近鉄バス「SORIN号」(大分特急線) 大分→神戸三宮 簡単な乗車記
乗り換えなしで便利なのですが・・・
私にとって初乗車であった近鉄バス「SORIN号」。実は移動中、この路線を上手く利用するには・・・ということをずっと考えていました。
街の中心地から乗り換えなしで移動出来るなどのメリットがある反面、フェリーの様に横になって移動することが出来ない、所要時間もフェリーと大差ないなどのデメリットもある・・・色々と考えたのですが、コレはっ!という答えが中々出て来ません。
ですが、ふと思ったのです。
「神戸〜別府・大分間の利用であれば、所要時間も早く、利便性が高まるのでは・・・」
と。
「SORIN号」の時刻表を改めて見てみると、下り便の神戸三宮発車時刻が23時00分(別府北浜08時12分着、大分中央通り08時27分着)となっており、一方で上り便の神戸三宮到着時刻が06時00分(大分中央通り20時40分発、別府北浜20時55分発)となっているのです。
これであれば、フェリーよりも遅い時間に発つことが出来る(=夜遅くまで現地に滞在することが出来る)ほか、上り便については、神戸三宮から鉄道(私鉄・JR在来線・新幹線)を利用することで、「SORIN号」を大阪・京都まで乗り通すよりも早く目的地に到着することが出来る、場合によってはフェリーを利用するよりも早く目的に到着することが可能になるのです。
あとは、道中の快適さ(移動中に横になれるかどうか、車内(船内)のサービスなど)や運賃の比較で、利用者が夜行バス、フェリーどちらを選ぶかということになるでしょう。
現状においては、「横になって移動出来る」「安く移動出来る」という点で、どう考えてもフェリーの方に分があるともいわざるを得ませんが、聞くところによると、コロナ禍の現在は別として、「SORIN号」も週末や繁忙期はそれなりに混んでいたといいます。
もしかすると、遅くに現地を発車する運行ダイヤや、乗り換え無しで移動出来る利便性の良さが、一部の利用客に評価されていたのかもしれません。
残念ながら、新型コロナウイルス感染拡大に伴う需要減退により、2021(令和3)年4月18日より無期限の再運休に入っています。
いつ運行を再開するかは不明ですが、この状況を一刻も早く脱して、再び多くの乗客で賑わう「SORIN号」の姿を見てみたいです。
今回は、大分〜神戸間の利用でしたが、運行を再開した暁には、大分〜京都間フル区間でもう一度乗車して、この路線の利用価値なるものを改めて探ってみたいと思います。
【乗車データ】
- 乗車日:2021/04/08
- 乗車区間:
大分新川→三宮バスターミナル(ミント神戸) - 運行会社:近鉄バス
- 車両:日野/セレガHD(2RG−RU1ESDA)
- 年式:2019年式
- 所属:稲田営業所
- 社番:2954
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