「ザ・サンライナー」(成田空港・東京駅~仙台・松島) を西船橋と東京で見て来ました
「ザ・サンライナー」は夜行バス「ポーラスター号」のリニューアル版!?
そして、こちらの運行ダイヤを見ていただくと分かりますが、東京都内の経由地が追加(バスターミナル東京八重洲(東京駅)へ乗り入れ)され、運行形態が夜行から昼行に変わったとはいえ、「ザ・サンライナー」は事実上の「ポーラスター号」のリニューアル版といえるのではないでしょうか。運行本数は1日1往復で、成田空港交通と宮城交通が交互で運行を担当します。
運賃はカレンダー制運賃を採用しており、成田空港~仙台間が5,100円~8,000円、西船橋駅・バスターミナル東京八重洲~仙台間が3,600円~6,500円となっています。
車両は、両社とも3列独立シート28人乗りの夜行高速仕様となっており、トイレは車両最後部に設置されています。
宮城交通のTwitter公式アカウント(宮城交通営業担当)でも車内の様子を紹介しています。
奥州・おもてなし集団 伊達武将隊出陣⚔️
— 宮城交通営業担当 (@miyakou_2021) July 13, 2023
松島・仙台~東京・成田空港線の運行開始初日には、初便のお見送りとして #伊達武将隊 がお越しくださいます!
伊達政宗公の「出陣じゃー!」が生で聞けるかも🌟
もちろんバスに乗っていただきたいですが、当日一緒に出発を盛り上げてくれる方も募集中です! pic.twitter.com/K1VR8OulNF
宮城交通は、先述の通り仙台南営業所所属の3169号車(日野セレガHD LKG-RU1ESBA)を運用に充てています。
聞くところによると、成田空港交通から移籍してきた車両の様で、成田空港交通時代は成田空港・東京上野~松本・長野線などで活躍していたとのことです。
宮城交通「ザ・サンライナー」 西船橋駅にて
因みに、成田空港交通はかつて「ポーラスター号」で活躍していた611号車(日野セレガHD 2RG-RU1ESDA?)を運用に充てているとか。
コロナ騒動による「ポーラスター号」運休に伴い、一時期京成バスへ移籍していたという変わり種(?)の車両です。
8時55分、成田空港第3ターミナルを発車した「ザ・サンライナー」は、成田空港第2ターミナル、成田空港第1ターミナルに停車した後、1時間程かけて西船橋駅へ。
京成グループが運行する夜行バスの主要発着拠点でもある西船橋駅(北口)でしばし長めに停車し、10時40分、西船橋駅(北口)を発車します。
西船橋駅を発車した宮城交通「ザ・サンライナー」
次の乗車地は、2022年9月に出来たばかりのバスターミナル東京八重洲(東京駅)。
万が一乗り遅れたとしても、電車でバスターミナル東京八重洲(東京駅)へ先回りすることが可能です。(かなりタイトではありますが・・・。)
そして11時30分、バスターミナル東京八重洲(東京駅)を発車したバスは、首都高速道路~常磐自動車道~磐越自動車道~東北自動車道などを経由し、仙台駅西口40番のりば(宮城交通高速バスセンター)、そして松島海岸駅へと向かうのでありました。
夏休み前に運行を開始した高速バス「ザ・サンライナー」。
インバウンド客の利用を見込んでのリニューアルと聞いていますが、果たしてどれだけの利用が付くのか、注目したいですね。
個人的には東京駅(バスターミナル東京八重洲)に乗り入れるという点で、東京〜仙台間昼間移動にも使えそうかなぁと感じました。
加えて、運行経路が「ポーラスター号」と同様の常磐道経由とか。
常磐道経由の東京~仙台間高速バスは、私が知る限りにおいてはこの路線のみであったと記憶しています。
従来とは違ったバスの旅が楽しめそうですね。
スケジュールの関係で今回は乗車が叶いませんでしたが、この路線には近いうちに乗ろうと思っています。
仙台到着が夕方17時台ということで、ギリギリではありますが太平洋フェリーへの乗り継ぎも出来そうですね。
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