夕張鉄道(夕鉄バス)札幌直通バス 廃止直前惜別乗車記【新札夕線・急行札幌線】

一般路線バス



夕張鉄道「札幌急行線」(夕張りすた→由仁→長沼→新さっぽろ駅)惜別乗車記

りすたからは、同バス停1415発の「札幌急行線」新さっぽろ駅行きに乗車します。

発車5分前の14時10分、先程乗車した5059号車が新夕張駅からやって来ました。
再び「新札夕線」として新さっぽろ駅へ向かう様です。
結構ハードな車両運用を組んでいますね。
夕張鉄道 新札夕線 5059 りすたにて_02

夕張鉄道 新札夕線 5059 りすたにて_03

夕張鉄道 新札夕線 5059 りすたにて_04

夕張鉄道 新札夕線 5059 りすたにて_06

「新札夕線」新さっぽろ駅行きが発車して数分後、「札幌急行線」新さっぽろ駅行きのバスがやって来ました。
夕張鉄道 札幌急行線 2478 りすたにて_01

乗車したバスはこちら。
夕張鉄道 札幌急行線 2478 りすたにて_01

夕張鉄道 札幌急行線 2478 りすたにて_02
夕張鉄道夕張営業所所属2478号車(日野ブルーリボン KC-HU3KPCA)です。
聞くところによると、元自家用の車両とのことで、移籍時に座席を全て交換し、行先方向幕と降車ボタンを後付けしています。
車体前面が初代セレガと同様のパーツを使用していますが、路線用のシャーシを搭載(エンジンは高出力エンジンタイプを搭載)するという変わり種の車両でもあります。

車内は、4列シートの観光バス使用となっており、一部の座席を除いてリクライニングします。
夕張鉄道 札幌急行線 2478 車内

14時15分 りすた発車

定刻にりすたを発車したバスは、南清水沢、清陵町、清水沢、若菜の各地区にて乗降停車した後、夕鉄本社バスターミナルへ向かいます。

夕張鉄道 札幌急行線 2478_14

夕張鉄道 札幌急行線 2478_15

夕張鉄道 札幌急行線 2478_16 夕鉄本社バスターミナル

夕鉄本社バスターミナルから栗山町の角田交差点までの区間は、往路で乗車した「新札夕線」と同じ経路を運行しますが、角田交差点から先は、そのまま道道3号線(札幌夕張線)を直進。
由仁交差点で右折し、JR室蘭本線の跨線橋を通過したバスは、15時04分、由仁駅前に到着します。

夕張鉄道 札幌急行線 2478_17

夕張鉄道 札幌急行線 2478_18

夕張鉄道 札幌急行線 2478_19

夕張鉄道 札幌急行線 2478_20

夕張鉄道 札幌急行線 2478_21

夕張鉄道 札幌急行線 2478_22 由仁駅前_01

夕張鉄道 札幌急行線 2478_23 由仁駅前_02

由仁駅前からは、再び道道3号線を直進。
工事のために長沼町の町道に迂回し、15時18分、中央長沼に到着します。

夕張鉄道 札幌急行線 2478_24

夕張鉄道 札幌急行線 2478_25

中央長沼からは、みたび道道3号線を直進し、北広島市へ向かいます。
長閑な風景が車窓一面に広がります。

夕張鉄道 札幌急行線 2478_26

夕張鉄道 札幌急行線 2478_27

夕張鉄道 札幌急行線 2478_28

尚、中央長沼と、この先停車する北広島東共栄、上野幌駅通、JR厚別営業所の各停留所は、降車のみの扱いとなり、乗車することが出来ません。
また、逆方向の夕張行きについては、これら各バス停で下車することが出来ませんので、ご利用予定の方は注意しましょう。


16時02分 新さっぽろ駅(新札幌バスターミナル)到着

ローソン前の交差点からは、国道274号線を札幌方面へ向けてひた走ります。

夕張鉄道 札幌急行線 2478_29

画像はありませんが、左手遠方には、今年2023年にオープンしたばかりの「エスコンフィールドHOKKAIDO」が。
近いうちに行こうとは思っているのですが、行く機会に恵まれることはなく、初訪問は来年2024年になりそうです・・・。

北広島東共栄を過ぎ、札幌市内に入ったバスは、上野幌駅通JR厚別営業所に停車した後、南郷通りを左折し大谷地方面へ向かいます。

夕張鉄道 札幌急行線 2478_30

夕張鉄道 札幌急行線 2478_31

夕張鉄道 札幌急行線 2478_32

15時51分、3分遅れでバスは大谷地バスターミナルに到着。
こちらで数名下車し、再度南郷通を東進します。

そして、16時02分、バスは新さっぽろ駅(新札幌バスターミナル)に到着。
乗客を降ろしたバスは、しばし待機後、新さっぽろ駅16時25分発の便で夕張へ戻るのでありました。

夕張鉄道 札幌急行線 2478_33 新さっぽろ駅到着

「新札夕線」の所要時間が約2時間半であるのに対し、「札幌急行線」の所要時間は1時間50分弱。
急行便の速達性をひしひしと感じた復路のバス移動でございました。


【乗車データ】 

  • 乗車日:2023/09/16
  • 乗車区間:
    りすた(夕張市拠点複合施設)→新さっぽろ駅
  • 運行会社:夕張鉄道
  • 車両:日野/ブルーリボン(KC-HU3KPCA)
  • 年式:2018年式
  • 所属:夕張営業所
  • 社番:5059


最後に

今回の日帰り往復乗車してみて改めて感じたのですが、(少し冷たいいい方ですが)利用客が少ない(区間の)バスがなくなる・・・これに尽きるという印象でした。

まずは、往路の「新札夕線」
同路線の所要時間は約2時間半と、全国を走るローカル路線バスの中でも長い部類に入りますが、札幌・江別付近と南幌・栗山両町内および夕張市内での区間利用が目立っていました。
全区間の所要時間が2時間オーバーという、バスファンにとって乗りごたえのある路線であることに間違いはありませんが、中間の南幌~栗山間の乗客が殆どいないとなると、廃止も止む無しといったところでしょうか。

そして、復路の「札幌急行線」
速達性が売りの筈のこの路線ではありますが、残念ながら往路よりも利用客が少なかったです。
かつては札幌大通まで乗り入れた路線も、利用客減少や道路渋滞による遅延などの理由で新さっぽろ駅止まりに変更され、そして今般の廃止へ・・・時代の流れといってしまえばそれまでですが、寂しさを感じずにはいられません。

両路線ともに、区間によって客層が変わり、かつ一部区間では廃線跡に沿って走る面白い路線ではありますが、利用客減少に深刻な乗務員不足、そして物価高による経費の増大・・・このご時世、これ以上路線を維持出来なくなったということなのでしょう。

一方で、栗山町による北広島駅行きコミュニティバスの実証運行開始や、夕張市による夕張~栗山~長沼間デマンド交通の運行開始、そして、北海道中央バス「高速ゆうばり号」の夕鉄本社ターミナル乗り入れ開始・停留所新設など、最低限の代替策は講じるようですので、地元住民にとってはひとまず安心といったところではないでしょうか。
とはいえ、5年先10年先どうなるかは全くの未知数。
地元住民・来訪者の積極的利用と自治体の(金銭を含めた)バックアップで、残される地域公共交通を支えていくしかないのでは・・・と改めて思った次第です。

2023年10月以降の夕張鉄道の路線バスは、札幌近郊の路線(札幌線・札幌代行線)および夕張市内線の運行に特化するかたちに。
旧夕張バス時代から70年以上も続いた札幌~夕張間路線バスの歴史が、まもなく終焉を迎えます。


少し早いですが、長い間の運行、本当にお疲れさまでした。

夕張鉄道 新札夕線 5059 りすたにて_05

夕張鉄道 札幌急行線 2478 りすた発車前

【おまけ】動画にしてみました

夕張鉄道(夕鉄バス)「新札夕線」「札幌急行線」惜別乗車の模様を動画にしてみました。
現在、Youtubeにて公開しています。
宜しければご覧いただけると幸いです。



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