中国JRバス「グラン昼特急大阪4号」乗車記 <2021年秋乗車分>
運行時間帯やグレードによって便の名称が異なっており、現在は以下の便が運行されています。
- 「グラン昼特急広島1号・3号・5号/大阪2号・4号・6号」(大阪⇔広島/昼行便/3列シート)
- 「グランドリーム広島1号/大阪2号」(大阪⇔広島/夜行便/3列シート)
- 「青春昼特急広島1号・3号/大阪京都2号・4号」(京都・大阪⇔広島/昼行便/4列シート)
- 「青春ドリーム広島1号/大阪京都2号」(京都・大阪⇔広島/昼行便/4列シート)
このブログでは、以前に西日本JRバスが運行する「グラン昼特急大阪6号」「グランドリーム大阪2号」(いすれも広島→大阪)をご紹介しましたが・・・・
今回は、中国JRバスが運行する「グラン昼特急大阪4号」(広島→大阪)をご紹介します。
ご多分に漏れず、高速バス「京都・大阪~広島線」も、2020年~2021年の新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の影響を受けていますが、出来るだけ利便性を維持しようと、2020年春~夏にかけての長期運休を除いては、感染対策を実施の上、ほぼ平常通りの運行を続けています。
私にとっては、約1年3か月ぶりの大阪~広島間の「グラン昼特急号」の乗車。
いったい、どんなバスの旅であったのでしょうか。
中国JRバス「グランドリーム仕様車」を改めて見てみる
やって来たのは、JR広島駅新幹線口にあるバスのりば。大阪行き「グランドリーム昼特急大阪4号」は、こちらの4番のりばから発車します。(写真はイメージです。)
「グランドリーム昼特急大阪4号」の発車時刻は14時30分。
発車の10分前にはバスが入線します。
今回乗車したバスは、こちらでした。 中国JRバス広島支店所属641-9964号車(いすゞガーラHD 2RG-RU1ESDJ)です。
ご覧の通り、「グランドリーム」仕様として導入され、導入当初は「ニューブリーズ号」(広島・西条~新宿・東京)で活躍していましたが、現在は主に「グラン昼特急広島/大阪号」「グランドリーム広島/大阪号」で活躍しています。
行先などを示すLED表示が白色になっているのが、この車両の特徴のひとつです。
気になる車内の様子は・・・
14時20分、「グラン昼特急大阪4号」は広島駅新幹線口4番のりばに入線。
早速、乗車改札を受けて車内に入ります。
車内は、「グランドリーム」専用のクレイドルシートを配置した、3列独立シート28人乗り夜行高速仕様となっています。(車内の写真は全てイメージです。)
全席一人掛け、通路カーテンの設置など、シートモケットを含めた車内仕様は、西日本JRバス便の車両の準じています。
この便は「昼特急」でありますが、通路カーテンは使用可能で、私を含め多くの乗客が通路カーテンを使用していました。
シートは、ご存知「グランドリーム号」用に開発された専用クレイドルシート。
シート幅は46.5cm、リクライニング角度は138°を誇ります。
レッグレストや一体型フットレストも完備。
各座席にはコンセントを装備するなど、道中快適に過ごせられる様になっています。
フリーWi-fiのサービスもあります。
1回の接続時間は60分間、接続回数は無制限となっています。
トイレは車内中央部の階段を下りた突き当たりにあります。
数回の休憩停車がありますが、あるのとないのとでは安心感が違います。
今回乗車した便の新型コロナウイルス対策は、以下の様になっておりました。
【主な新型コロナ感染症対策】(乗車当時のものです)
・座席使用制限:なし
※全席通路カーテン付き。
※車内の抗菌処理を実施しています。
・車内消毒液設置:あり
・運転席回りのビニール製カーテン設置:あり
・運行終了時の車内消毒:実施
・エアコンの外気導入:実施
メーカー公式【いすゞ自動車】バスの室内空調の操作方法について
・休憩時の車内換気:実施
・その他:
プラズマクラスターイオン発生装置を設置
乗務員のマスク着用 など
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