西日本鉄道「ごかせ号」 簡単な乗車記 <2024年10月乗車分>
高速バス「ごかせ号」。
西日本鉄道(本社:福岡市、以下:西鉄)と宮崎交通(本社:宮崎市)が1日4往復運行しています。
「ごかせ号」については、今から6年前の2018年、旅行メディア「バスとりっぷ」(株式会社LCL運営)への乗車記寄稿の際に取材として乗車しましたが、
実は先日、約6年ぶりに「ごかせ号」にプライベートで乗車する機会がありました。
今回は、その時の模様をご紹介します。
聞くところによると、前回乗車した6年前から運行経路も一部変更されたとのこと。
いったい、今回はどの様なバス旅になったのでしょうか。
このブログではお馴染み?の西鉄夜行高速バス「はかた号」(バスタ新宿→博多バスターミナル)プレミアムシートを乗り継いで福岡に到着。
前入りという形で福岡県内で1泊し、翌朝、JR博多駅横の博多バスターミナルにやって来ました。
福岡市内を運行する西鉄バス・JR九州バスの一般路線バスの他、九州島内や本州へ向かう高速バスが数多く発着する、九州を代表するバスターミナルのひとつでもあります。
「ごかせ号」の始発は、福岡市中央区天神にある西鉄天神高速バスターミナルですが、今回はこちらの博多バスターミナルから乗車。
博多バスターミナル3階の35番のりばから「ごかせ号」は発車します。
今回乗車したのは、博多バスターミナル08時25発の西鉄担当便。
こちらのバスに乗車しました。
西日本鉄道博多自動車営業所所属4851号車(三菱エアロクイーン QRG-MS96VP)です。
2014年夏に本州方面夜行高速路線用車両として導入され、福岡~東京線「はかた号」や福岡~名古屋線「どんたく号」、福岡~岡山線「ペガサス号」などで活躍していましたが、現在は「ごかせ号」をメインに、繁忙期には福岡~名古屋線「どんたく号」続行用車両として活躍しています。
長らくの間、西鉄では「ごかせ号」に夜行高速路線用車両(通称:白夜行車)を投入しています。
かつては多く在籍していた白夜行車も、夜行高速路線網の縮小により、街中で見かける機会は次第に減少。
さらに、九州島内長距離路線の4列シート化で、3列シート車で運行される高速路線も数を減らしており、今や「ごかせ号」は白夜行車で運行される貴重な路線もとい3列シート車で運行される貴重な九州島内高速バスのひとつでもあるのです。
08時20分頃、博多バスターミナル3階35番のりばに「ごかせ号」西鉄担当便が入線。
ドアが開き、乗車改札が始まります。
車内は、3列独立シート28人乗りの夜行高速仕様となっています。
全席に座席と通路を仕切るカーテンを装備していますが、昼行便では原則として使用しません。
トイレは、車内中央部に設置されています。
シートは、天龍工業製の夜行用シートを採用しています。
可動式枕を装備し、座り心地もなかなかのもの。
通路側の肘掛けは、先端のレバーを引くと下に倒れる様になっています。
もちろん、足置き台(フットレスト)とレッグレストも完備。
足置き台は奥行きが深く、ゆったりと脚を伸ばすことが出来ます。
コンセントは、肘掛け下に設置。
以前は回してはめ込むタイプでしたが、直接差し込むタイプに交換されていました。
個人的はこちらの方が使いやすいと思います。
と、簡単に西鉄「ごかせ号」の車内をご紹介しましたが、所要5時間弱の高速路線にしては十分過ぎる程の充実した車内設備。
高千穂、延岡まで、ゆったりと快適に移動出来ることが出来るのが、「ごかせ号」の売りなのです。
(次ページに続きます。)
九州山地を貫く道路を経由して福岡と宮崎県高千穂・延岡の間を結ぶ
西日本鉄道(本社:福岡市、以下:西鉄)と宮崎交通(本社:宮崎市)が1日4往復運行しています。
西日本鉄道「ごかせ号」
宮崎交通「ごかせ号」
「ごかせ号」については、今から6年前の2018年、旅行メディア「バスとりっぷ」(株式会社LCL運営)への乗車記寄稿の際に取材として乗車しましたが、
実は先日、約6年ぶりに「ごかせ号」にプライベートで乗車する機会がありました。
今回は、その時の模様をご紹介します。
聞くところによると、前回乗車した6年前から運行経路も一部変更されたとのこと。
いったい、今回はどの様なバス旅になったのでしょうか。
3列シート車で運行される貴重な九州島内高速バスのひとつに・・・
札幌からANAのB787-10と、このブログではお馴染み?の西鉄夜行高速バス「はかた号」(バスタ新宿→博多バスターミナル)プレミアムシートを乗り継いで福岡に到着。
前入りという形で福岡県内で1泊し、翌朝、JR博多駅横の博多バスターミナルにやって来ました。
福岡市内を運行する西鉄バス・JR九州バスの一般路線バスの他、九州島内や本州へ向かう高速バスが数多く発着する、九州を代表するバスターミナルのひとつでもあります。
「ごかせ号」の始発は、福岡市中央区天神にある西鉄天神高速バスターミナルですが、今回はこちらの博多バスターミナルから乗車。
博多バスターミナル3階の35番のりばから「ごかせ号」は発車します。
今回乗車したのは、博多バスターミナル08時25発の西鉄担当便。
こちらのバスに乗車しました。
西日本鉄道博多自動車営業所所属4851号車(三菱エアロクイーン QRG-MS96VP)です。
2014年夏に本州方面夜行高速路線用車両として導入され、福岡~東京線「はかた号」や福岡~名古屋線「どんたく号」、福岡~岡山線「ペガサス号」などで活躍していましたが、現在は「ごかせ号」をメインに、繁忙期には福岡~名古屋線「どんたく号」続行用車両として活躍しています。
長らくの間、西鉄では「ごかせ号」に夜行高速路線用車両(通称:白夜行車)を投入しています。
かつては多く在籍していた白夜行車も、夜行高速路線網の縮小により、街中で見かける機会は次第に減少。
さらに、九州島内長距離路線の4列シート化で、3列シート車で運行される高速路線も数を減らしており、今や「ごかせ号」は白夜行車で運行される貴重な路線もとい3列シート車で運行される貴重な九州島内高速バスのひとつでもあるのです。
08時20分頃、博多バスターミナル3階35番のりばに「ごかせ号」西鉄担当便が入線。
ドアが開き、乗車改札が始まります。
車内は、3列独立シート28人乗りの夜行高速仕様となっています。
全席に座席と通路を仕切るカーテンを装備していますが、昼行便では原則として使用しません。
トイレは、車内中央部に設置されています。
シートは、天龍工業製の夜行用シートを採用しています。
可動式枕を装備し、座り心地もなかなかのもの。
通路側の肘掛けは、先端のレバーを引くと下に倒れる様になっています。
もちろん、足置き台(フットレスト)とレッグレストも完備。
足置き台は奥行きが深く、ゆったりと脚を伸ばすことが出来ます。
コンセントは、肘掛け下に設置。
以前は回してはめ込むタイプでしたが、直接差し込むタイプに交換されていました。
個人的はこちらの方が使いやすいと思います。
と、簡単に西鉄「ごかせ号」の車内をご紹介しましたが、所要5時間弱の高速路線にしては十分過ぎる程の充実した車内設備。
高千穂、延岡まで、ゆったりと快適に移動出来ることが出来るのが、「ごかせ号」の売りなのです。
(次ページに続きます。)