西日本鉄道「はかた号」 0001号車【プレミアムシート】乗車記 <2021年秋 ~5カ月ぶりの再開~>

夜行バス,高速バス乗車記



暗闇のハイウェイを福岡へ向けて走破

先述の通り、今回アサインされたのは、個室型プレミアムシートの1A席。
後方の2A/2B席と比較して圧迫感がなく、個人的には好きな座席です。
プレミアムシートのプレートも、より立派になった気がします。

西鉄「はかた号」 0001 プレミアムシート プレート

西鉄「はかた号」 0001 プレミアムシート

車内をひと通り見たところで、バスの発車を待ちます。

21時00分 バスタ新宿発車

予約済みの乗客が揃い、バスは21時00分定刻にバスタ新宿を発車します。
スロープを下り、甲州街道から山手通りを経由し、首都高速道路3号池尻ランプへ向かいます。
本来であれば、初台南ランプから首都高速道路中央環状線に入るのですが、この日は渋滞回避目的からか、池尻ランプまで下道走行となりました。

池尻ランプからは、首都高速道路3号渋谷線〜東名高速道路へと入ります。
池尻ランプの手前に差し掛かったところで、乗務員による運行経路・車内設備の案内がマイクを通じて行われ、その後、車内を回ってサービス品の提供と不明点がないかの確認をしていきます。
過不足無く丁寧な案内とサービスも、乗務員による当たり外れが少なく、流石といったところでしょうか。


21時38分 東京料金所通過

定刻より若干遅れて東京料金所を通過した「はかた号」は、いよいよ夜のハイウェイクルージングへ。
シートを少し倒してマッサージ機能をONにし、外の景色を眺めながらのんびりと過ごします。

この日の車内は、およそ8割の乗車率。
プレミアムシートは4席全て満席で、ビジネスシートも窓側座席が全て埋まるという盛況ぶりでした。
週末ということもありますが、コロナ禍騒動が収まっていない中でのこの乗車率は、(少ないながらも)「はかた号」を必要としている方がいるということを証明しているのかもしれません。

御殿場ジャンクションを通過したところで、改めてプレミアムシートの座り心地を確認します。
先代のシートと比較すると、腰かけた際の心地良さが改善されている印象を受けます。
先代のプレミアムシートも座り心地は悪くなかったのですが、ポジションによってはシートの骨組みが背中や腰に当たる場合があり、時としてそれが不快に感じることもありました。
ですが、今回のプレミアムシートではそれが殆ど無い・・・まるでリビングでくつろいでいるかの感覚に陥ります。


23時29分~23時40分 静岡サービスエリアにて開放休憩

新宿から2時間半程で、バスは消灯前の休憩場所である静岡サービスエリアに到着します。
こちらでは開放休憩時間として15分停車しました。

西鉄「はかた号」 0001 静岡サービスエリア

消灯後は一切下車できないということもあり、殆どの乗客がバスを降りてトイレや洗顔、買い物などを済ませていました。

「はかた号」の隣には、東急トランセの今治行「パイレーツ号」が停車。
消灯準備を済ませ、今治へ向けて発車するところでした。

西鉄「はかた号」 0001 静岡サービスエリアにて

23時48分 消灯

乗客が全員揃ったところで、バスは静岡サービスエリアを発車します。

発車後、ハンドルを握っていない乗務員がビジネスシートのプライベートカーテンをセットし、23時48分に車内は消灯されました。

この後、バスは数か所のサービスエリア(鈴鹿パーキングエリア、三木サービスエリア、福山サービスエリア)にて乗務員交代のために停車しますが、乗客は翌朝の開放休憩まで下車することができません。
その間、バスは新東名高速道路~伊勢湾岸自動車道~新名神高速道路~名神高速道路~中国自動車道~山陽自動車道を福岡へ向けてひた走ります。

シートを倒して目を瞑ると、いつしか夢の中へ。
翌朝、バスが広島県に差し掛かる頃まで、目を覚ますことはありませんでした。

西鉄「はかた号」 0001 夜間走行中