西日本JRバス「グラン昼特急4号」(京都→新宿・東京) 749-20936号車
写真は、西日本JRバス(本社:大阪市)が運行する高速バス「グラン昼特急号」「グランドリーム号」で活躍するスカニア/バンホール インターシティDD(TDX24)です。
2022年3月にJR京都駅前(中央口)にて撮影しました。
ベルギーのコーチビルダー「バンホール」が艤装を担当する二階建てバス「アストロメガ」をベースにした日本向け高速路線仕様車で、パワートレイン(エンジンおよび足回り)はスウェーデンの車両メーカー「スカニア」社製のものを採用しています。
東阪間の「グラン昼特急」については、以前にこのブログで紹介しました。
この時は、愛知~御殿場間を東名高速道路経由で運行していましたが、2021年秋に東阪間「ドリーム号」とともに同区間の運行経路を新東名高速道路に変更しました。
実は2022年3月、新経路へ変更してから初となる「グラン昼特急号」に乗車して来ました。
しかも、今回乗車したのは、なんと1日1往復のみの京都駅発着の「グラン昼特急号」。
楽しみで仕方がありませんでした。
今回は、その時の模様をご紹介します。
新東名高速道路経由に変更した東阪間「グラン昼特急」
やって来たのは、JR京都駅中央口のJRハイウェイバスのりば。JR京都駅の改札を出て中央口側へ移動すると目の前にあり、のりばの近くには乗車券カウンターと待合室があります。
今回乗車したのは、京都駅中央口(烏丸)09時10分発の「グラン昼特急4号」。
1日1便のみ設定されている京都駅始発の東京行き「グラン昼特急号」になります。
乗車した車両は、西日本JRバス京都営業所所属の749-20936号車(スカニア/バンホール インターシティDD TDX24)。
腰高の車体に同社の現行カラーリングが良く似合います。
09時00分頃、のりばにバスが入線。
早速乗車改札が始まります。
気になる車内の様子は・・・
車内は、2階席が3列独立クレイドルシート29人定員、1階席が4列シート10人定員の2クラス制になっています。(写真はイメージです。)
私が選んだのは、2階の3列席。
シートは、天龍工業製の専用クレイドルシートを採用しています。
構造自体は、先代「グランドリーム」用クレイドルシートと同じですが、モケット地が一新されたのと、座面の一部とバックレストの一部、フットレスト、レッグレストに合皮が採用されています。
各座席には、モバイル充電用のUSBポートも完備しています。
トイレは、1階中央部の出入口前にあります。
正直狭いため、あくまで緊急用と考えた方が良さそうです。
尚、車内の詳細は、JRバス関東「グラン昼特急8号」の乗車記でご紹介していますので、併せてお読みいただけると幸いです。
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