千歳市内の路線バスをちょこっと見てきました。【紹介編】
札幌からですと千歳は十分に日帰圏内なのですが、今回は千歳市内のバスを少し見ておきたかったのと、気分転換したかったということがあり、何と前日に千歳入りするという贅沢ぶり。
これは近いうちに罰が当たるなぁww。
ということで、講演会の当日午前中に、千歳市内のバスを少し見てきましたので、今回と次回の2回に分けてご報告いたします。
まずは千歳市について簡単にご紹介を。
千歳市は、札幌から南南東に約40km離れた、北海道の中では中核都市の一部に入る市です。
人口は約9万5000人(2013年9月30日時点)、オホーツク海側にある北見市よりも少し少ない位でしょうか。
北海道の空の玄関口「新千歳空港」の他、日本最北の不凍湖として知られる「支笏湖」が主な有名スポットになるでしょうか。
その千歳市ですが、実は3つの「一番」があることをご存知でしょうか。
「世界一」「日本一」「道内一」なのですが、「世界一」はいうまでも無く乗降客数世界一の新千歳空港。
ギネスにも認定されていることはご存知の方も多いのではないでしょうか。
「日本一」は自衛隊の規模・隊員数です。
千歳には自衛隊の基地が3つあり、航空自衛隊の千歳基地と陸上自衛隊の北千歳・東千歳の2つの駐屯地があり、隊員数は約9100人、家族やOBを含めると、実に全人口の約26%が自衛隊関係者です。
なので、よく千歳市は「自衛隊の街」といういわれ方もします。
そして、「道内一」は千歳市の平均年齢です。41.28才(2010年現在)という数値は、道内189市町村の中で最も若い数値です。
最高齢の夕張市が57.17才(2010年現在)ですから、その差は歴然。
これも、自衛隊の規模・隊員数が大きく影響しているからなのですが・・・。(当然といえば当然ですね。)
と、千歳市について簡単に紹介したところで、空港と自衛隊の街・千歳市内を走る路線バスをご紹介しましょう。
千歳市には、3社の路線バス事業者が乗り入れています。
まずはこちらから↓。
北海道最大のバス会社、北海道中央バス(本社:小樽市)です。
中央バスは千歳市内にも数多くの路線を運行しています。
桜木・長都・稲穂団地・東千歳方面の路線をメインに、新千歳空港行きの一般路線バス、支笏湖方面への路線バスを運行している他、札幌までの急行路線バスも運行しています。
また、次回ご紹介する予定の千歳市循環型コミュニティバス「ビーバス」(Aコース)の運行受託業務も行っています。
この千歳管内の中央バス、以前は中央バス本体が運行していましたが、現在は運行・管理業務を子会社の札幌第一観光バスへ委託しています。
つづいてはこちら↓。 千歳市に本拠を置くバス会社、千歳相互観光バスです。
貸切バス事業が主力ですが、実は千歳市内の路線バスも運行しています。
メイン路線は千歳市内~向陽台団地線と青葉団地線。
向陽台地区から千歳方面への足として欠かすことが出来ない存在になっています。
この他に、東千歳地区の住民負担と市の補助による「東千歳地区貸切バス」(千歳市内~東丘線)の運行受託を行っている他、千歳市循環型コミュニティバス「ビーバス」(Bコース)の運行受託業務も行っています。
そして最後はこちら↓。 厚真町に本社を置くバス会社、あつまバスです。
厚真を基点に早来・苫小牧・鵡川方面へ路線バスを運行していますが、実は千歳市内にも1路線2系統(千歳駅系統・南千歳駅系統)が乗り入れています。
便数は千歳駅系統が3往復、南千歳駅系統が上り1本となっております。
以上の3社によって千歳市内のバス路線が維持されている訳ですが、その基点となるのがこちら↓。
千歳駅前にある商業施設「ぺウレ」と、その中に入っているバスターミナルです。
竣工から10年近く経過している建物なのですが、実は駅の改札を出てからのバスターミナルへの動線が良くありません。
西口と東口の2箇所にバス乗り場が分かれているのですが、自分が行きたい方向のバス乗り場が何処なのか、案内がイマイチ分かり難いですし、しかもバスターミナルの構造上、西口のりば~東口のりば間の平面移動が出来ないため、もし乗り場を間違えると一旦上に上がってから下りるという事態が発生する可能性があります。
これは高齢者や身障者に優しくないなあと感じた次第。
あと、ターミナル待合室内の時刻表・路線図の掲示も、もう少し統一感を持たせた方が良いかも?とも思いました。
これは、建物主の北海道空港や警察・関係機関との調整が必要になりますが、バスターミナルの構造の根本的見直しが必要なのでは?と。
そんなことを思いながら、乗りバスを開始するわけですが・・・
この続きは次回にてご紹介します。
また、次回の記事の後半では、「平成25年 第2回千歳市地域公共交通会議」の講演会の模様も少しご紹介出来ればとも思っております。
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