先日、国内発のLNGフェリーとして注目されているフェリーさんふらわあ(本社:大分市)の最新カーフェリー「さんふらわあ くれない」の僚船「さんふらわあ むらさき」がデビューしたということで、この船に乗船するために大分県別府市へ行ってまいりました。
となると、当然のことながら、自宅の北海道から移動しなければならないわけでして、今回もいつも(?)通りに飛行機と高速バスを乗り継いで札幌~別府間を移動したのでありました。
フェリーさんふらわあ「さんふらわあ むらさき」の乗船記は次回ご紹介するとして、今回はプロローグとして、札幌から別府へ移動した時の模様を簡単にご紹介します。
日本航空516便(新千歳→羽田) エアバスA350-900
札幌からJR北海道の快速「エアポート」(733系3000番台)で新千歳空港へ移動した私。
手続きを済ませて搭乗したのは、日本航空(JAL)516便東京羽田空港行きでした。
機体は、今や同社の国内線フラッグシップ機であり、札幌新千歳~羽田線の主力機種でもあるエアバスA350-900。
シートの座り心地の良さと静粛性の高さが、この機体の売りです。
選択したのは、セカンドクラスの「クラスJ」。
運賃・料金改定で以前より高くなったとはいえ、リーズナブルでゆったりとした座り心地が味わえる人気のシートでもあります。
JALのA350には、全座席にプライベートモニターを設置。
2か所に設置された機体カメラから映し出される映像を見ているだけでも、約1時間半のフライト時間があっという間に過ぎていきます。
羽田空港発着混雑の影響で、東京羽田空港には定刻の約30分遅れで到着。
飛行機移動があまり得意でない私ですが、決して苦痛に感じることはなく、静かで快適な空の旅を存分に楽しむことが出来ました。
西日本鉄道「はかた号」〇博0001号車 個室型プレミアムシート(バスタ新宿→博多バスターミナル)
東京羽田空港到着後、預けていた手荷物を受け取り、すぐさまバスタ新宿行きのリムジンバス(東京空港交通)に乗り換えます。
やって来たのは、令和顔の三菱エアロエース(2TG-MS06GP)。
リムジンバスでこのタイプの車両に乗車するのは、実は今回が初めてでした。
バスタ新宿には1時間弱で到着。
到着後、次のバス乗車前に夕食でも・・・といきたいところでしたが、首都高速道路の渋滞の影響でリムジンバスが遅延したことで、乗り換え時間がタイトであったことから、買い物などを済ませて次に乗車するバスを待ちます。
バスタ新宿から乗車したのは、ご存じ「キングオブ深夜バス」「キング・オブ・夜行バス」こと、西日本鉄道の東京~福岡間夜行高速バス「はかた号」です。
今回乗車したのは、写真の西日本鉄道博多自動車営業所所属0001号車。
勝手知ったる、こちらも令和顔の三菱エアロクイーン(2TG-MS06GP)です。
車内は、個室型プレミアムシートと3列独立ビジネスシートの2クラス制となっています。
久しぶりに始発から終点まで乗車するということもあり、今回は個室型プレミアムシートを選択しました。
この「はかた号」の個室型プレミアムシート、実はコロナ禍が落ち着きつつある昨年末頃から、おいそれ簡単に予約出来ない状況になっています。
それだけ人の流れが戻りつつあるという証拠でもあるのですが、中には乗車日1か月以上前の時点でプレミアムシートが満席になっている日も。(※「はかた号」の予約受付開始は乗車日の2か月前となっています。)
「はかた号」個室型プレミアムシートを乗車希望の方は、出来るだけ早めの予約をお勧めします。
定刻にバスタ新宿を発車したバスは、首都高速道路から東名高速道路、新東名高速道路を走行し、北九州・福岡をめざします。
バスタ新宿から2時間程で、新東名高速道路静岡サービスエリアに到着。
こちらで15分間の消灯前開放休憩を実施し、休憩後は車内を消灯、翌朝までお休みタイムとなります。
翌朝、目を覚ますと、外は生憎の雨模様。
折角の楽しい船旅を控えているというのに、なんとなくではありますが気分が落ち込みます。
雨の中、バスは順調に走行し、08時10分、朝の開放休憩場所である山陽自動車道佐波川サービスエリアに到着します。
殆どの乗客がバスを降りてトイレや買い物など気分転換する中、私は洗顔を済ませた後、ひたすら撮影に勤しんでおりました(笑)。
15分間の休憩ののち、バスは山陽自動車道から中国自動車道、関門橋を走行し九州へ。
小倉駅前で降車扱いを行い、北九州都市高速道路から九州自動車道に入ったバスは、10時48分に福岡インターを通過します。
10分程福岡都市高速道路を走行し、10時59分、天神北ランプを流出。
福岡市内の渋滞に巻き込まれたことから、西鉄天神高速バスターミナルには定刻10分遅れの11時12分に到着、そして終点の博多バスターミナルには定刻20分遅れの11時37分に到着しました。
「はかた号」については過去記事で何度もご紹介していますので、今回は乗車の感想については割愛しますが、「日本最長クラス夜行高速バス」の名に恥じない快適な夜行バスであることに間違いはありません。
雨と福岡市内の渋滞の影響で遅れはしましたが、今回も14時間37分の夜行バスの旅を思う存分楽しませていただきました。

【乗車データ】
- 乗車日:2023/04/14
- 乗車区間:
バスタ新宿(新宿高速バスターミナル)→博多バスターミナル - 運行会社:西日本鉄道
- 車両:三菱/エアロクイーン(2TG-MS06GP)
- 年式:2020年式
- 所属:博多自動車営業所
- 社番:0001
西日本鉄道「とよのくに号」別府系統 〇亀3351号車(博多バスターミナル→横断道路観光港入口)
先を急ぎます。
「はかた号」が到着した博多バスターミナル2階降車場から1階上の3階高速バス乗り場へ移動し、ここからは高速バス「とよのくに号」別府系統ノンストップ便に乗車します。
やって来たのは、写真の西日本鉄道別府第二自動車営業所所属3351号車。
令和顔の三菱エアロクイーン(2TG-MS06GP)です。
3車両連続で令和顔の三菱エアロシリーズの乗車となりました。
と、ここで「西日本鉄別府第二自動車営業所って何???」と思われる方へ。
この「とよのくに号」別府系統スーパーノンストップ便は、西日本鉄道と亀の井バスの共同運行路線ではありますが、実は西日本鉄道が同社担当便を亀の井バスへ委託しており、亀の井バス別府営業所内に管理委託用営業所「別府第二自動車営業所」を設置して西鉄の車両を亀の井バスの乗務員が運行するという形態を採っています。
同様の運行形態は、福岡~日田線「ひた号」(西日本鉄道・日田バス)でも採用されており、委託されているグループ会社にとって主要業務のひとつにもなっています。
写真は、西日本鉄道福岡高速自動車営業所所属3348号車(三菱エアロエース 2TG-MS06GP)。
撮影当時は福岡~熊本線「ひのくに号」で活躍していましたが、現在は別府第二自動車営業所へ貸し出され、「とよのくに号」別府系統ノンストップ便で活躍しています。
車内は、4列シート40人乗りの昼行高速仕様。
きちんとした形で車内を撮影することは出来ませんでしたが、各座席に充電用USBポートを完備している他、車内最後部にはトイレを設置しています。
10名程の乗客を乗せた「とよのくに号」別府系統ノンストップ便は、定刻に博多バスターミナルを発車。
次の西鉄天神高速バスターミナルでも10名程の乗客が乗車し、天神北ランプから福岡都市高速道路を走行、博多港の景色を眺めながら、福岡空港国際線ターミナルへ向かいます。
福岡空港国際線ターミナルでは、インバウンド客が20名近く乗車し、車内はほぼ満席に。
人の流れが戻って来ていることを改めて実感します。
定刻より若干遅れて福岡空港国際線ターミナルを発車したバスは、再度福岡都市高速道路に入り、太宰府インターから九州自動車道へ。
高速基山で最後の乗車扱いを行い、鳥栖ジャンクションから大分自動車道に入ります。
大分自動車道に入ったあたりから、雨と霧が酷くなっていきます。
そして、なんと、湯布院インター~別府インター間が霧で通行止めに。
このため、湯布院インターから別府までは一般道を迂回することになりました。
迂回路として走行する大分県道11号線。
正式には大分県道・熊本県道11号「別府一の宮線」と呼ばれており、大分県別府市から熊本県阿蘇市に至る主要地方道でもあります。
日本百名道の一つとして知られており、一部の区間はやまなみハイウェイの愛称が付けられていることでも有名です。
この区間を通るのは本当に久しぶり。
生憎の空模様ですが、連続するヘアピンカーブに、上から眺める湯布院の街並みなど、迂回路が楽しすぎます(笑)。
バスの終点は別府北浜の亀の井バスセンター前ですが、今回はひとつ手前の横断道路観光港入口にて下車。
定刻約50分遅れでしたが、楽しすぎる迂回路のおかげで疲れが吹っ飛びました。
【乗車データ】
- 乗車日:2023/04/15
- 乗車区間:
博多バスターミナル→横断道路観光港入口 - 運行会社:西日本鉄道
- 車両:三菱/エアロエース(2TG-MS06GP)
- 年式:2019年式
- 所属:別府第二自動車営業所(亀の井バス管理委託)
- 社番:3351
目の前には、この日お世話になる最新鋭フェリー「さんふらわあ むらさき」の姿が。
出航は数時間先ですが、乗船するのが今から楽しみです。
【おまけ】動画にしてみました
現在、Youtubeにて公開しています。
宜しければご覧いただけると幸いです。



