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【乗車記】「さぬきエクスプレス福岡号」で行く福岡〜香川旅!3列シートの快適性と高知延伸の最新情報を徹底解説

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「福岡から四国へ行く」――そう聞いたとき、あなたならどんな移動手段を思い浮かべますか?

新幹線で岡山まで行き、快速「マリンライナー」に乗り換える。
もちろんそれらも便利ですが、今、旅慣れた人の間で再注目されているのが夜行高速バスです。

夜の22時に福岡を出発し、ぐっすり眠って目が覚めたら、そこはもう四国。
乗り換えの煩わしさもなく、宿泊代を一泊分浮かせながら、早朝からフルに観光を楽しめる。
そんな“タイパ(タイムパフォーマンス)最強の旅”ができるのが、四国高速バスが運行する夜行高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」です。

この記事では、実際に私が体験した車内の様子や、2026年4月から始まる高知への延伸情報まで、詳しく解説します。

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【基本情報】夜行高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」の運行区間・所要時間・運賃まとめ

まずは、今回利用した路線の基本情報から。

「さぬきエクスプレス福岡号」は、香川県高松市に本社を置く四国高速バスが運行する、福岡と香川を結ぶ伝統ある夜行路線です。
3列シートで快適に移動できることから、週末や繁忙期を中心に人気が高く、満席になることも少なくありません。

四国高速バス「ハローブリッジ号」 1986

四国高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」

  • 路線名:さぬきエクスプレス福岡号
  • 運行会社
    四国高速バス・西鉄高速バス(~2018年3月31日)
    四国高速バス(2018年4月1日~)
  • 運行区間:西鉄天神高速バスターミナル・小倉駅前~坂出駅・高松駅高速バスターミナル
  • 所要時間:9時間27分~9時間55分(所定)
  • 運賃:6,200円~9,700円(曜日別運賃)
  • 運行本数:1日1往復運行
  • 運行開始年月日:2007年07月01日
※2026年3月現在
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【比較】福岡~高松の移動手段|新幹線・夜行バスどちらが安い?

 交通機関比較表 
移動手段 運賃(片道) 所要時間 シートタイプ
夜行高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」 6,200円~9,700円 9時間27分~9時間55分 3列独立シート
JR山陽新幹線+在来線乗り換え 15,410円
※普通車指定席
約3時間10分 2+2列シート(グリーン車)、3+2列シート(普通車)
※上記比較表は移動費比較サイト「格安移動」2026年04月24日福岡発のデータです。(2026年03月12日調べ)
※JR山陽新幹線+在来線乗り換えの岡山~高松間は快速「マリンライナー」を利用したものとします。
※最新の料金・販売有無は、こちらから予約画面に進み、別途ご確認ください。

新幹線は確かに早いですが、岡山駅での乗り換えが必須。
大きな荷物を持っている時は、これが意外と堪えます。
その点、バスは荷物を預けたら目的地まで一直線。
「動くホテル」としての価値を考えると、「さぬきエクスプレス福岡号」のコスパの良さが際立ちます。

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「さぬきエクスプレス福岡号」で使用される車両と座席・設備

「さぬきエクスプレス福岡号」には、主にこちらの日野セレガHD夜行高速仕様車が充てられます。

福岡市内を走行する四国高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」3081

写真は、四国高速バス本社・高松営業所所属3081号車(日野セレガHD 2RG-RU1ESDA)。
「さぬきエクスプレス福岡号」がメインの活躍の場ですが、坂出・高松~名古屋線や四国島内路線にも使用されることもあり、どの路線にも運用できる様になっています。
白を基調に黒・赤・黄の鮮やかな3色のラインが入った、遠くからでも分かるデザインが、同社の車体カラーリングの特徴です。

床はカーペット敷き! 3列独立シートの車内と快適設備をチェック

車内は、3列独立シート28人乗りの夜行高速仕様。
グレー系のシートモケットとオプション設定のLEDライン照明が落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
四国高速バスの車両は、夜行・昼行問わずどの車両も床がカーペット敷きになっているのが特徴。
車内の保温性と静粛性の向上にひと役買っています。
座席と通路を仕切るカーテンは、中央列を含めた全席に設置しています。

四国高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」3081の車内

シートは、天龍工業製の夜行用シートを採用。
大型の可動式枕を設置しているのが特徴で、頭や首をしっかりとサポートしてくれます。

四国高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」3081のシート
四国高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」3081のシートに付いている可動式枕

もちろん、足置き台(フットレスト)とレッグレストも完備。

四国高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」3081の足置き台(フットレスト)とレッグレスト

モバイル充電は、USBポート(Type-A)を採用しています。

四国高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」3081の充電用USBポート(Type-A)

シートポケットには、無料Wi-fiの設定方法が書かれているリーフレットが入っています。

四国高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」3081のシートポケット

トイレは、車内中央部の階段を下りた突き当たりに設置。
あまり広くはありませんので、あくまで緊急用と考えた方が良さそうです。

四国高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」3081の車内トイレ

一見、一般的な長距離夜行高速用車両に見えますが、大型可動式枕の採用や全席通路カーテンの設置、カーペット敷の床など、事業者ならではの”快適性を重視したこだわり”を垣間見ることが出来、全国的に見ても上位の部類に入る”快適な3列夜行用車両”ではないかと筆者は思います。

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運行経路の詳細レポート:福岡から香川への約8時間

22時10分 西鉄天神高速バスターミナルを発車

旅の始まりは、福岡の拠点「天神」のソラリアターミナルビル3階にある西鉄天神高速バスターミナル
1階の建物入口からエスカレータで3階へ移動します。

西鉄天神高速バスターミナルの1階入口

この日は空席が残り数席。
週末ということもあってか混雑しています。

西鉄天神高速バスターミナルの1階入口_02

3階の高速バスのりばにやって来ました。
バスターミナルの活気ある雰囲気は、これから旅に出る高揚感を高めてくれます。

西鉄天神高速バスターミナルの3階高速バスのりば_01
西鉄天神高速バスターミナルの3階高速バスのりば_02 のりばのLCD表示

「さぬきエクスプレス福岡号」は、22時00分頃にホームへ滑り込んできました。
乗務員さんの丁寧な改札を受け、車内へ。
夜行バス特有の、少しトーンを落とした照明が落ち着きます。

乗車改札中の四国高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」3081
発車を待つ四国高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」3081

22時10分、バスは西鉄天神高速バスターミナルを発車。
次の乗車場所である博多バスターミナルへ向かいます。

西鉄天神高速バスターミナルを発車する四国高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」3081

22時30分 博多バスターミナルを発車し夜の高速道路へ

博多駅の隣にある博多バスターミナルでさらに乗客を乗せると、バスは福岡都市高速から九州自動車道へ。

博多バスターミナルを発車する四国高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」3081
西鉄天神高速バスターミナルを発車した四国高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」3081

八幡インターまで九州自動車道を走行した後、八幡インターからは北九州都市高速道路を足立ランプまで走行、砂津チャチャタウン前を通過し、最後の乗車停留所である小倉駅前へ向かいます。

この日は2026年2月15日。
外は冷え込んでいましたが、車内はポカポカと暖かく、シートの座り心地が眠気を誘う良さでした。

23時40分 小倉駅前を発車し四国へ

博多バスターミナルから1時間程で、バスは小倉駅前(高速バスのりば)に到着。
こちらで最後の乗車扱いを行い、23時40分定刻に発車します。

小倉駅前を発車する四国高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」3081

発車後、乗務員からマイクを通じて案内が行われ、その案内の中で、約30分後に消灯前の休憩場所であるめかりパーキングエリアに停車するとのこと。
そうと決まれば、めかりパーキングエリアで消灯前の準備を済ませることにしましょう。

00時03分~00時13分 めかりパーキングエリアにて消灯前の開放休憩

日が変わって0時過ぎ、バスは関門橋手前のめかりパーキングエリアに到着。
こちらでは消灯前の開放休憩として10分間停車します。

深夜のめかりパーキングエリア(2026年02月撮影)

めかりパーキングエリアは、福岡県北九州市門司区の関門橋(関門自動車道)上にあるパーキングエリア。
上り線(下関方面)にのみ設置されており、関門橋や対岸の下関市壇ノ浦を展望できる位置にあることから、多くの自家用車やトラック・バスが停車するパーキングエリアとして知られています。

トイレ、自販機はもちろんのこと、ショップ、フードコートが設置されており、ショップやフードコートは24時間営業のため、こちらで深夜のお土産購入も可能です。

到着したところで、トイレと洗顔を済ませた後、関門橋をバックに撮影です。

深夜のめかりパーキングエリアに停車中の四国高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」3081_01

バスもしばしのひと休み。
深夜走行に備えます。

深夜のめかりパーキングエリアに停車中の四国高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」3081_02

駐車場には、下津井電鉄(本社:岡山市)の福岡発岡山行き夜行高速バス「ペガサス号」も停車。
「ペガサス号」も開放休憩を行っているところでした。

深夜のめかりパーキングエリアに停車中の四国高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」3081と下津井電鉄「ペガサス号」530

00時15分 車内消灯

開放休憩が終わり、乗客が全員揃ったところで、バスはめかりパーキングエリアを発車。
この2分後、消灯のアナウンスが流れると、車内は静寂に包まれます。
シートを倒し、窓の遮光カーテンの隙間から時折流れる街灯の光を眺めているうちに、いつの間にか深い眠りに落ちていました。

05時24分~05時34分 鴻ノ池サービスエリアにて朝の開放休憩

翌朝、目を覚ますと、バスは朝の開放休憩場所である鴻ノ池サービスエリアに停車していました。
暫くして車内灯が点灯され、乗務員のアナウンスで朝の開放休憩となりました。

瀬戸中央自動車道鴻ノ池サービスエリア(2026年2月撮影)

鴻ノ池サービスエリアは、岡山県倉敷市にある瀬戸中央自動車道のサービスエリア。
トイレ、自販機の他、下津井電鉄が受託運営するショップとフードコートがありますが、深夜時間帯は営業していないため、この時間にできることはトイレと洗顔、飲料の購入のみと考えた方が良いでしょう。

バスは10分間停車。
ラストスパートに向けてひと休みです。

鴻ノ池サービスエリアにて開放休憩中の四国高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」3081_01

05時52分 JR坂出駅に到着 そしてバスは高松駅高速バスターミナルへ・・・

開放休憩が終わり、乗客が全員揃ったところで、バスは鴻ノ池サービスエリアを発車。
その約5分後、本州と四国を結ぶ瀬戸大橋に入ります。
外が真っ暗なため画像はありませんが、瀬戸大橋の景色を楽しみたいのであれば、日が明るい春から夏にかけての乗車をおすすめします。

瀬戸大橋通過中の四国高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」3081の車内

瀬戸大橋を6分程で通過し、05時47分、坂出北インターを通過。
その5分後の05時52分に、バスは最初の降車場所であるJR坂出駅に到着します。

坂出駅に到着した四国高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」3081

坂出駅は、香川県坂出市にある、四国旅客鉄道(JR四国)予讃線の駅。
全ての定期旅客列車が停車し、本四備讃線へ直通する列車も停車することから、乗車人員はJR四国の駅の中で4番目に多い主要駅です(4,567人/日)。

JR坂出駅(2026年02月撮影)

JR坂出駅では、降車扱いと同時に乗務員の交代も行われます。
乗務員交代が終わったと同時に、バスはJR坂出駅を発車し、JR丸亀駅善通寺インターバスターミナル高速丸亀高松中央インターバスターミナルゆめタウン高松の各バス停に停車し、終着の高松駅高速バスターミナルをめざします。
高松駅高速バスターミナルには定刻07時37分に到着しますが、この便は順調に走行すれば20分程早着しそうですね。

坂出駅にて乗務員交代中の四国高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」3081

本来は終着の高松駅高速バスターミナルまで乗車したいところでしたが、今回は移動の関係でこちらJR坂出駅で下車。
次なる目的地へ向かうのでありました。

JR坂出駅のバスのりばが移転しました

で、坂出駅のバスのりばについて注意点を。
訪問当時の坂出駅のバスのりばは北口にありましたが・・・

JR坂出駅(2026年02月撮影)

実は坂出駅周辺の再整備事業により、2026年03月01日から坂出駅北口のバスターミナルが駅南口に移転しています。
バスターミナルの移設で、これまで分散していた高松空港へのリムジンバスや高速バスの乗降が駅前で可能になり、デマンド型乗合タクシー乗り場と合わせて駅の南口に集約することで、バス同士の乗り継ぎも便利になったそうです。

これに伴い、四国高速バスが運行する高速バスのうち、東京線「ハローブリッジ号」、名古屋線「さぬきエクスプレス名古屋号」、福岡線「さぬきエクスプレス福岡号」が坂出駅南口バスターミナル発着に変更された他、丸亀~神戸・大阪線「さぬきエクスプレス神戸大阪号」が坂出駅南口バスターミナルまで延伸されています。

詳しくは下記リンクをご参照願います。

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2026年4月1日より「高知」へ延伸! 伝説の「はりまや号」が蘇る?

ここで、これから「さぬきエクスプレス福岡号」を利用する方に最もお伝えしたいニュースがあります。

なんと、2026年4月1日より、この「さぬきエクスプレス福岡号」が高知県の高知駅・はりまや橋まで延伸されることが決定しました!

かつての夜行バス「はりまや号」への想い

かつて福岡と高知の間には、「はりまや号」という愛称の夜行高速バスがありました。

2017年10月に廃止されたとさでん交通「はりまや号」

2017年10月に廃止されたとさでん交通「はりまや号」

多くの旅人や所用客に愛されながらも、時代の波に押され惜しまれつつ運行を終えた伝説の路線です。
あの人気バラエティ番組「水曜どうでしょう」(北海道テレビ)の旅企画「サイコロ2」でも登場し、「もう……ね、ね、寝れないんだよ!!」「バスでもう寝れないんだよ俺たち! もうダメなんだよ!」の台詞で有名な「壇ノ浦レポート」でこの路線を知った方も多いのではないでしょうか。

「はりまや号」の歴史や運行終了直前乗車記はこちらから。
▶とさでん交通「はりまや号」廃止直前乗車記(2017年9月乗車分)

今回の延伸は、実質的に「福岡〜高知直行便の復活」を意味します。
これまでは、高知へ行くには一度「高松中央バスターミナル」などで乗り換える必要がありましたが、4月からは乗り換えなしの1本で移動可能。
高知の「ひろめ市場」でカツオのたたきを肴に一杯飲みたい、あるいは桂浜の坂本龍馬像に会いに行きたい九州の方にとって、これ以上の朗報はありません。

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夜行高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」のメリット・デメリット

夜行高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」のメリット

  • 乗り換えなしで移動できる
  • 夜の時間を有効活用できる
  • 宿泊費1泊分が節約できる
  • 運賃が安い(最繁忙期でも10,000円弱)
  • 3列独立シートで疲れにくい

夜行高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」のデメリット

  • 移動時間が長い
  • 夜行バス特有の疲れを感じる人も
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まとめ:福岡と四国がもっと身近になる、最高の選択肢

以上、四国高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」をご紹介しました。

前回の乗車から約1年ぶり。
この路線には何度も乗車していますが、「気づいたら四国に着いていた」という感覚で、想像以上に快適です。
その感覚は、「寝ている間に目的地へ届けてくれるタイムマシン」のような存在という表現に尽きるかと思います。

車両も、3列独立シートにトイレ付き、通路カーテンにカーペット敷きの床など、快適に移動できる数々の配慮がなされているのが特徴。
先述の通り、全国的に見ても上位の部類に入る「快適な3列夜行用車両」ではないかと筆者は思います。

おさらいしますと、「さぬきエクスプレス福岡号」は

  • 福岡と四国を直結
  • 乗り換えなし
  • リーズナブル
  • 夜行で時間を有効活用

という魅力を持つ夜行高速バスです。

さらに2026年4月には高知まで延伸予定。
これにより福岡と四国の移動はさらに便利になるでしょう。

  • 「朝一番から金刀比羅宮へ参拝したい」
  • 「本場の讃岐うどんを朝食に食べたい」
  • 「復活する高知直行便でひろめ市場や土佐の夜を楽しみたい」

そんな願いを叶えてくれるこの路線。
福岡から四国へ旅するなら、夜行高速バス「さぬきエクスプレス福岡号」を利用してみてはいかがでしょうか。

鴻ノ池サービスエリアにて停車中の「さぬきエクスプレス福岡号」前面

【乗車データ】 

  • 乗車日:2026/02/15
  • 乗車区間:
    西鉄天神高速バスターミナル→JR坂出駅
  • 運行会社:四国高速バス
  • 車両:日野/セレガHD(2RG-RU1ESDA)
  • 年式:2018年式
  • 所属:本社・高松営業所
  • 社番:3081

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