関東バス「ドリームスリーパー東京大阪号」 長期運休直前に乗ってみて(2021年4月下旬)
途中休憩は1箇所のみ 目覚めると大阪市内
23時20分、定刻にバスは新宿駅西口14番のりばを発車。乗務員による案内の後に、自動音声による各種案内が行われます。
深夜1時頃、唯一の休憩場所である東名高速道路足柄サービスエリアに到着。
こちらで15分間の開放休憩を実施します。
開放休憩が終わり、バスは足柄サービスエリアを発車。
深夜の高速道路を大阪へ向けてひた走ります。
翌朝、目を覚ますと、バスは阪神高速道路東大阪線を走行していました。
06時33分、道頓堀ランプを流出。
10分程走行し、最初の降車停留所である南海なんば高速バスターミナルに到着します。
こちらで数名下車し、次の大阪駅前(桜橋口JR線高架下)では半数の乗客が下車していきました。
その後、梅田ランプから再び阪神高速道路に入り、10分程走行した森小路ランプを流出。
かつて「国際花と緑の博覧会」の会場であった鶴見緑地の前を通り、定刻よりも10分早い07時30分に、バスは終点の両備バス門真車庫に到着しました。
両備バス門真車庫から京阪門真市駅・大阪モノレール門真市駅へは、徒歩10分~15分程で到着します。
交通機関への乗り換えには正直不便な場所ですが、専用待合室でひと休みしてから動きたい人や、京阪電鉄沿線へ移動される方は、こちらの停留所が便利といえましょう。
長期運休中に全般的な「サービスの総点検」を・・・
と、長期運休に入る直前に乗車した時の模様を簡単にご紹介しました。⇒ 『【ドリームスリーパー東京・大阪号】運行再開のお知らせ』(関東バス公式サイト)
7月20日㈫から8月18日㈬まで運行予定でしたが、緊急事態宣言を受けて運休継続となりました。
4月の乗車を通じて感じたのですが、今一度、ソフト面・ハード面双方の総点検を行って欲しいです。
特にソフト面。
運行開始から4年が経過し、「慣れ」が生じていないか、今回の乗車を通じてもの凄く気になりました。
「ドリームスリーパー東京大阪号」は、ソフト面、ハード面双方において、「日本最高レベルのサービスを提供する夜行高速バス」「最高の眠りと上質なリラクゼーションを追及した夜行高速バス」であると私は認識していますし、その様なキャッチフレーズで運行を開始した筈です。
コロナ禍で思う様な対面サービスが出来ないのは重々承知していますが、「乗務員の言葉遣いはきちんとしたものになっているのか」「キャッチフレーズ通りのサービスを乗客に提供出来ているのか」など、長期運休期間中の時間を利用して、今一度総点検を行って欲しいと感じました。
それにしても、感染拡大と収束を繰り返す度に長期運休と運行再開を繰り返さなければならないこの状況はどうにかならないものでしょうか。
事業者にとっても、我々利用者にとっても、たまったものではありません。
そろそろ、科学的根拠に基づいたコロナ対策と報道を本当にお願いしたいものです。
そして、以前の様に気兼ねなく出かけられる日常が一刻も早く戻って来ることを切に願うばかりです。
【乗車データ】
- 乗車日:2021/04/29
- 乗車区間:
新宿駅西口(14番のりば)→両備バス門真車庫 - 運行会社:関東バス
- 車両:三菱/エアロクイーン(QTG-MS96VP)
- 年式:2016年式
- 所属:丸山営業所
- 社番:1
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