奈良交通「八木新宮線」全貸切ツアーに参加してみました【2日目】
15時30分〜16時30分 奈良交通葛城営業所にて撮影会
五條バスセンターからは、国道168号を北上。
終点の大和八木駅まで、あと少しです。
五條バスセンターを発車して30分程で、バスは近鉄忍海駅近くの奈良交通葛城営業所に到着。
忍海バスセンター(発着所)を併設しており、主に奈良県中部・南東部の路線(奈良県の面積の約5分の1のエリア)を管轄している他、夜行高速バス「やまと号」五條系統(新宿〜大和高田・五條)の共同運行会社である関東バス(本社:東京都中野区)の乗務員・車両の休憩場所としても使用されています。
到着後、営業所長による挨拶と、乗車証明書・記念品(オリジナルハンカチ)の配布が行われ、撮影会開始となりました。
奈良県の面積の約5分の1のエリアを管轄しているということもあって、数多くのバスが駐車。
参加者も、思い思いの構図でシャッターを切っていました。
「八木新宮線」専用車 日野ブルーリボン 958号車
日野ブルールボンシティHUワンステップ 134号車
日野ブルールボンHUワンステップ 48号車
いすゞキュービックLT 588号車
いすゞエルガミオ 1245号車
いすゞエルガミオ7mワンステップ 59号車
日野レインボーRJ(前後扉仕様) 650号車
日野ポンチョ(1扉ロング仕様) 989号車
日野ポンチョ(2扉ロング仕様) 515号車
葛城市ミニバス「けはや号」 日産キャラバン 251号車
また、営業所入口では、普段営業所で販売されない「スルッとKANSAI バス印ラリー」で使用する「バス印帳」を特別に販売。
私も購入しました。
そして、この後、2週間近くに渡って、バス印ラリーの記帳に奔走することになるのですが、「スルッとKANSAI バス印ラリー」については、次回の記事で詳しくご紹介する予定ですので、どうかお楽しみに。
16時30分〜17時03分 葛城営業所→大和八木駅到着
葛城営業所での撮影会を終えたバスは、国道168号を大和八木駅へ向けて走行します。
途中、車の流れが悪くなる箇所があったものの、大きな渋滞に巻き込まれることはなく、17時03分、バスは終点の大和八木駅に到着しました。
運賃表を見ると、整理券番号は110番まで進んでおりました。
日本最長路線を走破したことを改めて実感した次第です。
充実した内容の全貸切ツアー 次回の企画は?
以上、2回に分けて「日本最長路線バス 八木新宮線と奈良交通営業所撮影会の旅」の模様をお届けしました。「日本最長路線を通しで乗車出来る」「奈良交通の車庫見学が出来る」という点に魅力を感じ、今回参加したわけでしたが、個人的には充実した内容で、参加して良かったです。
多くの参加者も、そう感じたのではないでしょうか。
2日目の食事も美味しくいただきましたし、何より「八木新宮線」の車窓の素晴らしさは、何度見ても心が安らぎますね。
主催した日本旅行側でも手応えは感じた様で、添乗員の方も「時期を見て次なる企画も考えられれば・・・」と仰っていましたので、コロナ禍が落ち着けば、企画第2弾、第3弾の催行もありうるのではないでしょうか。
個人的には(一部の参加者の方も要望を出していましたが)、日本最長の「八木新宮線」と本州第2位の「松阪熊野線」を組み合わせたツアーを是非とも企画して欲しいところです。
現地集合・現地解散でも良いのですが、大阪発着もしくは名古屋発着で、近鉄線もしくはJR線を組み合わせた内容で売り出しても良いような気がします。
まあ、近鉄線を組み合わせるとなると、KNT系が強いので、そのあたりをどうすり合わせるかという課題は出てくるでしょうが・・・。
急カーブに狭隘区間、秘境を感じさせる車窓・・・「これぞ日本のローカル路線バス!」といえる要素が満載の日本最長路線バス「八木新宮線」。
長丁場のバス旅にはなりますが、途中休憩もあり、決して飽きることもありません。
旅好きの方、バス好きの方で乗車したことがない方、是非一度乗車してみてはいかがでしょうか。
「プライベートでもう一度乗車してみたい」と感じさせる、日本有数の乗り応えのある路線バスです。
【乗車データ】
- 乗車日:2021/04/11
- 乗車区間:
新宮駅→大和八木駅 - 運行会社:奈良交通
- 車両:日野/ブルーリボンⅡツーステップトップドア仕様(QDG-KV234L3)
- 年式:2015年式
- 所属:葛城営業所
- 社番:938
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