名寄線代替バスフリーパスポート　期間限定で発売開始

2018年2月5日一般路線バス

前回の記事で、網走市内周辺のバスが乗り放題の「あばしりフリーパス」をご紹介しましたが、今度は冬の観光シーズン真っ只中の道北からオホーツク海沿岸にかけてのバスが乗り放題になるフリーパスが発売されました。
そのフリーパスとは・・・「名寄線代替バスフリーパスポート」です。

名寄～下川～興部～紋別～遠軽間が2日間（または3日間）乗り放題

名寄線代替バス運営協議会（会長：紋別市長　宮川良一）は、名寄線代替バスに限定したフリーパスポート（2day、3day）の販売を開始します。
名寄線代替バス路線内において、割安な料金の数日間バス乗り放題パスを設定し、JRや空港を利用し、各市町村に訪れる観光客、地元への帰省、出張、通院などで移動する地域住民の積極的なバス利用を促し、バス利用者数の増加を目指します。

○名寄線代替バス「フリーパスポート」の概要
名寄市から遠軽町までの地域を定額料金で結ぶ路線バスのフリーパスポートです。
料金は2dayで約23％、3dayで約46％通常料金より割安に設定し、冬期間の観光はもちろん、地元への帰省、連続した通院など、身近な生活の移動手段として大変お得です。

実証実験期間：平成30年2月1日（木）～3月31日（土）

対象路線：
興部線（名寄⇔興部、興部⇔紋別）、遠軽・紋別線（紋別⇔遠軽）、湧別線（湧別⇔遠軽）

対象者：観光客、地域住民等

販売場所：
名士バス本社、なよろ観光まちづくり協会（よろーな内）、下川事業協同組合、西興部村旧浅野食堂、道の駅おこっぺ、北紋バス本社、紋別バスターミナルくるりショップ、湧別町商工会、遠軽バスターミナル（北海道北見バス遠軽営業所）

種類･金額：
2day　3,000円（小学生以下半額）、3day　4,200円（小学生以下半額）

（名寄線代替バス運営協議会プレスリリースより）

このフリーパスですが、「名寄代替バス運営協議会」（事務局：紋別市）がバス会社と関係市町村で初めて実施する取り組みで、今回はあくまで実証実験として実施するようです。
協議会としては、冬の流氷観光客と地元利用客（特に通院客）向けに設定することで路線バスの利用促進に繋げたい考えですが、前回紹介した「あばしりフリーパス」と同様にまずは多くの方に知ってもらうこと。これをまずやらなければなりませんね。
（特に北紋バス様におかれましては、早急に公式サイトへのアップを是非ともお願いしたいところです。※紋別市役所の公式サイトと名士バス、北海道北見バスの公式サイトには掲載されているようですが・・・）

種類と金額ですが、2日券が3,000円、3日券が4,200円となっています。
名寄～興部～紋別～遠軽間の通算運賃（興部と紋別で乗り換え）が合計3,920円ですので、同区間を往復する場合にはかなりお得かと思います。
札幌からですと、名寄まで都市間バス「高速なよろ号」（札幌～名寄間1日4～5往復）が運行されている他、遠軽までは「高速えんがる号」（札幌→遠軽2便、遠軽→札幌3便）も運行されています。
3月31日までと期間限定ではありますが、これから春休みを迎える学生の方など時間が取れる方は、「高速なよろ号」または「高速えんがる号」＋「名寄線フリーパス」で冬の道北観光やオホーツク紋別の流氷観光を楽しむ・・・というのも面白いのではないでしょうか。

「名寄線代替バスフリーパスポート　」について、詳しくは各バス会社または名寄線代替バス運営協議会事務局（TEL：0158-24-2111　内線242）へお問い合わせ願います。

※情報提供：北海道総合政策部交通政策局交通企画課

【お知らせ】
都市間バス「高速なよろ号」「高速えんがる号」のご予約・ご購入は、日本旅行「バスぷらざ」で。