東京駅日本橋口で見かけたJR夜行高速バス「ドリーム号」と他社夜行高速バス(2019年6月版)

夜行バス

以前このブログで、東京駅日本橋口で見たJRバス「ドリーム号」と他社夜行高速バスについて写真でご紹介しましたが・・・


実は、2019(令和元)年6月中旬頃に東京を訪れた際、早朝の東京駅日本橋口でJR夜行高速バス「ドリーム号」を含めた様々な夜行高速バスを見かけましたので、今回は第3回目・・・というわけではありませんが、東京駅日本橋口で見かけたJR夜行高速バス「ドリーム号」及び他社夜行高速バスを写真で紹介します。

JRバス関東 あの注目のダブルデッカーも・・・

今や「ドリーム号」のフラッグシップ的存在ともいえる「ドリームルリエ号」をはじめ、「グランドリーム」や「夢街道会津号」夜行便など、様々なバスを見ることが出来ましたが、最近注目されているのが、スカニア製のダブルデッカー。
撮影当日は「青春エコドリーム号」に充てられていましたが、今後さらに増備される予定になっており、そう遠くない時期に「ドリーム号」「プレミアムドリーム号」仕様の車両が登場するかもしれませんね。

JRバス関東「ドリームルリエ」増備車 3620
JRバス関東「ドリームルリエ」増備車

JRバス関東「ドリーム徳島号」 プレミアムエコ車両 1184
JRバス関東「ドリーム徳島号」 プレミアムエコ車両

JRバス関東「グランドリーム号」 3012
JRバス関東「グランドリーム号」

JRバス関東「夢街道会津号」夜行便 3787
JRバス関東「夢街道会津号」夜行便

JRバス関東「青春エコドリーム号」 1803
JRバス関東「青春エコドリーム号」

JR東海バス 最新型のエアロエースが早くも夜行便に

かつては三菱エアロキングの一大ユーザーであった同社も、現在は「青春ドリーム」化を進めており、数多くの4列ワイドシート仕様車が活躍しています。
そんな中、同社は最新型の三菱エアロエース2019年モデルを積極的に導入しており、早くも「青春ドリーム」仕様の車両もデビューしています。
今後もさらに台数を増やすことが予想されます。

JR東海バス「青春ドリームなごや号」 1951
JR東海バス「青春ドリームなごや号」

西日本JRバス エアロキングと「グランドリーム金沢号」

「プレミアムドリーム」仕様のエアロキングと金沢所属の「グランドリーム金沢号」を見かけました。
導入からまもなく10年が経過しようとしている写真の「プレミアムドリーム」車(三菱エアロキング)ですが、もうしばらくの間は活躍を続けそうです。

西日本JRバス「プレミアムドリーム号」 1509
西日本JRバス「プレミアムドリーム号」

西日本JRバス「グランドリーム金沢号」 金沢・676
西日本JRバス「グランドリーム金沢号」

中国JRバス 夜行車はガーラHDに統一!?

かつては三菱車が一大勢力を誇っていた同社の夜行仕様車も、とある問題をきっかけにいすゞブランド車の導入が始まり、現在はほぼいすゞガーラHDに統一されています。
撮影当日に見かけた車両も、全ていすゞガーラHDでした。
中国JRバス「スサノオ号」 ・618
中国JRバス「スサノオ号」

中国JRバス「京浜吉備ドリーム号」 1427
中国JRバス「京浜吉備ドリーム号」

JR四国バス 平日運行便はほぼエアロエースに統一

同社も以前は「プレミアムシート」を搭載した三菱エアロキングが主力車両でしたが、現在も週末を中心に三菱エアロキングで運行するものの、平日の運行便については事実上三菱エアロエースに統一されました。
一気にAMT仕様の車両に入れ替えるあたり、会社の底力なり気合いを垣間見ることが出来ます。

JR四国バス「ドリーム高松号」 8901_01
JR四国バス「ドリーム高松号」

JR四国バス「ドリーム高知号」 8911
JR四国バス「ドリーム高知号」

JR四国バス「ドリーム松山号」 8912_01
JR四国バス「ドリーム松山号」

JR東北 セレガHDが一大勢力に・・・

「会社の底力なり気合いを垣間見る」という点では、JRバス東北も同じかもしれません。
以前の同社の夜行使用車といえば、後部トイレ仕様のいすゞガーラⅠ(HD)が一大勢力でしたが、路線の拡充や車両置き換えのタイミングが集中したということもあり、現在は日野セレガHDが一大勢力に。
ただし、車内の仕様は投入路線によっては異なり、首都圏~仙台・秋田の各線が後部トイレ仕様であるのに対し、東京~盛岡・青森の各線については中央トイレ仕様で導入されています。

JRバス東北「ドリーム秋田・横浜号」 1385
JRバス東北「ドリーム秋田・横浜号」

JRバス東北「ドリーム盛岡号」 1726
JRバス東北「ドリーム盛岡号」

JRバス東北「ラ・フォーレ号」 青森1181
JRバス東北「ラ・フォーレ号」

共同運行会社もj-bus製の車両が続々と・・・

共同運行会社も、j-bus製の車両を続々と導入しています。
中には、かつて三菱車のヘビーユーザーであった事業者がj-bus製に切り替える事例も。
時代の変化を感じます。
個人的には観光・高速仕様車の2019年モデルを投入した三菱ふそうトラック・バスの奮起に期待しているのですが、(幸いにも)同モデルの導入ペースが早いペースで進んでいるだけに、もしかすると来年、再来年のメーカーシェア率に変化が生じるかもしれませんね。

南海ウィングバス南部「サザンクロス」東京~なんば・和歌山線 1814
南海ウィングバス南部「サザンクロス」東京~なんば・和歌山線

弘南バス「津輕号」 1128
弘南バス「津輕号」

福井鉄道「ドリーム福井号」 ・752
福井鉄道「ドリーム福井号」

最後に

というわけで、東京駅日本橋口で見かけた「ドリーム号」及び他社夜行高速バスを簡単に紹介しました。

今回この場所で夜行バスの到着便をじっくり見たのは約2年ぶりでありましたが、世代交代の波がさらに押し寄せていることを感じました。
個人的に印象に残ったは、四国方面「ドリーム号」車両の一斉入れ替えと、JRバス東北の車両の統一感でしょうか。
一気に車両の入れ替えが出来るのは、資金力のある大手事業者でなければ中々出来ないこと。
これをさらっと行ってしまうあたり、事業者の底力・気合を感じます。

一方で、日本の高速バス車両の歴史を作ってきた三菱エアロキングの引退が確実に進んでいることも実感しました。
代わって一大勢力になりそうなのが、三菱エアロエース2019年モデルをはじめとするハイデッカー車両やスカニア製のダブルデッカー。
特に、スカニア製ダブルデッカーは「青春エコドリーム」「青春昼特急」などで本格稼働を始めていますが、比較的評判が良いことから、他社での導入も進んでいる状況。
今や日本の2階建てバスのスタンダード的存在になりつつある勢いです。
今後、様々なバリエーションのスカニア製のダブルデッカーが「ドリーム号」などで活躍することになるかもしれません。

着実に世代交代が進んでいる日本の高速バス車両。
東京駅を発着する夜行高速バスの光景は、この先1、2年で大きく変わることでしょう。


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