西日本鉄道「ごかせ号」乗車記(2017年12月乗車分)

昼行高速バス,高速バス乗車記

九州最大の都市「福岡」と高千穂峡で有名な「高千穂」、そして旭化成の企業城下町で有名な「延岡」の間を結ぶ高速路線バス「ごかせ号」

西鉄「ごかせ号」 4201 博多バスターミナルにて

西日本鉄道(以下:西鉄)と宮崎交通が共同で1日4往復運行しています。
九州自動車道松橋インター~高千穂~延岡間の車窓が美しいことでも知られる「ごかせ号」ですが、私自身「ごかせ号」に乗車したのはこれまで3回ほど。
しかも、高速バス乗車リストを確認してみると、前回乗車したのは・・・なんと10年前の2007年10月ではありませんか!
この時は、こちらの車両↓に乗車しました。
西鉄「ごかせ号」 3131 延岡駅前バスセンターにて
西鉄の3131号車(三菱KC-MS829P 西工92MC SD-Ⅰ)です。
既に廃車されていますが、今見ると懐かしいですね。

今般、九州訪問にあたり、ふと「ごかせ号」に乗車したくなった私は、早朝の博多バスターミナルへと向かいます。
10年ぶりの高速バス「ごかせ号」の旅、一体どの様な車窓を見せてくれるのでしょうか。

夜行仕様車で九州山地越えに挑む

やって来たのは、JR博多駅前の博多バスターミナル。
博多バスターミナル
西鉄・JR九州バスの路線バスはもとより、九州島内、はたまた本州方面行き高速バスが数多く発着する、九州を代表するバスターミナルのひとつでもあります。

「ごかせ号」は、こちら博多バスターミナルを始発とします。
今回乗車したバスはこちら↓。
西鉄「ごかせ号」 4202

西鉄「ごかせ号」 4202 リア
西鉄博多自動車営業所所属の4202号車(三菱エアロクイーンⅠ PJ-MS86JP)です。
かつては「はかた号」をはじめ、「どんたく号」「ムーンライト号」「ペガサス号」といった福岡~本州間夜行高速路線の専用車として活躍していましたが、現在は「ごかせ号」をメインに活躍しています。

車内はこの様になっておりまして、
西鉄「ごかせ号」 4202 車内

西鉄「ごかせ号」 4202 シート
3列独立シート28人乗りの夜行高速仕様となっています。
繁忙期の夜行高速路線続行便運用を考慮してか、プライベートカーテンはそのまま残されていますが、基本「ごかせ号」で使用されることはまずありません。
レッド系の内装とシートモケットが特徴といったところでしょうか。

7時50分、博多バスターミナル3回36番のりばに、1台のスーパーハイデッカーが入線します。
延岡行き「ごかせ号」です。
バスがのりばに付けられ、改札開始です。
西鉄「ごかせ号」 4202 博多バスターミナル改札中

この便のハンドルを握るのは、なんと女性の乗務員。
博多自動車営業所に高速路線の乗務に就く女性乗務員がいるという話は噂レベルで聞いてはいましたが、まさかここで遭遇するとは・・・。

8時00分、定刻に博多バスターミナルを発車した西鉄「ごかせ号」は、西鉄天神高速バスターミナルで10名程の乗客を乗せ、天神北ランプから福岡都市高速道路へ。
西鉄「ごかせ号」 車窓_01

更に太宰府インターからは九州自動車道に入り、延岡へ向けてひた走ります。
西鉄「ごかせ号」 車窓_02

高速基山、久留米インター、八女インターで乗車扱いを行ったバスは、九州自動車道を南下。
博多バスターミナルを発車して約2時間後の10時頃には、休憩場所である緑川パーキングエリアに到着します。
九州自動車道 緑川パーキングエリア
こちらでは15分間の開放休憩時間が設定されており、殆どの乗客がバスを降りてトイレや買い物などを済ませていきます。
かくゆえ私もバスを降りて、トイレ、買い物、更には忘れてはいけないバス撮影を敢行します。
西鉄「ごかせ号」 4202 緑川PAにて その1

西鉄「ごかせ号」 4202 緑川PAにて その2

西鉄「ごかせ号」 4202 緑川PAにて その3

西鉄「ごかせ号」 4202 緑川PAにて その4

開放休憩が終わったバスは、松橋インターで九州自動車道を降り、ここから終点の延岡までは、大半の区間が一般道となります。
西鉄「ごかせ号」 4202 車窓_03

西鉄「ごかせ号」 4202 車窓_04

西鉄「ごかせ号」 4202 車窓_05

西鉄「ごかせ号」 4202 車窓_06

九州山地の山間を縫って走行する「ごかせ号」と、いかにも九州らしさを感じる車窓・・・気分は「秘境路線バス」そのものです。
特に山都町馬見~高千穂間においては、その秘境度が更に増します。
西鉄「ごかせ号」 4202 車窓_07

西鉄「ごかせ号」 4202 車窓_08

西鉄「ごかせ号」 4202 車窓_09

西鉄「ごかせ号」 4202 車窓_10
美しい車窓が一面に広がります。

福岡を発車して4時間弱の11時57分、バスは高千穂バスセンターに到着します。
こちらでは4名が下車。
更に、何かあったのか、乗務員が営業所へ連絡していたこともあって、バスは8分間停車しました。

12時05分、バスは高千穂バスセンターを発車。
終点の延岡到着まであと一息です。

山々が織りなす高千穂からの車窓も美しいですね。
西鉄「ごかせ号」 4202 車窓_11

西鉄「ごかせ号」 4202 車窓_12

12時37分、バスは蔵田インターから自動車専用道路の北方延岡道路へ。
西鉄「ごかせ号」 4202 北方延岡道路走行中
10分程走行した延岡インターで北方延岡道路から流出したバスは、延岡市内を10分程走行し、ほぼ定刻の12時56分に延岡駅前バスセンターに到着しました。
西鉄「ごかせ号」 4202 延岡駅前バスセンター到着
福岡を発車して約5時間のバス移動でしたが、あっという間の5時間に感じました。

以上、西鉄「ごかせ号」の乗車記をお届けしました。
今回、久しぶりにこの路線に乗車しましたが、「ハイウェイバスの旅」と「秘境路線バスの旅」の両方が味わえる、「1つで2度美味しい路線」であることを改めて実感いたしました。
しかも夜行仕様車が投入されているあたり、全国数ある高速バスの中でも「乗り得」感が高い便であるともいえましょう。
九州島内路線といえば、「桜島号」や「フェニックス号」を取り上げることが多いのですが、今回久しぶりに乗車してみて、「沿線車窓の素晴らしさ」という「ごかせ号」の魅力を改めて知った気がします。
同路線に乗車する機会はそう多くはありませんが、また機会があれば是非乗車してみたいですね。
今度乗車する際は、高千穂で途中下車して高千穂峡でも見学するとしましょうか・・・。

西鉄「ごかせ号」 4202 延岡駅前にて


【乗車データ】 
  • 乗車日:2017/12/03
  • 乗車区間:
    博多バスターミナル→延岡駅前バスセンター
  • 運行会社:西日本鉄道
  • 車両:三菱/エアロクイーンⅠ(PJ-MS86JP)
  • 年式:2007年式
  • 所属:博多自動車営業所
  • 社番:4202

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