にしてつグループ創立110年記念 西鉄バス復刻塗装車
またまた車両ネタです。
前身である九州電気軌道（株）が設立された1908年から110周年を迎えるにしてつグループ。
これを記念した特別仕様のラッピング電車・バスが、2018（平成30）年5月から運行されています。
すでに報道されているのでご存知の方も多いかと思いますが、西鉄電車では、天神大牟田線にて活躍している3000形電車に、全62駅の路線図や駅周辺の観光スポット、車窓から見える日常風景の写真をテーマにしたラッピングを施し、前面には記念ヘッドマークを掲げて運行しています。
一方の西鉄バスでは、通称「青バス」と呼ばれていた車両を再現したデザインと、1980年代に運行していた「路面電車」を再現したデザインを、ラッピング塗装という形で復刻。福岡地区、久留米地区、北九州地区にて計5台運行しています。
その中から、今回は西鉄バスの復刻塗装ラッピング車を写真でご紹介します。
愛宕浜自動車営業所所属の9002号車です。
型式は日産KL-UA452MANで、中扉4枚折戸仕様のエアサス・ワンステップバス仕様になっています。
1950年代に活躍した「青バス」の復刻塗装ラッピングを纏っていますが、元々は「赤バス」塗装でした。
能古渡船場～天神～博多駅を結ぶ系統（301番、302番、303番、312番）などで運行されています。
那珂川自動車営業所所属の9375号車です。（許可を得て撮影しています。）
型式は日産ADG-RA273MAN改で、中扉4枚折戸仕様のエアサス・ワンステップバス仕様になっています。
愛宕浜所属9002号車と同様、1950年代～1970年代まで採用されていた「青バス」の復刻塗装ラッピングを纏っています。
こちらの車両も、元々は「赤バス」塗装でした。
那珂川営業所～那の川～天神を結ぶ系統（61番、66番、68-1番、610番、161番）などで運行されています。
車番（西鉄コード）は9429で、型式は日産PKG-RA274MAN改。
中扉4枚折戸仕様のエアサス・ワンステップバス仕様になっています。
外観は、先にご紹介した那珂川自動車営業所所属9375号車とほぼ同じですが、車体に社名標記「西鉄バス久留米」はありません。
八女営業所～西鉄久留米～JR久留米駅を結ぶ系統（30番、31番、32番）などで運行されています。
車番（西鉄コード）は9227と9231で、型式はいずれも日産KL-UA452MAN改。
中扉4枚折戸仕様のエアサス・ワンステップバス仕様になっています。
こちらは、1980年代に運行していた「路面電車」を再現したデザインになっており、社名標記「西鉄バス北九州」はリアのタイヤハウス後部に入っています。
これらの車両ですが、9227号車は元「スマートループ」塗装、9231号車は元「赤バス」塗装でした。
北九州市内線（路面電車）の代替系統である砂津～小倉駅入口～到津の森公園前～黒崎～折尾間（1番・特快）で運行されています。
「鉄製の動輪マークが格好良い」「昔乗っていた西鉄バスを思い出す」「青バスの黄色の部分がちょっと濃い」「車体正面の〇マークは必要ないのでは？」など、様々な意見がある西鉄バスの復刻塗装ラッピング車ですが、一方で、車内では新旧路線バスが分かるポスターやステッカーが掲出されており、カラーリングから西鉄バスの歴史が分かる様にもなっています。
かつて活躍していた車両の雰囲気を味わえるいう点では、中々面白い企画ではないかと思います。
尚、西鉄バスの復刻塗装ラッピング車は、2018（平成30）年12月下旬まで運行される予定です。
地元の方もそうで無い方も、復刻塗装ラッピング車で昔懐かしい西鉄バスの雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか。
【運行期間】
福岡・久留米地区：2018年5月25日（金）～2018年12月下旬
北九州地区：2018年5月27日（日）～2018年12月下旬
【運行区間】
＜福岡地区＞
那珂川営業所～那の川～天神（61番、66番、68-1番、610番、161番） など
能古渡船場～天神～博多（301番、302番、303番、312番） など
＜久留米地区＞
八女営業所～西鉄久留米～JR久留米駅（30番、31番、32番） など
＜北九州地区＞
砂津～到津の森公園前～黒崎～折尾（1番・特快）
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前身である九州電気軌道（株）が設立された1908年から110周年を迎えるにしてつグループ。
これを記念した特別仕様のラッピング電車・バスが、2018（平成30）年5月から運行されています。
すでに報道されているのでご存知の方も多いかと思いますが、西鉄電車では、天神大牟田線にて活躍している3000形電車に、全62駅の路線図や駅周辺の観光スポット、車窓から見える日常風景の写真をテーマにしたラッピングを施し、前面には記念ヘッドマークを掲げて運行しています。
一方の西鉄バスでは、通称「青バス」と呼ばれていた車両を再現したデザインと、1980年代に運行していた「路面電車」を再現したデザインを、ラッピング塗装という形で復刻。福岡地区、久留米地区、北九州地区にて計5台運行しています。
その中から、今回は西鉄バスの復刻塗装ラッピング車を写真でご紹介します。
目次
西日本鉄道 愛宕浜自動車営業所所属 9002号車（福岡地区）
最初にご紹介するのはこちらの車両。型式は日産KL-UA452MANで、中扉4枚折戸仕様のエアサス・ワンステップバス仕様になっています。
1950年代に活躍した「青バス」の復刻塗装ラッピングを纏っていますが、元々は「赤バス」塗装でした。
能古渡船場～天神～博多駅を結ぶ系統（301番、302番、303番、312番）などで運行されています。
西日本鉄道 那珂川自動車営業所所属 9375号車（福岡地区）
次にご紹介するのはこちら。型式は日産ADG-RA273MAN改で、中扉4枚折戸仕様のエアサス・ワンステップバス仕様になっています。
愛宕浜所属9002号車と同様、1950年代～1970年代まで採用されていた「青バス」の復刻塗装ラッピングを纏っています。
こちらの車両も、元々は「赤バス」塗装でした。
那珂川営業所～那の川～天神を結ぶ系統（61番、66番、68-1番、610番、161番）などで運行されています。
西鉄バス久留米 八女支社所属 9429号車（久留米地区）
「青バス」の復刻塗装ラッピング車は、久留米地区（西鉄バス久留米）でも1台運行されています。車番（西鉄コード）は9429で、型式は日産PKG-RA274MAN改。
中扉4枚折戸仕様のエアサス・ワンステップバス仕様になっています。
外観は、先にご紹介した那珂川自動車営業所所属9375号車とほぼ同じですが、車体に社名標記「西鉄バス久留米」はありません。
八女営業所～西鉄久留米～JR久留米駅を結ぶ系統（30番、31番、32番）などで運行されています。
西鉄バス北九州 八幡自動車営業所所属 9227号車＆9231（北九州地区）
一方で、北九州地区では2台の復刻塗装ラッピング車が運行されています。中扉4枚折戸仕様のエアサス・ワンステップバス仕様になっています。
こちらは、1980年代に運行していた「路面電車」を再現したデザインになっており、社名標記「西鉄バス北九州」はリアのタイヤハウス後部に入っています。
これらの車両ですが、9227号車は元「スマートループ」塗装、9231号車は元「赤バス」塗装でした。
北九州市内線（路面電車）の代替系統である砂津～小倉駅入口～到津の森公園前～黒崎～折尾間（1番・特快）で運行されています。
運行は2018（平成30）年12月下旬までの期間限定！
以上、西鉄バスの復刻塗装ラッピング車を写真でご紹介しました。「鉄製の動輪マークが格好良い」「昔乗っていた西鉄バスを思い出す」「青バスの黄色の部分がちょっと濃い」「車体正面の〇マークは必要ないのでは？」など、様々な意見がある西鉄バスの復刻塗装ラッピング車ですが、一方で、車内では新旧路線バスが分かるポスターやステッカーが掲出されており、カラーリングから西鉄バスの歴史が分かる様にもなっています。
かつて活躍していた車両の雰囲気を味わえるいう点では、中々面白い企画ではないかと思います。
尚、西鉄バスの復刻塗装ラッピング車は、2018（平成30）年12月下旬まで運行される予定です。
地元の方もそうで無い方も、復刻塗装ラッピング車で昔懐かしい西鉄バスの雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか。
【運行期間】
福岡・久留米地区：2018年5月25日（金）～2018年12月下旬
北九州地区：2018年5月27日（日）～2018年12月下旬
【運行区間】
＜福岡地区＞
那珂川営業所～那の川～天神（61番、66番、68-1番、610番、161番） など
能古渡船場～天神～博多（301番、302番、303番、312番） など
＜久留米地区＞
八女営業所～西鉄久留米～JR久留米駅（30番、31番、32番） など
＜北九州地区＞
砂津～到津の森公園前～黒崎～折尾（1番・特快）
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