと向かうのでありました。(写真はイメージです。)
南海バス「堺南港線」 2010 堺駅前にて
南海バス「堺南港線」(日野セレガHD)

いまの時代に相応しい最新大型カーフェリー

というわけで、名門大洋フェリー「フェリーふくおか」の乗船記をお届けしました。

約10年ぶりに名門大洋フェリーに乗船しましたが、近年の大型カーフェリーの進化を改めて実感するとともに、いまの時代に相応しい最新大型カーフェリーであることを今回実感しました。

エントランスの造りは、デザインコンセプト「ベイサイドシティのきらめき」を忠実に表現しており、シンプルながらも青のアクセントが絶妙に感じられました。
また、個室重視により共用スペースを縮小する傾向がある昨今、共用スペースを広くとっている点は好印象でした。
船室も、カーペット敷きの部屋を廃止してプライベート空間が確保出来る「ツーリスト」以上で構成しているなど、旅客のニーズを上手く反映しています。
新造船の燃料消費量も、大型化したにもかかわらず旧船と変わらないとのこと。
最新技術をふんだんに導入するなど、まさに「いまの時代に相応しい最新大型カーフェリー」といえましょう。

となると、競合する阪九フェリーとどちらが良いのか・・・という話になりますが、そもそも阪九フェリーとは大阪側の発着場所が異なりますし、レストランの食事提供方法などサービス形態も異なりますので、目的地とサービス内容で選べば良いのでは?と思います。

個人的には、

  • バイキングを楽しみたいのであれば名門大洋フェリー
  • 大阪南部および神戸へ直行したいのであれば阪九フェリー
を選択すると思います。

今回は1人用個室での利用でしたが、これでも十分快適に過ごすことが出来ました。
いつになるか分かりませんが、今度乗船する機会があれば、「ファーストB」「ファーストJ」以上のクラスの船室でゆったりのんびりと過ごしたいですね。

日常の謙遜を忘れてゆったりと移動出来る最新大型カーフェリーの旅。
機会がありましたら、是非一度乗船されてみてはいかがでしょうか。

新門司港にて停泊中の「フェリーふくおか」と「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」
新門司港に停泊中の「フェリーふくおか」と「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」


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