西日本鉄道「はかた号」新型車両【プレミアムシート】 乗車記(新宿→北九州 2020年7月乗車分)

夜行バス,高速バス乗車記



強い雨と稲光の高速道路を走破

今回アサインされたのは、プレミアムシートの1A席。
後方の2A/2B席と比較して圧迫感がなく、個人的には好きな座席だったりします。
プレミアムシートのプレートも、より立派になった気がします。
西鉄「はかた号」 0001 プレミアムシート プレート

車内をひと通り見たところで、バスの発車を待ちます。

21時00分 バスタ新宿発車

予約済みの乗客が揃い、バスは21時00分定刻にバスタ新宿を発車します。
スロープを下り、甲州街道から首都高速道路初台南ランプへ。
初台南ランプから、首都高速道路中央環状線~同3号渋谷線を経由し、東名高速道路へと入ります。
初台南ランプに入ったところで、乗務員による運行経路・車内設備の案内がマイクを通じて行われ、その後、車内を回ってサービス品の提供と不明点がないかの確認をしていきます。
過不足無く丁寧な案内とサービスは、さすが西鉄といったところでしょうか。

西鉄「はかた号」 0001 サービス品(お茶とアイマスク・汗拭きシート)
プレミアムシート利用者に提供されるサービス品

21時22分 東京料金所通過

東京料金所を通過後は、いよいよ夜のハイウェイクルージング。
シートを少し倒してマッサージ機能をONにし、外の景色を眺めながらのんびりと過ごしますが・・・東名厚木付近を通過したあたりから、次第に雨脚が強くなっていきます。
バスも次第に速度を下げながら、慎重に高速道路を西進。
車内は次第に緊張が走ります。

そんな中、改めてプレミアムシートの座り心地を確認。
先代のシートと比較すると、腰かけた際の心地良さが改善されている気がします。
先代のプレミアムシートも座り心地は悪くなかったのですが、ポジションによってはシートの骨組みが背中や腰に当たる場合があり、時としてそれが不快に感じることもありました。
ですが、今回のプレミアムシートではそれが殆ど無い・・・まるでリビングでくつろいでいるかの感覚に陥ります。


22時17分 御殿場JCT通過

御殿場ジャンクションからは新東名高速道路へ。
ところが、雨脚はさらに強くなるばかりか、稲光が途切れもなく続き、次第に前が殆ど見えない状態になっていきます。
ハンドルを握る乗務員も、慎重にバスを進めていきます。


23時10分~23時25分 静岡サービスエリア停車(開放休憩)

新宿から2時間程で、バスは消灯前の休憩場所である静岡サービスエリアに到着。
こちらでは開放休憩時間として15分停車しました。

途中、所々で雨脚が収まっていましたが、静岡サービスエリアに到着する直前から再び雨脚が強くなり、バケツをひっくり返した様な雨の降り方に。
カメラが壊れそうな凄い雨の降り方と稲光のため、あえなく撮影を断念し、トイレや洗顔を済ませて、すぐにバスに戻りました。


23時40分 消灯

乗客が全員揃ったところで、乗務員2名がビジネスシートのプライベートカーテンをセットし、バスは静岡サービスエリアを発車します。

この後は、数か所のサービスエリア(鈴鹿パーキングエリア、三木サービスエリア、福山サービスエリア)にて乗務員交代のために停車しますが、乗客は翌朝の開放休憩まで下車することができません。
その間、バスは新東名高速道路~東名高速道路~名神高速道路~中国自動車道~山陽自動車道を福岡へ向けてひた走ります。

いつもはシートを倒して就寝・・・となりますが、今回は折角の新型車両、しかもプレミアムシートということもあり、

この時間で寝てしまうのはもったいない!

ということで、起きられるだけ起きていることにしました。
回りを気にせずに寝たい時まで起きていられるのも、プレミアムシートならではの楽しみ方のひとつです。

西鉄「はかた号」 0001 消灯時_01

伊勢湾岸道から見る工場群の灯りです。

西鉄「はかた号」 0001 消灯時_02

02時16分~03時10分 新名神高速道路で事故が・・・

鈴鹿パーキングエリアで乗務員交代を行い、東名阪自動車道から新名神高速道路に入ったところまでは順調に進んでいたのですが、信楽あたりのトンネル内で、車の流れが完全に止まります。
この先で事故が発生した様です。

トンネル内には緊急車のサイレンが鳴り響き、緊急車両が続々と路側帯を通過していきます。

結局、1時間程経過した03時10分過ぎに車は流れ始めますが、事故車両(大型トラック)のパーツは散乱し、全面が大きく損傷しています。
事故の大きさと恐ろしさを改めて認識するのでした。


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