沿岸バスの羽幌港連絡バス「観音崎らいな号」を見てみる
これまで、羽幌市街から羽幌港フェリーターミナルへ移動するには、タクシーを利用するか徒歩で移動するしかありませんでした。
しかし、実は今年から沿岸バスが「特急はぼろ号」から天売焼尻方面へのアクセス手段として、こちらのバスの運行を開始しました。
いわゆる「萌えっ子バス」の第1弾とも言うべき、「観音崎らいな号」です。
2013年4月1日より運行を開始、同社の萌えっ子キャラ「観音崎らいな」を全面にあしらったデザインが各方面からの注目を集めています。
ワンボックスタイプのこじんまりとした車体に、フェリーの出航時刻に合わせて柔軟に変更される運行ダイヤなど、「これは一度見ておくか・・・」ということで、先日の道北遠征の際に見てきましたので、今回はその時の模様をお届けしたいと思います。
とにかく目立つ「観音崎らいな号」のカラーリング
まずは、「観音崎らいな号」の車体を篤(とく)とご覧あれ。ベース車両は、ここ数年来コミュニティバスなどで採用例が増えているトヨタハイエース。
白地にスカイブルーの帯を纏ったデザインに、正面と左側面に「ちびらいな」を、右側面とリアに「等身大らいな」をそれぞれ配置し、羽幌沿海フェリーの高速船「さんらいなぁ2」とイメージを合わせています。
以前ご紹介した「萌えっ子はぼろ号」もそうなのですが、まあとにかく目立ちますね。
で、この連絡バスですが、羽幌の沿岸バス本社ターミナルと羽幌港フェリーターミナルをノンストップで結びます。
羽幌港フェリーターミナル設置された停留所も・・・
ご覧の通り、「萌えっ子キャラ」が大活躍です。
では、早速乗車してみましょう。
このタイプのハイエース、定員は確か10名前後だったかと記憶していますが、正直な話、5名も乗ればそれなりの圧迫感を感じます。
この日は私を含めて6名が乗車。
時刻表では所要時間10分となっていますが、途中何もなければ終点の羽幌本社ターミナルには約5分で着いてしまいます。
あっという間ですね。
因みに運賃は200円で前払い制となっております。
尚、泣く子も黙る(?)「萌えっ子フリー切符」では利用できませんのでご注意を。
というわけで、沿岸バスの羽幌港連絡バス「観音崎らいな号」を簡単にご紹介しました。
「特急はぼろ号」と羽幌天売航路との連絡が目的で開設されたこのバスですが、徒歩移動を避けたい観光客や高齢の方には便利なバスなのでは?と利用してみて思いました。
フェリーの運航ダイヤに合わせてフレキシブルに運行ダイヤを設定している点も、個人的には興味深かったですね。
沿岸バスの方にお聞きしたところ、何でもこの路線、少人数輸送に適したデマンドバス的運用を行っているとか。
なるほど・・・考えていますね。
(尚、「区域運行」についてはこちらの資料が参考になるかと思いますが、ご一読いただければと思います。)
ともあれ、新しい試みとして運行を始めた羽幌港連絡バス「観音崎らいな号」。
「特急はぼろ号」からフェリーに乗り継ぐのに便利な交通手段であることには間違いありません。
天売焼尻方面へお出かけの際には、是非利用してみてはいかがでしょうか。
話のネタとして乗車してみるのもありかもしれませんね。
で、最後に一つ気になったことが。
この羽幌港連絡バス、高速船が運休となる冬季間は運休となるわけですが・・・
「観音崎らいな号」はどうするのでしょうか。
熊と同様に冬眠????
だとすれば勿体無いような気がしますが・・・。
そんなことを思った、今回の沿岸バス羽幌港連絡バス「観音崎らいな号」のインプレッションでございました。
◇◇ 沿岸バス 羽幌港連絡バス「観音崎らいな号」 ◇◇
運行区間・・・・・羽幌 沿岸バス本社ターミナル~羽幌港フェリーターミナル
運行本数・・・・・フェリーの運行ダイヤにより頻繁に変わります
運賃・・・・・・・・・片道200円
>>沿岸バス 羽幌港連絡バス「観音崎らいな号」について詳しくはこちらをご覧下さい。
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