夜行高速バス「ぶんご号」最終便 大分交通西工車での運行が決定!

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以前このブログで、大分交通、大分バス、亀の井バスが運行する大分・別府~名古屋間夜行高速バス「ぶんご号」の運行休止をお伝えしました。

大分交通「ぶんご号」 ・106

大分交通「ぶんご号」 ・106 リア

『大分~名古屋線「ぶんご」運行休止について』(大分交通公式サイト)
http://wp.oitakotsu.co.jp/wp-content/uploads/2016/02/20160209.pdf

運行休止が発表されて以降、ツイッターやフェイスブックなどには

  • 無くなるのは寂しい
  • 一度乗っておきたかった
  • 「ぶんご号」休止まじかよ…
などといった書き込みが数多く見受けられております。

運行休止まで残り1か月余りとなりましたが、「ぶんご号」最終運行便(大分発3/31、名古屋発4/1)を担当する大分交通では、バスファンの間で人気が高い西工(西日本車体工業)製106号車(三菱KL-MS86MP 西工02MC SD-Ⅰ)を、「ぶんご号」最終運行便に充てることにしたそうです。

大分交通の西工製106号車とは?

大分交通106号車は、2002年に「ぶんご号」の専用車としてデビューした西工製の夜行高速用車両です。
「西工02MC SD-Ⅰ」ボディをベースに、初代「ぶんご号」専用車の車内レイアウト(3列独立スリーピングシート26人乗り)をほぼそのまま踏襲しています。
大分交通「ぶんご号」 ・106 車内

大分交通「ぶんご号」 ・106 車内 その3
通常の3列シート夜行高速仕様よりも座席の前後間が広く、足受けのくり抜き部分も深いことから、長身の方でもゆったりと身体を伸ばして眠ることが出来るのが大分交通106号車の特徴の一つでした。
年式が古いこともあり、昨今流行りの通路カーテンや座席コンセントは装備されていませんが、1990年後半から2000年代前半の『眠ることを意識した車内造り』が堪能出来る、今となっては数少ない車両の1台でもあります。
バスファンの間でも人気が高く、過去にはこの車両を使用してのバスファン向けバスツアーや、学会関係の貸切運用などに充てられたこともありました。
私もこの車両は西工車の中でも好きな車両の1台として挙げています。

夜行便としては「ぶんご号」最終便の運行が最後に・・・

今回ご紹介した大分交通106号車ですが、「ぶんご号」運行休止後の去就については現在のところ未定とのことです。
ですが、実は現在、トイレ処理や排ガス規制の関係で「SORIN号」(大分・別府~神戸・大阪・京都線)には入れないため(過去に「SORIN号」に入った実績あり)、夜行便として乗車出来るのは間違いなくこれが最後になる予定です。
以前ご紹介した通り、夜行高速バス「ぶんご号」の最終便は、大分発が2016年3月31日(木曜日)、名古屋発が翌4月1日(金曜日)となっております。
大分交通の担当者曰く「是非とも皆さんの力で最終日を盛り上げて下さい!!!!!」とのこと。
当日は故障やトラブル無く、無事に走り切って最後の花道を飾って欲しいなあと思います。

尚、「ぶんご号」最終運行便の予約は、1か月前の8時から受け付けます。
大分発は3月1日(火曜日)の8時から、名古屋発は4月1日(水曜日)の8時からとなっておりますので、最終運行便乗車予定の方は要チェックですね。

大分交通「ぶんご号」 ・106 吉志PAにて

そういえば、「ぶんご号」の予約が楽天トラベル(高速バス予約)から予約・決済出来ることをつい最近知りました。
いつの間にか追加されていたのですね・・・。
楽天スーパーポイントが貯まっている方は、楽天トラベルでの購入っていうのもアリかもしれません。


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