夜行バスと新幹線を乗り継いで札幌~東京間を移動してみました(2023年10月Ver.)

夜行バス,高速バス乗車記,鉄道

北海道バス「函館特急ニュースター号」 ・992_101
北海道バス「函館特急ニュースター号」(札幌~函館)

JR北海道 H5系新幹線「はやぶさ」 新函館北斗にて_202310_01
北海道・東北新幹線「はやぶさ」H5系新幹線車両

写真は、北海道バス(本社:札幌市)が運行する札幌~函館間都市間バス「函館特急ニュースター号」と、北海道・東北新幹線「はやぶさ」に使用されるJR北海道H5系新幹線電車です。

実は先日(2023年10月)、飛行機を使わずにこれら2つの乗りものを乗り継いで、札幌から東京まで陸路移動をしてみました。
今回は、その時の模様を簡単にご紹介します。

久しぶりの札幌~東京間の陸路移動。
その感想とは???

【第1ランナー】北海道バス「函館特急ニュースター号」夜行便

2011(平成23)年に運行を開始した北海道バス「函館特急ニュースター号」は、ライバル関係の「高速はこだて号」(北海道中央バス・北都交通・函館バス)と切磋琢磨しながら着実に利用客数を増やし、現在では「高速はこだて号」の便数を凌ぐ1日6往復が運行されています。

特に、夜行便に至っては、「高速はこだて号」夜行便の廃止により、現在は札幌~函館間唯一の夜行移動手段として機能。
SNSなどで「令和の急行はまなす」と例えられるなど、その存在も確実に広がっている印象を受けます。

乗車したのは、「函館特急ニュースター号」の札幌発夜行便。
こちらの車両に乗車しました。
北海道バス「ニュースター号」・991
北海道バス清田営業所所属の三菱エアロエース(QRG-MS96VP)です。
初代「ニュースターカラー」を纏った、鮮やかなカラーリングが特徴です。

車内は、3列独立シート29人乗りの夜行高速仕様。
窓側座席には、座席と通路を仕切るカーテンを設置しており、プライバシーにも配慮しています。
トイレは、車内最後部に設置しています。
北海道バス「ニュースター号」・991 車内

シートは、天龍工業製の夜行用シートを採用。
可動式枕を設置しており、座り心地もなかなかです。
北海道バス「ニュースター号」・991 シート

各座席にはコンセントを完備。
携帯電話、スマートフォンの充電にも便利です。
北海道バス「ニュースター号」・991 コンセント

23時39分 市電すすきの前発車

やって来たのは、北海道一の繁華街「すすきの」
ネオンの明かりと行き交う人々、そして客待ちタクシーの多さが、北海道一の繁華街「すすきの」に来たことを実感させます。

すすきの交差点

北海道バス「ニュースター号」は、札幌市営地下鉄南北線すすきの駅および札幌市電すすきの電停からほど近い「市電すすきの前」バス停を始発としています。

北海道バス「市電すすきの前」バス停
北海道バス「市電すすきの前」バス停

バス停の前にはコンビニ「セイコーマート」が。
店内にはATMも設置されており、乗車前の飲食物購入やお金の準備などにも便利です。

市電すすきのバス停前「セイコーマート」あさの店

客待ちタクシーが多いということもあり、バスの到着は発車時刻ぎりぎりです。

北海道バス「函館特急ニュースター号」 ・991 市電すすきの前にて

乗車改札を済ませたバスは、23時39分定刻に函館へ向けて発車します。

この後、バスは大通バスセンター札幌駅前にて乗車扱いのために停車し、残りの乗客を乗せます。

満席になったバスは、創成川通りから札幌新道に入り、00時15分、札幌北インターから札樽自動車道へ。
札幌北インターから札樽自動車道に入ったところで車内は消灯され、翌朝の新函館北斗駅到着までお休みタイムとなります。

この先、バスは札幌ジャンクションから道央自動車道へ。
函館前の大沼公園インターまで高速道路をひた走ります。

「函館特急ニュースター号」は、夜行便でも途中2か所(樽前パーキングエリア・静狩パーキングエリア)で開放休憩を実施しますが、深夜帯ということもあり、乗務員による案内放送はありません。
途中の開放休憩場所で下車する場合は、乗務員に申告する必要がありますのでご注意を。

因みにこの日、途中の休憩場所で下車する乗客は殆どいませんでした。


05時15分 函館駅前ターミナル到着

翌朝04時38分、車内灯が灯され、目を覚ますと、バスは新函館北斗駅に到着する直前でした。

04時42分、最初の降車停留所である新函館北斗駅に到着。
こちらでは数名が下車していきました。

北海道バス「函館特急ニュースター号」 ・991 新函館北斗駅到着

新幹線に乗り換える私もこちらで下車・・・といいたいところですが、実は新函館北斗駅の駅舎開錠時間が、バス到着約1時間後の05時35分から23時50分となっており、その時間以外は屋外で待つ必要があるのです。
寒い中、駅舎が開場されるまで外で待つのも嫌だなぁと思い、今回は函館駅前ターミナルまで乗車することにしました。

新函館北斗駅で降車扱いを行ったバスは、暗闇の函館新道を函館中心部へ。
現在は「函館特急ニュースター号」しか停車しなくなった昭和4丁目五稜郭駅前各バス停で降車扱いを行い、05時10分、定刻より20分早く函館駅前ターミナルに到着しました。

北海道バス「函館特急ニュースター号」 ・991 函館駅前ターミナル到着_02

札幌を発車してひと眠りし、目覚めると目的地函館へ到着。
あっという間の約5時間の夜行バス移動でございました。

運賃もさることながら、気軽に利用出来るという点も夜行バスの魅力のひとつ。
若い方のみならず年配の方の利用も見られるなど、この路線、そしてこの路線の夜行便利用が着実に根付きつつあることを改めて実感しました。

ライバル路線の「高速はこだて号」夜行便がなくなった今、「函館特急ニュースター号」夜行便は、まさしく「令和の急行はまなす」として今後も走り続けることでしょう。


【乗車データ】 

  • 乗車日:2023/10/12
  • 乗車区間:
    市電すすきの前→函館駅前ターミナル
  • 運行会社:北海道バス
  • 車両:三菱/エアロエース(QRG-MS96VP)
  • 年式:2013年式
  • 所属:清田営業所
  • 社番:不明

今回乗車した高速バス「函館特急ニュースター号」夜行便のご予約はこちら

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