南海バス「サザンクロス」長岡線 乗車記 <2023年秋 ~南海堺→三条乗車編~>
南海バス「サザンクロス」長岡線の外観・車内を改めてご紹介
以前にご紹介した乗車記でもご紹介していますが、ここで、南海バス「サザンクロス」長岡線に使用されている車両を改めてご紹介します。乗車した車両はこちら↓。
南海バス堺営業所所属518号車(日野セレガHD QRG-RU1ESBA)です。
2015年に導入された夜行高速バス「サザンクロス」専用車両で、元々は「大阪・京都~小田原・藤沢・戸塚線」(「サザンクロス」湘南線)や「神戸・大阪~橋本・立川線」(「サザンクロス」立川線)に投入されていましたが、現在は主に「サザンクロス」長岡線で活躍しています。
気になる車内の様子は・・・
車内は、座り心地が良さそうなシートを配置した、3列独立シート28人乗り夜行高速仕様となっています。
大理石調の床と茶系のチェックが入ったシートモケットが特徴で、全席一人掛け、全席通路カーテンの設置など、3列シートの夜行高速用車両としては、ハイグレードな印象を受けます。
シートは、西武バスの新型車両やとさでん交通「ブルーメッツ号」新型車両などで採用されている天龍工業製の可動式枕付きシートを採用。
リクライニング角度もかなり深く、長時間の移動を快適に過ごすことが出来ます。
レッグレストやフットレスト(足置き台)も完備。
各座席にはコンセントも完備しています。
無料のWi-fiサービスも実施しています。
トイレは、車内中央部の階段を下りた突き当たりにあります。
消灯前に休憩停車がありますが、いざという時にありがたい設備です。
以上、南海バス「サザンクロス」長岡線に使用される車両をご紹介しましたが、他社が運行する3列独立シート夜行用車両と比較してグレードが高いという印象を持ちました。
この車両、そして車内設備であれば、道中快適に寝ながら移動出来そうですね。
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