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西日本鉄道・防長交通「萩・長門おとずれ号」 往復乗車記(2025年10月乗車分)

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「山陰の小京都」山口県萩市とは・・・

山口県萩市は、山口県北部の日本海に面する人口約39,000人(推計人口、2025年10月1日時点)のまち。
江戸時代の長州藩本拠地となった城下町であり、吉田松陰や高杉晋作、木戸孝允、山縣有朋など、幕末から戦前にかけて政財界に関係する人物を輩出していることでも有名です。

バスを降りた「萩・明倫センター」は、萩市観光協会が運営する「萩観光案内所」の他、萩藩の教育や人材育成の中枢を担った「藩校明倫館」の跡地に建築・改修整備した観光施設「萩・明倫学舎」がある、萩市の主要な観光拠点。
敷地内には、建物の雰囲気が素晴らしい公立の小学校「萩市立明倫小学校」もあり、萩市を訪れたら、まずは行っておきたい場所です。

萩観光案内所

萩観光案内所

萩・明倫学舎

萩・明倫学舎

そして、萩市内を回るのであれば、こちらの市内循環バス「萩循環まぁーるバス」が便利です。

防長交通「萩循環まぁーるバス」 ・752_202510_201

萩市内を走る「萩循環まぁーるバス」。運行は防長交通に委託している。

「萩・明倫センター」の真向かいにある萩市役所を拠点に複数系統運行しており、福祉目的と観光客への利便性確保の両方を兼ね備えた路線設定になっているのが特徴。
運賃も1乗車100円(500円の1日パス、700円の2日パスも販売)と安く、萩市内の主要観光施設をほぼ網羅していることから、効率よく萩市内を観光することや、JR東萩駅・萩バスセンターといった萩市の交通拠点へ移動することが出来ます。

筆者も複数回乗車しましたが、1周するだけでも萩市の街の雰囲気を味わうことが出来、本当に便利な市内循環バスだと感じました。
そして、この循環バスに暫くの間乗っていると、萩という街が「コンパクトで移動しやすい街」であることが分かります。
「長閑な街でのんびりと暮らしたい」という方は、将来の移住先として萩市を候補にするのもアリなのではないでしょうか。

防長交通「萩循環まぁーるバス」 ・802_202510_211 松陰神社
防長交通「萩循環まぁーるバス」 ・802_202510_212 松陰神社前にて_01
防長交通「萩循環まぁーるバス」 ・802_202510_214 夕暮れの車窓

この日は萩市内のホテルに宿泊。
ホテルへの移動がてら、(筆者にとって)萩市の聖地のひとつである「萩バスセンター」にも立ち寄ります。
この懐かしい建物の雰囲気が「萩に来た!!」と思わせてくれます。

萩バスセンター_202510_01

防長交通が現在の地にバスセンターを設置したのは昭和30年代。
以来、バスセンターと東萩駅や秋芳洞、新山口駅(当時は小郡駅)を結ぶ路線の他、大阪、東京、福岡、新山口各方面への高速バスなどを運行しています。
人口減少などによる利用客の減少で年々路線バスの縮小が進んでいますが、現在も1日120本以上のバスが発着しており、山陰地方最大のバスターミナルとして機能しています。

待合所には、乗車券窓口、自動券売機の他、バス発着案内ディスプレイ(バス接近情報案内表示も兼用)が設けられています。
以前は売店や防長トラベル(グループの旅行会社の窓口もありましたが、現在は閉鎖されています。

萩バスセンター_202510_02
萩バスセンター_202510_03

ホテルにチェックインし、再び外へ出てみると・・・東京行き夜行高速バス「萩エクスプレス」がバスセンターに入線、乗車改札を行っていました。

防長交通「萩エクスプレス」 1072_202510 萩バスセンター入線_01
防長交通「萩エクスプレス」 1072_202510 萩バスセンター入線_02
防長交通「萩エクスプレス」 1072_202510 萩バスセンター乗車改札中

16時30分、「萩エクスプレス」は萩バスセンターを発車。
約1,000km先の東京駅日本橋口をめざします。

防長交通「萩エクスプレス」 1072_202510 萩バスセンター発車_01
防長交通「萩エクスプレス」 1072_202510 萩バスセンター発車_02

(次ページに続きます。)

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