西鉄バスの話題4選(ピンクWの現行ジェイ・移籍路線車・短尺ジェイ・壱岐南のるーと)
短尺仕様の現行エルガ登場
西日本車体工業が解散して以降、メーカー純正の新車導入が進むにしてつグループ。現在は三菱ふそうトラック・バス製「エアロスター」とj-bus製「いすゞエルガ」「日野ブルーリボン」の3車種が新車として導入されています。
こと、j-bus製「いすゞエルガ」「日野ブルーリボン」については、これまで長尺のQ尺(全長11.2m)仕様が選択されていました。
しかし、今年になって、なんと短尺のN尺(全長10.5m)仕様が導入されたのです。
配属されたのは、福岡市東区にある土井自動車営業所。
主に福岡市都心部と東区の香椎・土井・みどりが丘地区を結ぶ路線を担当している営業所になります。
「何故に土井営業所?」と思いましたが、実際に乗ってみて納得しました。
実は、運行経路の一部区間において狭隘区間かつ右左折しなければならない交差点があり、とりわけ長尺のQ尺(全長11.2m)では該当の交差点を曲がれない可能性があるのです。
このため、この場所の運行に対応するために、あえてN尺仕様を導入したのではないかと思いました。
よく考えれば、土井自動車営業所にはj-bus製Q尺仕様が殆ど在籍しておらず(在籍していたとしても1~2台)、西工車や三菱製標準尺の車両が多く在籍していた様な気がします。
今回導入されたのは、1456号車~1459号車の計4台。
先述の福岡市都心部と東区の香椎・土井・みどりが丘地区を結ぶ路線で活躍しています。
j-bus製N尺仕様の導入に踏み切ったことで、今後本格的に導入が進むかもしれませんね。
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