壱岐南地区で運行を開始したオンデマンドバス「のるーと」第2弾
最後にご紹介するのは、2020(令和2)年6月より運行を開始したオンデマンドバス「のるーと」の第2弾路線「壱岐南のるーと」です。
オンデマンドバス「のるーと」については、以前このブログでアイランドシティ地区にて運行している「のるーと」をご紹介しましたが・・・

「壱岐南のるーと」は、「のるーと」の第2弾路線となります。
「AIを活用とした効率的な運行ルート生成」「小型車両によるきめ細かな運行」などが特徴で、感覚としては「バスとタクシーの中間的な乗り物」といえましょう。
基本的なシステムはアイランドシティで運行している「のるーと」と同じですが、唯一違うのは、アイランドシティで運行している「のるーと」が新規で開拓したのに対し、「壱岐南のるーと」はかつて運行していたミニバス路線(橋本駅循環ミニバス)の代替的意味合いが強いことでしょう。
このため、運行エリアも基本的にはかつてのミニバス路線を踏襲しています。
使用車両は、「のるーと」専用カラーを纏ったトヨタハイエースで、1台(壱岐自動車営業所所属0591号車)による運行となっています。
配車受付時間は、08時30分から18時00分までの間となっており、専用のスマートフォンアプリまたは電話にて配車予約をすることが出来ます。
但し、12時00分~13時00分の間は、乗務員が休憩を取る関係上、通常よりバスの待ち時間が長くなるとのことでした。
運賃は1乗車300円(小児150円)で、現金・クレジットカード・交通系ICカード・eチケット(5,000円で5600円分の乗車が出来るプリペイド式乗車券)での支払いが可能です。
また、nimoca利用の場合で、「のるーと」と西鉄路線バスを乗り継いで利用した場合は、1回乗り継ぐごとに50niomcaポイントが付きます。
尚、グランドパス65やエコルカードなどの西鉄路線バス定期券・乗車券類は使用出来ませんのでご注意を。
実際に乗ってみましたが、アイランドシティでの「のるーと」で乗り方は知っていたので、難なく乗ることが出来ました。
ただ、車両が1台しかないということもあってか、ミーティングポイントにて15分近く待ちました。
今後利用が増えれば増車(→待ち時間の短縮)もありえるのでしょうが、果たして増車に繋がるまでの利用が根付くのか・・・今後に注目ですね。
そういえば、「のるーと」については、先日この様なプレスリリースが出されていましたね。
AI活用型オンデマンドバス「のるーと」 全国の地域・交通事業者へ展開します!(西鉄公式サイト)
「のるーと」のノウハウ・システムが今後全国にどれ位広まるかにも注目ですね。
最後に
以上、西鉄バスに関する話題を4つお届けしました。
まあ、今回に関しては雑記に近い内容ではありますが、この状況下においても話題に事欠かない事業者だなぁ・・・と改めて感じた次第です。
現在、大変厳しい状況ではありますが(というか、そろそろ「国民総コロナ脳状態」「国民総洗脳状態」から目を覚まして経済を回さないと、今後大変なことになるのでは・・・と思っていますが)、西鉄バスの動向については今後も追いかけていくことになるでしょうし、引き続き注目していこうと思います。
