南海バス「サザンクロス」長岡・三条線 簡単な乗車記【博多札幌間のりもの乗り継ぎ旅】
前回のおさらい
博多から札幌まで出来るだけ陸路の交通機関だけで戻ろうという企画「博多札幌間のりもの乗り継ぎ旅」も2日目に突入。「WEST EXPRESS 銀河」を出雲市駅で見るという目的を果たし、阪急バスの高速バス「くにびき号」(大阪~松江・出雲)で出雲から大阪へ一気に移動した私ですが・・・またまだ移動は続きます。
考えた挙句、大阪からは日本海沿いを北上するルートを選択。
ここ最近利用頻度の多い"あの路線"に乗車します。
「博多札幌間のりもの乗り継ぎ旅」の2日目後半です。
ハイグレード夜行バス「サザンクロス」で新潟三条へ・・・
夜の移動に備え、大阪近郊のスーパー銭湯でひとっ風呂浴びて気分をスッキリさせた私。向かったのは、大阪市中央区のスイスホテル南海大阪5階玄関前に位置する南海なんば高速バスターミナルです。
こぢんまりとしつつも、バスのりばとしての設備はそれなりに整っている高速バスのりばですが、南海なんば駅からのアクセスが少々分かり難いですので、乗車の際は時間に余裕を見ておきましょう。(写真はイメージです。)
こちらから乗車するのは、南海バスと越後交通が共同運行する夜行高速バス「堺・大阪・京都~長岡・三条線」です。(写真はイメージです。)
以前にこのブログで南海バス担当便をご紹介しましたが、今回乗車するのも南海バス担当便。
南海バス担当便は「サザンクロス」という愛称で親しまれています。
今回も、こちらの車両に乗車しました。 南海バス堺営業所所属518号車(日野セレガHD QRG-RU1ESBA)です。
「堺・大阪・京都~湘南線」(「サザンクロス湘南線」)用として導入された車両ですが、「神戸・大阪~橋本・立川線」(「サザンクロス」立川線)へのコンバートを経て、現在は「サザンクロス」長岡・三条線での活躍がメインになっています。(写真はイメージです。)
なんば高速バスターミナルの発車時刻は21時45分。
堺市内(JR堺市駅前・南海堺東駅前・南海堺駅前)が始発となっており、湊町バスターミナル(なんばOCAT)を経由してからこちらにやって来るため、バスの入線は発車時刻ギリギリになります。
バス到着後、早速乗車改札を受け、車内に入ります。
気になる車内の様子は・・・
車内は、3列独立シート28人乗りの夜行高速仕様。
大理石調の床と茶系のチェックが入ったシートモケットが特徴で、通路カーテンは全席に設置されています。
シートは、西武バスの新型車両や阪急バスの新型車両、とさでん交通「ブルーメッツ号」新型車両などで採用されている天龍工業製の可動式枕付きシートを採用。
座り心地の良さが特徴で、リクライニング角度もかなり深く、長時間の移動を快適に過ごすことが出来ます。
もちろん、足置き台(フットレスト)、レッグレストも完備。
各座席にはコンセントも設置されています。
携帯電話・スマートフォン利用者にはありがたい設備ですね。
南海バス「サザンクロス」では、無料のWi-fiサービスも実施。
シートポケットに入っている説明書を見ながら設定することで、Wi-fiを利用することが出来ます。
トイレは、車内中央部の階段を下りた突き当たりにあります。
中からロックすることで、トイレ入口上部と車内最前部のランプが点灯します。
ランプが消えていることを確認した上で使用しましょう。
以上、車内を簡単に紹介しましたが、全席1人掛け、全席通路カーテンの設置など、3列シートの夜行高速用車両としてはハイグレードな印象を受けます。
新型コロナ対策について
今回乗車した便の新型コロナウイルス対策は、以下の通りです。
【主な新型コロナ感染症対策】(乗車当時のものです)
・座席使用制限:なし
※全席通路カーテン付き
・車内消毒液設置:あり
・運転席回りのビニール製カーテン設置:なし
※運転席後部に透明のアクリルボードあり
※消灯時に前方遮蔽カーテンをセット。
・運行終了時の車内消毒:実施
・エアコンの外気導入:実施
<動画追加>【お知らせ】バス事業者様へ 大型観光バス「日野セレガ」の室内空調について
・休憩時の車内換気:実施
・その他:
プラズマクラスターイオン発生装置を設置
車内各所に消臭・抗菌・抗ウイルス施工を実施
申告制によるクリーニング済みブランケット貸出の実施
乗務員のマスク着用 など
(次ページに続きます。)