「ウトロ羅臼線」&「釧路羅臼線」【北見~知床~釧路 路線バスぐるり旅<後編>】
「北見~知床~釧路 路線バスぐるり旅」
前回は、北見から女満別空港、網走、斜里を経由してウトロまで移動した時の模様をご紹介しました。
今回は、その<後編>として、ウトロから羅臼、そして釧路へ移動した時の模様をお届けします。
あの有名な長距離路線バスも登場しますよ!
ウトロと羅臼を結ぶ路線バスは、斜里バス)(本社:斜里町と阿寒バス(本社:釧路市)が相互乗り入れという形で運行しており、路線名称も斜里バスは「羅臼線」、阿寒バスは「ウトロ線」と異なっています。
一年のうち約半年しか開通しない知床峠を経由する観光路線であり、運行期間も毎年6月中旬から10月中旬までの約4カ月間しか運行されない、ある意味貴重な路線でもあるのです。
以前このブログで、阿寒バス運行の「ウトロ線」をご紹介しましたが・・・
今回乗車したのは、斜里バスが運行する「羅臼線」。
写真の三菱エアロバス(PJ-MS86JP)が充てられていました。
この車両、元々は貸切車であったと記憶していますが、いつの間にか路線用に転用された様です。
車内は4列シート60人乗りの定員重視仕様となっています。
多くの観光客を輸送するとなると、どうしてもこの様な仕様に落ち着いてしまうのでしょうね。
ウトロ~羅臼間の路線バスは、1日4往復体制で運行。
2往復を斜里バスが、残りの2往復を阿寒バスが担当します。
12時30分、定刻にウトロ温泉ターミナルを発車したバスは、北こぶし知床 ホテル&リゾート前を通過し、海岸線を眺めながら知床峠へと向かいます。
8分程で知床自然センターに到着し乗車扱い。
ここから先は、いよいよ知床峠に入ります。
道自体は広いのですが、カーブと坂がきつく、乗務員も慎重にハンドルを捌きます。
12時50分過ぎ、知床峠バス停に到着。
このバス停の位置が、知床峠の頂上付近になります。
バス停からの見晴らしも素晴らしいですね。
知床峠バス停を発車すると、ここから先は下り坂。
ウトロ側と同様に、カーブと坂がきつく、安全速度で峠を下っていきます。
知床峠を下り、羅臼温泉を通過すると、羅臼町の市街地はすぐそこです。
そして、13時20分、バスは羅臼町市街地北部の阿寒バス羅臼営業所に到着しました。
なんでもこのバス、私を含めた乗客が降車後に、折り返し便(ウトロ行き)としてすぐに発車するとのこと。
営業所で待っていた数名の乗客を乗せ、バスはウトロへと向かって行ったのでありました。
コロナ騒動がなければ、もっと多くの乗客で賑わっていたであろう斜里バス「羅臼線」と阿寒バス「ウトロ線」。
今回の乗車では、私を含めて僅か3名と閑散な車内でしたが、来年こそは少しでも乗客数が戻ることを祈念したいです。
【乗車データ】
阿寒バス羅臼営業所では、複数のバスを見ることが出来ました。
こちらは、釧路から到着した「釧路羅臼線」。
どこかで見覚えのあるカラーリングを纏った三菱エアロクイーンⅠです。
30分程休息した後、「ウトロ線」(羅臼~ウトロ)として羅臼~ウトロ間を1往復する様でした。
こちらは、羅臼町オリジナルカラーを纏った日野ブルーリボンⅡ自家用仕様。
主に羅臼町内路線で活躍しています。
そして、こちらは元標津線代替路線専用車の日野レインボーHR10.5m仕様。
ご覧の通り「丹頂カラー」にカラーリングを変更し、羅臼町内路線などで活躍しています。
この日は羅臼町内のホテルに宿泊。
夕暮れの街並みとオホーツク海が素晴らしかったです。
(次ページに続きます。)
北見から路線バスで女満別空港、ウトロ、羅臼を経由して釧路へ向かう
前回は、北見から女満別空港、網走、斜里を経由してウトロまで移動した時の模様をご紹介しました。
今回は、その<後編>として、ウトロから羅臼、そして釧路へ移動した時の模様をお届けします。
あの有名な長距離路線バスも登場しますよ!
【第3ランナー】斜里バス「羅臼線」(ウトロ~羅臼)
ウトロからは、一年のうち約半年しか開通しない国道334号知床峠を経由してウトロと羅臼を結ぶ路線バスで羅臼へ移動します。ウトロと羅臼を結ぶ路線バスは、斜里バス)(本社:斜里町と阿寒バス(本社:釧路市)が相互乗り入れという形で運行しており、路線名称も斜里バスは「羅臼線」、阿寒バスは「ウトロ線」と異なっています。
一年のうち約半年しか開通しない知床峠を経由する観光路線であり、運行期間も毎年6月中旬から10月中旬までの約4カ月間しか運行されない、ある意味貴重な路線でもあるのです。
以前このブログで、阿寒バス運行の「ウトロ線」をご紹介しましたが・・・
今回乗車したのは、斜里バスが運行する「羅臼線」。
写真の三菱エアロバス(PJ-MS86JP)が充てられていました。
この車両、元々は貸切車であったと記憶していますが、いつの間にか路線用に転用された様です。
斜里バス「羅臼線」(ウトロ~羅臼)
車内は4列シート60人乗りの定員重視仕様となっています。
多くの観光客を輸送するとなると、どうしてもこの様な仕様に落ち着いてしまうのでしょうね。
ウトロ~羅臼間の路線バスは、1日4往復体制で運行。
2往復を斜里バスが、残りの2往復を阿寒バスが担当します。
12時30分、定刻にウトロ温泉ターミナルを発車したバスは、北こぶし知床 ホテル&リゾート前を通過し、海岸線を眺めながら知床峠へと向かいます。
8分程で知床自然センターに到着し乗車扱い。
ここから先は、いよいよ知床峠に入ります。
道自体は広いのですが、カーブと坂がきつく、乗務員も慎重にハンドルを捌きます。
12時50分過ぎ、知床峠バス停に到着。
このバス停の位置が、知床峠の頂上付近になります。
バス停からの見晴らしも素晴らしいですね。
知床峠バス停を発車すると、ここから先は下り坂。
ウトロ側と同様に、カーブと坂がきつく、安全速度で峠を下っていきます。
知床峠を下り、羅臼温泉を通過すると、羅臼町の市街地はすぐそこです。
そして、13時20分、バスは羅臼町市街地北部の阿寒バス羅臼営業所に到着しました。
なんでもこのバス、私を含めた乗客が降車後に、折り返し便(ウトロ行き)としてすぐに発車するとのこと。
営業所で待っていた数名の乗客を乗せ、バスはウトロへと向かって行ったのでありました。
コロナ騒動がなければ、もっと多くの乗客で賑わっていたであろう斜里バス「羅臼線」と阿寒バス「ウトロ線」。
今回の乗車では、私を含めて僅か3名と閑散な車内でしたが、来年こそは少しでも乗客数が戻ることを祈念したいです。
【乗車データ】
- 乗車日:2021/09/10
- 乗車区間:
ウトロ温泉ターミナル→羅臼(阿寒バス羅臼営業所) - 運行会社:斜里バス
- 車両:三菱/エアロバス(PJ-MS86JP)
- 年式:2005年式
- 所属:本社営業所
- 社番:213
阿寒バス羅臼営業所では、複数のバスを見ることが出来ました。
こちらは、釧路から到着した「釧路羅臼線」。
どこかで見覚えのあるカラーリングを纏った三菱エアロクイーンⅠです。
30分程休息した後、「ウトロ線」(羅臼~ウトロ)として羅臼~ウトロ間を1往復する様でした。
こちらは、羅臼町オリジナルカラーを纏った日野ブルーリボンⅡ自家用仕様。
主に羅臼町内路線で活躍しています。
そして、こちらは元標津線代替路線専用車の日野レインボーHR10.5m仕様。
ご覧の通り「丹頂カラー」にカラーリングを変更し、羅臼町内路線などで活躍しています。
この日は羅臼町内のホテルに宿泊。
夕暮れの街並みとオホーツク海が素晴らしかったです。
(次ページに続きます。)