女満別空港連絡バス&「知床エアポートライナー」【北見~知床~釧路 路線バスぐるり旅<前編>】

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【第1ランナー】北見バスターミナルと北海道北見バス「女満別空港連絡バス」

翌朝、早めに目を覚まし、北海道バスの都市間バス新路線「北見特急ニュースター号」の北見側運行開始初便を見に北見駅南口へ。
北海道バス「北見特急ニュースター号」 ・953 北見駅前改札中

運行初便の後姿を見届け、北見バスターミナルへ向かいます。
北見バスターミナル_01

以前の北見バスターミナルは、まちきた大通ビル(旧きたみ東急百貨店)1階の一部を使用していましたが、北見市都市再生整備事業に伴い、2018(平成30)年12月15日に駅前広場へ移転しました。

新バスターミナルになってじっくり見るのは、今回が初めて。
待合室にLED発車表示を設けるなど、多少の目新しさは感じますが、バスのりばの時刻表表示や案内表示は、かつてのバスターミナルのものを踏襲しており、「お~!!」といった様な(良い意味での)驚きは正直ありません。
北見バスターミナル_02

北見バスターミナル_03

新バスターミナルが乗り入れる路線も、都市間路線や郊外路線がメインで、これも従来のまま。
市内路線の停留所も、従来通り国道上のバス停に停車します。
個人的には、市内路線のバス停の位置も含め、もっと大胆に見直しをかけても良かったのかなぁ・・・と感じました。
北見バスターミナル_04

北見バスターミナル_05

北見バスターミナル_06

話を戻しましょう。

第1ランナーは、北海道北見バス「女満別空港連絡バス」
写真の東急マーキュリーカラーを纏った三菱エアロバスで、オホーツクの空の玄関口「女満別空港」をめざします。

北海道北見バス 女満別空港連絡バス 2073
北海道北見バス「女満別空港連絡バス」

かつては、美幌を経由して北見と網走を結ぶ一般路線バスが運行されていましたが、既に全廃。
さらに、網走バスが網走~美幌間の路線を網走~女満別間に短縮したことから、北見~網走間は一般路線バスを乗り継いで移動することが出来なくなりました。
よって、今回はとりあえず「女満別空港連絡バス」で女満別空港へ向かい、女満別空港から一気に知床へ向かうことにしたのです。

北見バスターミナルを発車しバスは、北見市内、端野地区などで乗車扱いを行い、美幌高野インターチェンジから自動車専用道路の美幌バイパスへ。
美幌バイパスに入ると、10分程で終点の女満別空港に到着します。
北海道北見バス 女満別空港連絡バス 2073 美幌バイパス走行中

北見からの所要時間は約40分。
あっという間の空港連絡バスの移動でした。
北海道北見バス 女満別空港連絡バス 2073 女満別空港にて

通常であれば、このバスも所用客や観光客で混み合うのですが、この時は私を含めても僅か4名。
緊急事態宣言の影響の深刻さを改めて実感したのでありました。


【乗車データ】 
  • 乗車日:2021/09/10
  • 乗車区間:
    北見バスターミナル→女満別空港
  • 運行会社:北海道北見バス
  • 車両:三菱/エアロバス(KC-MS829P)
  • 年式:1998年式
  • 所属:北見営業所
  • 社番:2073

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